逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

自国民保護を忘れたファシスト軍(IDF)

2023年11月18日 | 軍事、外交

トルコ大統領「イスラエルはファシズム国家」、独首相「ばかげている」

11月15日 AFPBB News 

AFP=時事】ドイツのオラフ・ショルツ首相は14日、トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン大統領がイスラエルをファシズム国家だと批判したことを「ばかげている」と一蹴した。

エルドアン氏は10日、イスラエルの「正当性」は「自らのファシズムによって疑問視されている」と主張した。

 この発言について記者会見で質問されたショルツ氏は、イスラエルは「民主主義国」であり、「人権と国際法に縛られ、それらに従って行動する国でもある。したがって、イスラエルに対する非難はばかげている」と述べた。(★注、数々の国連決議に違反し無法の限りを尽くすイスラエルの犯罪は明らかで、ドイツのシュルツ首相の「バカ」発言とは、小学校低学年定番の「馬鹿言うものがバカだ」がピッタリだった。高偏差値の「知的エリート」(エスタブリッシュメントが救いようがないほど愚かだったとの怖い話)

 エルドアン氏は3年ぶりのベルリン訪問を控えており、ショルツ氏やフランクワルター・シュタインマイヤー大統領と会談する予定。

 しかし、エルドアン氏はイスラエルのパレスチナ自治区ガザ地区への激しい攻撃は「戦争犯罪」だと非難するとともに、イスラム組織ハマスはパレスチナ人の土地のために戦う「解放者」だとの認識を表明しており、ドイツ訪問は物議を醸している。
11月15日 AFP

ナチスドイツと相似形のイスラエル

トルコのエルドアンとドイツのショルツによるファシズム論争の尺度として一番簡単な「リトマス試験紙」(物差し)とは、「人種差別」だが、今のユダヤ人至上主義のイスラエルとはアーリア人至上主義を掲げたナチスドイツの別々に生まれた一卵性双生児で、少しも違いが無い。まったく「瓜二つ」なのである。ユダヤ人国家を標榜するイスラエルは、白人至上主義のアパルトヘイトの1994年以前の南アとも瓜二つ。(★注、イスラエルと南ア連邦は共同で密かに核開発を行った核兵器保有国だったが、全人種の総選挙の実施前に南アから核を撤去した)

ナチスドイツ占領下のフランスのレジスタンス、イタリアのパルチザンなどと同じでイスラム組織ハマスはパレスチナ人の土地のために戦う「解放者」だとのエルドアン大統領の認識は当然だった。(★注、イスラエルの「自衛権」云々を喧伝しているアメリカNATO諸国の論理は民主主義とは大きく逸脱していた)

民主主義やファシズムの尺度としては、「自国民の保護」を最優先するとの国家の基本原則を尊重しているか否かでも判定できる。(★注、近代国家として未熟だった日本型ファシズム「軍国主義」ではカミカゼ特攻や集団自決の強要、沖縄戦や満州などで「自国民保護を最優先する」考えがないので、一般市民を犠牲にして軍事作戦を遂行して無駄に犠牲者数を増やしいる)

欧米先進国の植民地政策としての1948年イスラエル建国

「鬼畜の所業」非人道極まりない「ガザ地区のジェノサイド」を続けるアパルトヘイト犯罪国家イスラエルが「民主国家だ」と言っているのはドイツのオラフ・ショルツ首相や英米NATO諸国首脳(高偏差値の「知的エリート」(エスタブリッシュメント)だけ。

欧米列強でも一般市民は政府首脳とは別に、パレスチナ人の無差別殺害(集団懲罰)を行うイスラエルのディフェンスホース(国軍、自衛隊)がファシズム国家の軍事組織である事実を知ってしまった意味は大きいのである。

1カ月前の10月7日のパレスチナ人の抵抗組織ハマスのアルアクサ洪水作戦(レジスタンス)以後の常軌を逸したイスラエル(ネタニエフ)の軍事行動(仇討ち?無差別報復、集団懲罰)は戦闘では勝てる。しかし、何と驚くことに政治的には大敗北を喫していた。

