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伊ノ沢スキー場の30m級シャンツェ

2015年07月04日 | シャンツェネタ
北方資料デジタル・ライブラリーという北海道の古い資料を集めたサイトで旭川の古い写真も多く公開されたとのことで
昨日から色々見ていたのですが、伊ノ沢スキー場の写ったこの写真を見てビックリ。
スキー場の左のコブの所です、赤で囲った部分。




これどう見てもジャンプ台のヤグラですよね?
国土地理院の空中写真を見てみると確かに昭和22年の物にそれらしき物が(赤い四角内を拡大したのが2枚目)。



※出典:国土地理院さんの空中写真を加工

ここでふと思いだしたのが、以前冬に銀の沢シャンツェを見に行った記事のコメントにあった、
「伊の沢スキー場の左側15分ぐらいいったところ」にあったという30m級ジャンプ台。
これ左側を15分ぐらい登ったところと考えればドンピシャで当たるじゃないですか、
そう言うことだったんですか木村様!?

さて、こうなってくるとまた「伊ノ澤シャンツェ」との関係性が気になってくるところですが、
もしかしたらこれが昭和5年に出来た奴なのか?とか思いつつ今日になって旭川市中央図書館に行って
旭川市史を調べたのですが、それによると昭和11年11月10日、伊之沢に旭川中・旭川商業が協同でシャンツェを
造ったことが書かれていました。
雨紛シャンツェ=銀の沢シャンツェのことを知ったときの記事で伊ノ沢シャンツェの完成時期が
昭和5年なのか11年なのか、と言うことに触れましたが、昭和11年に出来たというのがこの協同の「伊之沢シャンツェ」で、
昭和5年に造られた「伊ノ澤シャンツェ」とはまた別のシャンツェなのではないか、と言う疑惑も…
といいますか、この冒頭の伊ノ沢スキー場の写真の右側のS字カーブと比べると昭和5年の台のプロフィールと比べて
ちょっと小さいようにも思えるんですよね、もっとも位置関係的にS字カーブより遠いようなので
実際よりは見かけの大きさに差が出てる可能性はありますが…一つの謎が解けた一方で別の謎が深まった感じです。

ところで市史に寄れば昭和9年に第7師団の尽力で春光台にもジャンプ台が作られたとか。マジかああああ!!?
昭和22年の空中写真に何となくそれっぽいのが見えたんだけど見間違いの可能性もあるし…
どこにあったんだべ。

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2 コメント

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ジャンプ台 (木村良美)
2015-09-11 17:29:35
今日記事を見ました記事の内容が少し違っています。ヤグラわなかったですよ。私自身飛んでいました。1968年の一年間は伊の沢のジャンプ台で1969年から嵐山に新しく30メートルのジャンプ台が出来たので全ての大会は嵐山で開かれるようになるました。
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>木村良美様 (野々村@管理人)
2015-09-12 22:03:03
コメントありがとうございます。
あら、そうだったのですか。でも1968年とかその頃だとこの写真のジャンプ台とはまた違ってたかも知れませんね
(この写真もヤグラに見えるだけで違ってたかも知れませんが)。
1967年の空中写真だとスキー場の辺りにはジャンプ台らしき物を見つけられていないのでその辺り凄く気になるところです。
ちなみに写真のジャンプ台らしき物は今のスキー場の左端に沿って登っていった途中と思われますが
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