Do be Ambitious! 日記館

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東川町:北七線の沢溜池(仮)リベンジと、上流の旧貯水池。

2016年05月03日 | ダム・貯水池
以前、東川町の山の中にある小さなアースダム貯水池を紹介しましたが(こちら)、
草が生い茂る前にもう一度行ってみたくなって、連休初日の晴れた今日行ってきました。
この季節だからもしやと思ったらやはり余水吐は越流していました。行って正解でした。


余水吐の導流部は右にカーブした後オレンジの水門から取水した部分と合わさり、そのまま
水門からのルートを直進していたのは意外でした。もっと向こうまで行くかと思ってた。
と言いますか国土地理院の地図じゃそうなってましたからね。
下流側の水門から奥の方に水路が走っているのでここで分けて向こう側に流せるようになってるけど
下流の畑の手前で結局合流するのよね。ちなみに水路はこんな感じで通っているようです。

今回びっくりしたのは堤体の高さ、中程に段差があるのだけどそこの高さが150cmちょい、おそらく
全体でも堤高4mぐらいしかないみたいなんですよね、これにはびっくり。
6~7mぐらいあるのかな、とも思ってただけにびっくりです、でもU-5物件とか大好物です。




さて、今回のメインはその更に上流、前回の記事に貼った地図で少し右側にスクロールすると池が見えるのですが、
先の貯水池は1977年時点では存在していなくて、その上流にあるこの池が貯水池になっているのが分かるのです。
これを見に行ったのですが、左への分かれ道のところが林道工事で手が加えられていてびっくりしました。
見た感じだとじき舗装されそう、その工事区間が終わる辺りにその旧貯水池はあるのですが、最初そうだと知らずに
距離感も分からないままさらに1km近く登ってしまい、こうなったらいっそとその道を行けるとこまで
行ってみたのはまた別の話。戻ってきて上から見るとすぐ分かりました。
旧貯水池は下流と左岸が盛り土の堤体になっていて、すっかり笹に覆われていたので
アプローチには苦労しました、と言いますか提体の奥には行けず。
右の写真の奥あたりから取水してたんだろうか。
ところでこの旧貯水池、1967年の航空写真には無くて1971年のにはあったんですよね。
この4年間の間のいつ出来たんだろう。ちなみに60年代にはこの辺までずっと田んぼだったようです。