古くはベトナム戦争にトンキン湾事件、1990年クエート侵攻~1991年1月の湾岸戦争では駐米クエート大使令嬢が哀れな避難民少女を装って「侵攻したイラク兵が保育器の中の赤ん坊を殺しているの見た」とのアメリカ議会ナイラ証言は余りにも有名だが、一番成功したのが2001年9・11事件の情報宣伝戦。アフガン産アヘン撲滅のタリバンがバーミアン石仏を爆破したことからアフガニスタン侵攻のアメリカは世界中から支持されたが、20年後の2021年8月15日に米軍は夜逃げする。(★注、今までの例では軍事的勝利だけではなく情報宣伝戦で最初は大勝利している。ところが、今回は最初から情報宣伝戦で大負けしている不思議。これでは旧日本軍と同じで軍事的に勝っても必ず最後に無条件降伏するしか道が無い)

世界最大最強のアメリカの軍事力や経済力に目が向きがちだが、実はテレビや新聞など世界を支配するリベラルメディアやインターネット全般を抑えるGAFAの情報支配、ハリウッド映画やディズニーランド、ジャズやロックなど文化全般を含む総合的な情報宣伝力こそがアメリカのスーパーパワーの源泉なのである。圧倒的な力量差で「勝って当然」だが何故か今回だけは最初から負けている。

胡散臭い湾岸戦争→1993年「オスロ合意」(2014年「ミンスク合意」とソックリ同じ毒饅頭)

欧米列強による植民地解放運動の、本来ならパレスチナ解放機構(PLO)(アラファト)が絶対に飲めない圧倒的に不利な条件(イスラエルにとっては大儲け)を受け入れたのは、1990年の湾岸戦争開戦で軍事独裁フセイン政権がイラクのクエート侵攻より、欧米列強が全面支援したユダヤ人シオニストによるイスラエル建国が比べられないほど、圧倒的に悪いと主張して(時期が悪いだけで、主張自体は少しも間違っておらず100%正しい)イスラエルに向かってスカッドミサイルを発射したことをPLOが支持した。
しかしイラクはアメリカやNATO諸国サウジアラビアや湾岸諸国の有志連合に短期間の戦闘で呆気なく敗北する。
サウジアラビアなど湾岸諸国やアメリカや欧米、国連機関などが支援金を止めて兵糧攻めにあって、「背に腹は代えられす」泣く泣く「オスロ合意」受け入れた経緯がある。

2014年「ミンスク合意」はドイツ首相メルケルが「時間稼ぎだった」(最初からウクライナのネオナチ政権は守る気が無い)ことを認めたが、1993年「オスロ合意」も最初からイスラエルやアメリカ側が守る気が無い空証文。パレスチナを騙す目的の「毒饅頭」だったのである。

何故か、10月7日以降世界最強最大のイスラエルやアメリカ欧米リベラルメディアが最も得意とする情報宣伝戦で、連戦連敗している不思議

これまで「情報宣伝戦」が主力の世界帝国アメリカ関連の軍事作戦を知っていれば絶対に「あり得ない」、アッと驚く奇妙奇天烈摩訶不思議な出来事が目の前で起きていた。イスラエルが「ガザ地区の完全破壊」やパレスチナ市民のシナイ半島の砂漠に追放すると公言するなど、「政治的」風向きが180度逆に吹出した不思議。(★注、戦時下でも病院や学校を標的にすれば戦争犯罪で、言い訳出来ない悪事を繰り返すイスラエル軍。それを承知で、仕方なく擁護するドイツのシュルツや日本の岸田文雄は苦しい立場に追い込まれる)

元共同通信の田中宇ではないが、これでは「思いっきり過激に軍事行動を行って」わざと大失敗させ、アメリカの覇権を壊す(軍事だけではなく、信用力や権威を失墜させる)「隠れ多極主義者」そのものである。無謀な集団懲罰のジェノサイドを行って世界の世論を敵に回したイスラエルが勝てる確率は限りなくゼロ。(★注、今回スペイン風邪以来100年ぶりの新コロ騒動発生や危険性が不明の遺伝子操作mRNAワクチン強制接種と同じで、あまりにも不思議で、説明が付かない異常事態なのである)

【14日詳細】ガザ地区 死者1万1200人超 深刻な燃料不足も

双方の死者 1万2000人超に

ガザ地区の地元当局は13日、一連の衝突でガザ地区ではこれまでに1万1240人が死亡し、このうち4630人が子どもだったと発表しました。

一方、イスラエル側ではこれまでに(★注、10月7日イスラエル側の犠牲者数は1400人だと1カ月間以上も言い続けていたのに。)およそ1200人が死亡していて、双方の死者は1万2000人を超えています。

(★注、イスラエル軍が水増し 今までの犠牲者数1400人である。11月14日に唐突に、そこから200人を引いて1200人と発表したが、その原因とは「ハマス戦闘員死者数を加えていた」と今頃になって突然言い出した無茶苦茶。中東最強を誇るイスラエル軍は、なんとイスラエル人一般市民とハマス戦闘員との区別が出来なかったらしいのである)

イスラエル軍 “ハマスが使用したとする病院” 映像公開

イスラエル軍は13日の発表で、ガザ地区北部にあるランティシ病院を特殊部隊が急襲したところ、病院の地下で、イスラム組織ハマスが人質を監禁していたとみられる空間を確認したと主張しました。
(抜粋)
11月14日NHK

(★注、中東最強のイスラエル軍の大失敗。アメリカやイスラエルなら一般市民一人分程度の装備の量で、これが国際法違反のイスラエル軍の病院無差別攻撃の言い訳に出来ると思っているなら、冗談にしても趣味が悪すぎるブラックジョーク。イスラエルの戦争犯罪は明らかだった)

10月7日のハマス戦闘員(ガザ境界から2キロのキブツ「集団農場」防犯カメラの画像(AFPニュース)

犠牲者数が200人も水増し1400人にしたやむを得ない理由

10月7日のハマスのアルアクサ洪水作戦から1カ月以上経った11月14日になって、やっとイスラエル側犠牲者数が1400人から1200人(ハマス戦闘員200人が混じっていた)に確定した不思議の原因とは、中東地域で最強のイスラエル軍は、「自国市民の保護」との正常な国家の「まともな国軍」としての大原則、イロハのイを丸っきり失念していたとの怖すぎる現実。

目先の効率だけを最優先。自国民の命を無視するファシスト(IDF)軍の末路

たぶん、ナパーム弾でハマス戦闘員が占拠していた地域一帯を無差別に空爆して、人質になっていた自国の一般市民もろともに全部を焼き殺したのである。軍事効率「コストパフォーマンス」が良いのでイスラエル軍は、これでは戦闘には勝てる。ところが、最後には自国や世界の一般市民政治的支持を失って必ず戦争で大敗北する(★注、78年前に自国兵士や市民の命を無視した日本軍と同じ発想や行動なので結果も同じになる)

ミュンヘンオリンピック事件

1992年9月5日、ミュンヘン五輪選手村にパレスチナ武装抵抗組織「黒い9月」メンバー8人がイスラエル選手を人質にしてイスラエル政府に捕虜交換を提案したがイスラエル政府(ウクライナ首都キエフ生まれのゴルダ・メイア首相)が拒否。ドイツ当局は強硬解決策をとって人質11人全員と警官1人、武装勢力側5人の17人が死亡する。その後イスラエル政府(モサド)はアルジェリアなど北アフリカや中東各地でパレスチナに対して暗殺作戦で抵抗組織要人殺害を繰り返す。(★注、露骨なイスラエル政府諜報機関の報復名目の暗殺の横行をアメリカが「自衛権」を根拠にお目こぼしした結果、欧米先進国の政治家は一人もイスラエルの蛮行を批判出来ない非常識極まる現在のダブルスタンダード状態が出来上がった)

 

「イスラエル軍が残虐さ訴え」ではなくて、一字違いで大違い「イスラエル軍の残虐さ」訴え

11月9日 ANNニュース

境界線を越えたハマス戦闘員に対してイスラエル人一般市民を無視して無差別にナパーム弾で空爆を加えただけではなく、4000度の高熱になり骨までとかす非人道的残虐兵器の白リン弾を使用していた可能性が高い。イスラエル軍は国内の考古学者を総動員して遺骨の識別を行う無茶苦茶。(★注、78年前の沖縄戦でもあるまいし、現在起きている戦闘で法医学者の出番はあるが、考古学者を動員するなどイスラエル軍の無法ぶりには限度が無い)

暴戻(パレス)チナヲ膺懲ス 

2023-11-10 22:13:47 | 社会 rakitarouのきままな日常

2023年10月7日、突然のハマス戦闘部隊によるイスラエル越境攻撃で、1,400名の軍・民含むイスラエル国民が死亡(★注、1カ月以上経った11月14日に1200人と誰にも分からないように密かに修正)、数百人が人質として連れ去られました。

イスラエル政府および軍(IDF)は、直ちに報復攻撃に転じ、現在ガザ地区は無差別爆撃を受け、3,000名の子供を含む1万人以上のパレスチナ人が死亡したと報じられています。攻撃したハマスの部隊だけを戦闘対象にするのは解りますが、「暴戻パレスチナヲ膺懲ス」と言う精神で、「パレスチナ人全て」を懲らしめる事で、イスラエルに歯向かう気概を無くしましょう、という目的で行っている様にも見えます。暴支膺懲の結果、中国が日本に対する抵抗意識を無くすことはなく、却って中国人の団結を強め、結果的に大日本帝国の滅亡に至った事は歴史が証明しています。

私はイスラエルも同じ運命と思いますし、世界中の多くの識者が同じ結論に達しています。暴支膺懲のきっかけとなった通州事件が意図的に残虐性を強めて報道されたのと同様、10月7日のハマスの襲撃「アル・アクサ洪水」も残虐性、被害ともに意図的に誇張されている事がSNSの発達した現在、直ぐに白日の下に現れつつあるようです。

しかもイスラエル民間人への被害の多くは実はイスラエル軍の攻撃によるものであった事も地元イスラエルのメディアで報道されています。以下にそれらをマックス・ブルメンタール氏がまとめたGrayzoneの記事の日本語訳抜粋を載せます。(抜粋)

地元イスラエルのメディアが報道「イスラエル民間人被害の多くは実はイスラエル軍の攻撃によるもの」

イスラエル軍が戦場で使う恐怖の白リン弾

最新の「ハマス襲撃の跡をイスラエル軍が公開 その「残虐さ」訴え」11月9日テレ朝news では、

「宿舎のほど近くにある集落でも行方が分からなくなっている犠牲者が大勢います。このため、軍の兵士らのほか、考古学者らが招集され、遺跡を発掘する方法で犠牲者らの遺骨の収集に当たっていました。
考古学者:「我々は遺骨を集めています。行方不明となっている人の身元特定につながることを願っています」
と現場の、細かいジャリをふるいにかけて小さな欠片になったイスラエル人犠牲者の遺骨を探しているのですが、無茶苦茶にも程がある

78年前の沖縄戦では無く1カ月前の戦闘なのですから、考古学者の力は必要ではない。今回のイスラエル軍は人質もろとも無差別的にハマス殲滅では自国の領域内でも4000度の高熱の残虐兵器「白リン弾」を使った攻撃したのですよ。まさに鬼畜の所業

同じく最新の読売新聞「シファ病院に1万5000人、迫るイスラエル軍の戦車…爆発は「ガザのテロ組織が発射」と主張」
では、
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は職員の死者数が10日、101人になったと発表した。イスラエル政府は10月7日以降のイスラエル人の死者数を約1400人から約1200人に下方修正した。(★注、一カ月以上経ってから、しかもガザ地区無差別空爆や病院攻撃でマスコミが多騒ぎしている隙を突いて、誰にも分からないよう唐突に11月14日の下方修正は、信用度が大幅に低下する)

アメリカやイスラエルが最も得意とする情報宣伝戦で、遥かに弱小なパレスチナに大負けしているのですから、いくら軍事的に大勝利しても、戦争には絶対に勝てない。

イスラエルの最善の落としどころとしては、1993年オスロ合意しかなかったが、欲を出し過ぎて自分から滅亡に向かってまっしぐらに暴走しています。
そもそもオスロ合意とは冷戦崩壊で後ろ盾を失ったPLOが泣きの涙で調印した極度にパレスチナが譲歩した一方的な代物。本来は1994年の全人種による総選挙の南アと同じ一人一票の民主主義の大原則しか円満解決の方法はありません。正当な、全ての難民の帰還権を認めれば、イスラエルは即座に崩壊します

1948年の建国以来一度も自国内で戦闘経験がないイスラエル軍の残虐さ。

世界帝国アメリカからの無尽蔵の軍事支援のお陰で、最新兵器で武装したイスラエル軍に対して、16年間も完全封鎖されて、地下トンネルを使って人力で運んだイスラム原理主義組織ハマスの軍事力では全くの非対称。そもそもエジプトやシリアなど正規軍との4度の中東戦争でも280倍もの死傷者数に差がある一方的な大勝利なのです。

ところが今回はイスラエル軍は戦闘では勝って、戦争では必ず負ける。
相手の戦闘員をいくら上手に殺しても、巻き添えで自国民を無差別に殺すようでは、近代国家とは言えないし、とうてい「国軍」とは呼べないイスラエルの悪逆非道のディフェンスホース(自衛隊)は解体するしか道はない

同じ「無敗神話」の日本軍との共通性

そういえば、地獄の沖縄戦までの大日本帝国と同じで、イスラエルも10月7日のアルアクサ洪水作戦までは一度も自国内での戦闘経験が無かったが、これが最悪の結果を招く
イスラエルの有力紙ハーレツなどはマックス・ブルメンタール氏がまとめたGrayzoneの記事を掲載
現在は戦闘中なので、イスラエル市民もメディアも批判を控えているが、終わった途端に一斉に大騒動が勃発する
ガザ完全制圧(戦争の大勝利)後には、人質にされた自国民をハマス戦闘員もろともに残虐に殺したイスラエル軍は、韓国の野党系ハンギョレ新聞は「イスラエル軍がハマスとの戦闘で勝利した瞬間、イスラエルは戦争の敗北という毒杯を仰ぐことになるだろう。」「それと共に中東で享受していた米国の影響力も蜃気楼のように消える運命にある。』
と文学的に大敗北を指摘している

イスラエルが1150人のパレスチナ人捕虜を3人のイスラエル兵と交換したジブリール合意を阻止する目的の極秘命令ハンニバル指令が発動されたのでしょう
2014年8月1日、ガザのラファ検問所付近で、ハマスの戦闘員がイスラエル軍将校のハダル・ゴールディン中尉を捕らえ、イスラエル軍が2000発の爆弾、ミサイル、砲弾その地域で、100人以上のパレスチナ民間人とともに自国の兵士を殺害した。
今回のアルアクサ洪水作戦では自国内で大々的にハンニバル指令を実効したとすると、ハマスとの戦争が終わった途端。ハンギョレ新聞が言うように毒杯をあおって御臨終。もちろんハンニバル指令のイスラエル軍全面支持のアメリカの権威も自業自得で「終わり」です

ヨルダン川西岸 ガザ攻撃後、死者200人超(ガザ攻撃前199人。合計400人超で歴史上最高)

ユダヤ人入植者の暴力激化

11月19日(日)赤旗

イスラエル軍のパレスチナ自治区ガザのジェノサイドと連動してヨルダン川西岸でもユダヤ人入植者やイスラエル兵の暴力が激化。西岸でもパレスチナ人の死者は200人を超えている。

西岸北部ナブルス近郊の村では11月11日、イスラエル兵に守られた入植者の襲撃で、4人が射殺されました。「入植者は私たちをテロリストと罵り、パレスチナ人を殺せて満足だとSNSに投稿した。入植者の暴力こそテロだ」
翌日、4人の遺体を救急車で病院から墓地に運んでいたところ、再度入植者の車が救急車に接近して銃撃し乗っていた死亡者の息子二人が即死。入植者の襲撃で、住民が強制退去させられた村も多く、入植者によるオリーブ畑の破壊やオリーブの窃盗も増えている。「私たちの生きる道は、イスラエルによる占領からパレスチナを解放して勝利をつまむか、この地で殺されるかだ」。

10月7日の以前にも、入植者らの襲撃による死者数は今年に入って過去最多の199人(国連発表)。これは、昨年12月に、極右政党が参加したイスラエルで最も右翼的な政権が発足したことが背景にある。
(ハマスのアルアクサ洪水作戦の3カ月前の今年6月には、)
極右政党のベングビール国家治安相は(国連決議違反のヨルダン川西岸に)「入植すると同時に 軍事作戦を進め、建物を破壊し、テロリストを殺害しなければならない。1人や2人ではない、数十人、数百人、必要なら数千人をだ」と公言していた。ベングビール国家治安大臣はハマス襲撃事件後、入植者に1万丁の銃を配布すると約束し、配布を始めています。

11月19日しんぶん赤旗(抜粋)


EUのボレル外交安全保障上級代表(アナトリア通信提供・ゲッティ=共同)

EU、ヨルダン川西岸情勢を懸念 「パレスチナ人攻撃」

配信共同通信

欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸でのユダヤ人入植者によるパレスチナ人に対する攻撃に懸念を表明した。欧州対外活動庁が10月31日、発表した。  

NHK「何でも子供相談室」で有名な池上彰の11月18日(日曜日)夜の朝日テレビ「ニュース解説」ではイスラエルは2000年前のローマ帝国に滅ぼされて云々と喋っていたが、欧州や北アフリカ中東など全ての国々がローマ帝国に滅ぼされている。遊牧民族なら有り得るが農耕民のユダヤ人が国家を失ったとしても世界中に離散するなど妄想世界である。(★注、たぶん欧米先進国「西欧キリスト教諸国」の全面支援でイスラエル軍が虐殺しているパレスチナ人が、長い時間の経過でイスラム化したユダヤ人の子孫たちだったとの怖い真相)

北一輝「日本人は天皇を殺したり島流しにした賊子、逆賊の子孫だ」と同じ発想のお馬鹿なキリスト教徒のユダヤ人イジメ

高偏差値の「知的エリート」(エスタブリッシュメント)池上彰は、世界中のユダヤ人(全人類の比率として0・2%)の85%がアメリカ(国内全人口比で2%)とイスラエル(国内全人口比の7割)に住んでいて、しかも、その大部分が今のロシアやウクライナが元々の出身地である事実を語っていた。

しかも欧州のキリスト教社会が(ナチスドイツを含め、長い長い間、飽きることなく)「イエスキリストを殺したユダヤ人」と厳しく差別していた(時々は虐殺事件が起きていた)ことがイスラエル建国の原因だったと語っていたのである。(★注、パレスチナのアラブ人のセム族の一派ユダヤ人の一人がイエスキリストなので、キリスト教徒の「ユダヤ人がイエスキリストを殺した」自体は正しいが、パレスチナのナザレ生まれのイエスキリスト自身が最初から正真正銘のユダヤ人だったとの馬鹿馬鹿しいオチ。本来ならキリスト教徒のユダヤ人差別とは自己否定に近い無茶苦茶なのである)

WWⅠ後ポーランド再建で激しい反ユダヤ主義が起きる

18世紀エカテリーナ二世の帝政ロシア時代以前からロシア革命の1917年までのユダヤ人居住区では50万人から最大で500万人のカザール系ユダヤ白人が居住していた。
第二次世界大戦開戦時のポーランド人口の4分の1はユダヤ人。農村はカトリックポーランド人で都市はユダヤ人と棲み分け、首都ワルシャワでもユダヤ人口は4分の1だったが帝政ロシアのユダヤ人定住地域がポーランドだったので当然の結果。2023年10月23日 | 宗教 ユダヤ「タルムード」

『2000年間ユダヤ教を差別迫害し、1400年間イスラム教と争うふしぎなキリスト教』

日本人的な一神教に対する誤解としてヤハウェとイエス、アラーは別々の『神』だと思って仕舞うが、実はまったく違いが無いばかりか『一つ』の神である。
『同じ』なのである。では『何』が違うのか。
橋爪大三郎は『ふしぎなキリスト教』で基本となる教義が、三つの一神教で全く違いが無いことを強調しているのです。
ユダヤ教とキリスト教とイスラム教は、基本OSは同じだがバージョンが違うウインドーズの95とXPとビスタの関係なのですから別々の宗教と言うよりも一つの宗教の『別宗派』程度なのです。
それなら今のように宗派間で激しく争う理由が全く無いことになる。
特にユダヤ教とキリスト教との間には教義の違いは無く、実はまったく『同一の宗教』であった。
唯一の違いとは『イエスキリスト』がいるか、いないかだけ。
いないのがユダヤ教で、『イエスキリスト』がいるのがキリスト教なのです。
ちなみに『イエスキリスト』とは、イエスが名前でキリストが苗字ではない。イエス(ヨシュア)は当時はありふれた名前で、『キリスト』はヘブライ語の救世主(メシア)なので『メシアのイエス』(救世主の一郎)の意味である。
『ふしぎなキリスト教』では、無責任にも2000年間ユダヤ教を差別迫害し、1400年間イスラム教と争っている理由が一言も書いていない。
不親切の極みであり意識的な怠慢である。
第二次世界大戦とは宗教戦争でもありユダヤ人差別で600万人もが殺されているのである。
社会科学者が『キリスト教の不思議』に触れるなら、キリスト教のユダヤ教迫害に一言も言及し無いなど有り得るだろうか。
絶対に無い。
『手抜き』というよりも都合が悪いので、わざと無視して『隠している』のでしょう。
キリストの『有る無し』の違いだけで、ユダヤ教とキリスト教が同一宗教内で血みどろの抗争を2000年にわたって繰り返しているのです。

『日蓮正宗=ユダヤ教、創価学会=キリスト教』

『池田大作より他に神はなし』
創価学会とは、数々ある日蓮宗系の弱小教団『日蓮正宗』の一信徒団体(法華講)に過ぎなかったが超巨大化し、1952年に信徒団体という特殊な形態のまま、東京都知事(★注、石原慎太郎)の例外的措置をもって宗教法人の認証を受けた経過がある。
一信者団体が教団から破門されて以後、その宗教法人としての認可が正当なものかどうか疑わしいが『池田大作より他に神はなし』と、自分の生みの親である筈の日蓮正宗教団を飽きることなく口汚く攻撃している様が見苦しい。
宗門と創価学会の異様で摩訶不思議な敵対関係であるが、宗教信者がその宗教(本山)を罵るなど、正誤に無関係に自動的に論理的自己否定になるので普通なら考えられない。
絶対に、有り得ない話である。
ところが、現実には『ありえないふしぎ』が目の前で起きている。
まさに『ふしぎなキリスト教』である
日蓮正宗=ユダヤ教、創価学会=キリスト教であることが理解出来れば、キリスト教に疎い我々日本人でも『ふしぎなキリスト教』の数々の謎が簡単に解明できるでしょう。
(抜粋)

「ふしぎなキリスト教」不思議な橋爪大三郎 2013年06月26日 | 宗教

10年以上も公の席から姿を消していた創価学会の池田大作が15日に死亡していたと11月18日に創価学会が発表した

核爆弾の理論的生みの親アインシュタイン(シオニストの人種差別発言)

世間にはあまり知られていないが、自分でシオニストだと公言していた20世紀の天才物理学者アインシュタインは極悪非道の土地ドロボウの「悪魔の所業」イスラエルの第二代大統領就任を要請されたが固辞したという。ところが、実は(ナチスドイツとはコインの裏表の関係にある)シオニストらしく欧米先進国の極悪非道の植民地政策で呻吟するアジア諸国民に対しては民主主義を愚弄する汚い「人種差別発言」を、密かに誰にも知られないよう個人的な記録に残していたらしい(しかも、100年後の今も日本人の場合はピッタリ当て嵌まるのですから腹が立つやら、情けないやら。悔しいやら・・・)2018年06月16日 | 社会 一世紀前アインシュタインが見た日本の弱点

@isezakikenji

伊勢崎賢治@isezakikenji 11月18日

突出したガザの子供の死。”土地泥棒の最中の被弾”でしかないイスラエルの「自衛の権利」を保護する欧米、そして日本政府。 pic.twitter.com/WclVwqiJzR

占領軍にとって、戦争犯罪の誹りをかわすための証拠は、いくらでも取り繕えます。証拠がなくても「誤情報だった」で済んでしまいます。すべては、私たちの粘り強い関心の維持にかかっています。 passmarket.yahoo.co.jp/event/show/det

それは、テロの被害者とそのご家族には、かける言葉もありません。しかし、テロリストを殲滅せよ!と言う側こそが、時間をかけて桁違いに多くの無辜の市民の命を奪ってきたことを、この四半世紀、私たちは目撃してきました。今、最も短期間のそれを目撃しています。

passmarket.yahoo.co.jp/event/show/det

【テロリストに妥協するな】これが最凶のテロです。

”テロリスト“をつけ上がらせるな。今必要なのは、その命名者をつけ上がらせるな、です。

isezaki1118.peatix.com

「テロリストとは交渉しない」――COIN戦略上、これがいかに自滅的な言論空間であるか。我々は、もういい加減に気づくべきである。少なくとも、“外野席”が交渉を「敵を付け上がらせる」と騒ぎ立て、その可能性の芽を摘んでいくことの弊害は気づくべきである。

www.chosyu-journal.jp/heiwa/28102

“テロリスト“に妥協するな!って、そんなに正しいことですか? その最強の“命名者”がどんどん妥協してゆく現場に僕は付き合いましたし、思い知らされました。その命名者に従属するだけのそれが、弱い犬の遠吠えに過ぎないことを。日本人のことですが。


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4 コメント

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Unknown (ローレライ)
2023-11-18 19:36:46
ウクライナの製鉄所占領のロシア軍が天使軍に見えるイスラエル軍の病院占領作戦の手口!
無題。 (遍照飛龍)
2023-11-19 17:08:52
テロリストに金を出している米英西欧イスラエル日本とまず交渉するな。

ていえば「テロと交渉するな」は正しいのかもしれない。
11月18日(土)伊勢崎賢治トーク&ライブ (現田石)
2023-11-19 17:53:44
今回の記事から、11月18日(土)伊勢崎賢治トーク&ライブがあったという、興味深い事実が分かりました。
httpsとかが、passmarketで始まるリンクを見ると、伊勢崎賢治(tp)とあり、ジャズかなんかのライブがあった。トランペットを持った伊勢崎賢治(らしい人)の白黒写真も載っていました。
それで、このブログで突然、11月18日(土)伊勢崎賢治トークライブの紹介を始めた動機はなんでしょうか。(たぶん伊勢崎賢治のトークは非常に面白い中身であったろうと想像しますが。)よろしくお願いします。
解決編 (現田石)
2023-11-22 11:03:30
現田石です。
「11月18日(土)伊勢崎賢治トーク&ライブ」云々の話は、単に伊勢崎賢治さんのツイログやツイッターを引用(コピペ)したら、つい(てきちゃ)ったーということみたいですね。

おまけで要らん話を付けます。ヘブライ文字はおおまかにアラビア文字に似ていて右から左に進みます。グーグル(先生)の助けを借りて、日本語を機械翻訳してここに張り付けてみます。
伊勢崎賢治  קנג'י איסאקי
※現田石  גנדישי
タルムード  תַלמוּד

私は神の文字とか神につながる言葉など、信じない無神の者ですが、この私に刺客などが来るかもしれないと思い、わざと私の名前※のヘブライ語訳も載せてみました。

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