逝きし世の面影

政治、経済、社会、宗教などを脈絡無く語る

小出裕章が原子炉冷却水に沈黙

2023年02月23日 | 放射能と情報操作
 
今後、六ケ所村の再処理工場でもトリチウムを海に捨てることになる。 原発を続ける為にトリチウムを海に捨ていることは何とか認めさせたい国と原子力マフィア。 もし捨てられないと原子力はやめざるを得ない。
 
「汚染水はなぜ流してはならないか」小出裕章講演会 
https://youtu.be/rrXxlQuR8io
 
youtube.com
「汚染水はなぜ流してはならないか」小出裕章講演会
「汚染水はなぜ流してはならないか」小出裕章講演会日時:1月21日(土)13:00~15:30(開場12:30)会場:三春交流館まほら大ホール主催:主催:小出裕章講演会実行委員会プログラム00:00 配信待機画面04:52 開会あいさつ05:30 武藤類子実行委員長あいさつ  「原発汚染水はなぜ流してはならないか ...
 
12年前、2011年3月時点で核燃料のメルトダウンが一番心配されていた4号基燃料プールの冷却

「地球のすべての住人は、いずれこの星が居住に適さなくなってしまう可能性に思いを馳せるべきであろう。老若男女あらゆる人が、核というダモクレスの剣の下で暮らしている。それは細い糸で吊るされ、いつ何時にも事故か誤算か狂気により切れる可能性がある。」

時系列的に並べると、

ケネディがアイゼンハワー政権の副大統領ニクソンに僅差で勝利した大統領選挙は1960年11月8日。大統領就任は2か月後の1月20日。米軍やCIA傭兵組織がキューバに侵攻して失敗したピッグス湾事件は1961年4月。

ダモクレスの剣の国連総会ケネディ演説はキューバ侵攻から半年後の1961年9月25日。しかし、なんと国連総会ケネディ演説から1年後の1962年10月から11月にかけての「キューバ危機」で、丸ごとダモクレスの剣の古代ギリシャの恐ろしい説話(人類滅亡の「抑止力」神話)をアメリカ自身が現実化させている。

もちろん本物の「知的エリート」知識人である小出裕章も自分たちの頭上に髪の毛一本で吊るされている日本国の「核の危機」(ボロボロで何時崩壊するか分からない台座「圧力容器が乗る」ペデスタル)を誰よりも知っている。だから今もダラダラと続く膨大なフクシマの原子炉冷却水を(人々がパニックに陥らないよう)一切、黙っていたのである。(★注、メルトダウンして釜の底が抜けたフクシマは「核の危機」は頭上ではなく地下だが意味はまったく同じ)

© 時事通信 提供 コンクリートが溶けて鉄筋がむき出しになった東京電力福島第1原発1号機の圧力容器を支える土台部分=19日(国際廃炉研究開発機構、日立GEニュークリア・エナジー提供)
 
コンクリートが溶けて鉄筋むき出し。フクシマ地下 ボロボロになった原子炉圧力容器の台座「ペデスタル」
 
原子炉圧力容器の数十センチの鋼鉄を溶かしたメルトダウンした超高温の核燃料が福島第一原発地下深くに落下して行方不明らしいが、金星のような濃硫酸の海でもあるまいし「コンクリートが溶けて鉄筋がむき出し」の科学的な説明が不能なのである。コンクリートには内部に水分を含んでいて超高温のウラン核燃料デブリでの熱膨張で爆発的に破壊されたのだろうか?(★注、コンクリートより鉄の融点の方が低いので鉄骨が腐食していないのにコンクリートが溶けているフクシマ地下は不気味すぎる)2022年06月02日 | 放射能と情報操作 フクシマ核燃デブリが野良臨界
 
 

米国のケツを舐める官邸官僚・のケツを舐める安倍晋三・のケツを舐める省庁官僚・のケツを舐めるマスゴミ・のケツを舐める日本国民…というケツ舐め連鎖のムカデ競走。
ただしその先頭に安倍がいるわけじゃない。そんなオツムはない。正確には官邸官僚と安倍はケツのなめ合い関係なのだがね。
 2020年08月29日 | 政治 かくも長き不在 - 逝きし世の面影(コメント欄から抜粋)
 

学研カースト制度で助教と言う最低ランクの清貧に耐えて40年間も『利権ペンタゴン』政官産学報、既得権益「鉄の五角形」原発マフィアと闘い続けて、負け続けても少しもめげず「真実」を訴えていた小出裕章は誰かのケツを舐めているとも思えない。
 
ところが、最大の問題点である福島第一原発の(冷温停止していると公式に発表した)原子炉圧力容器冷却水の大量注水に沈黙。一言も語っていないのですから「何か」に遠慮していることは明らかである。
それなら消去法でリベラルな穏健保守路線(左の自民党)の日本共産党(志位和夫)支持者の動向に遠慮して不都合な事実を封印したと見れば辻褄がピッタリ合う。(★注、現在の共産党は政府自民党と同じで、放射線管理区域並みの高濃度放射能汚染を無視する「除染して全員帰還」(フクシマから一人も逃がさない)との悪魔の選択を行っている)

京都大阪など近畿地方は日本の動乱期には何故か歴史の先頭を突っ走っていて、祐宮(さちのみや、のちの明治天皇)の生母中山慶子の弟(
明治天皇の叔父)の中山忠光卿を首領にした天誅組が決起。文久3年(1863年)8月17日幕府の直轄地を管理する大和国五條代官所を襲撃、十津川郷士2000人で難攻不落の山城「高取城」を攻めた「天誅組の乱」は失敗したが、1868年の王政復古(明治維新)の先駆けとして大事件であった。2015年11月25日 | 地方自治 けったいな大阪地方選、もっとけったいなマスコミの報道 
 

(ほぼ誰も知らない、歴史の穴場)奈良県五条市(旧大塔村)の天辻維新歴史公園(天誅組の天辻本陣跡)天辻峠は標高は790メートル、 紀ノ川水系(丹生川)と熊野川水系(十津川)の分水嶺で、西熊野街道で十津川村に至る要衝 
2021年10月25日 | 政治・外交と天皇制 女性天皇待望論の必然性
 
8年前の2015年大阪市長選では自民党候補を共産党が応援する自共合作が成立していた。ただし、1863年の尊王攘夷の天誅組の決起と同じで惨敗しているのですから何とも教訓的。(★注、大阪W選挙で維新「松井一郎」に大負けしたので関係者が喋りたくないのかも知れないが、8年前の「自共連立」話は大阪市民でも知っている人は少ない。ましてや全国ニュースではないので、大阪市の自共合作は誰も知らない謎のニュース)


『思いきや野田の案山子の梓弓 引きも放たで朽ちはつるとは』長州藩に殺された天誅組の中山忠光卿の辞世の歌とされている

明治天皇の生母中山慶子は中山忠光の姉にあたるので、もしも(ニセ『尊皇攘夷』の)長州藩に暗殺されず(天皇の叔父の)超大物の中山忠光が生き残っていたら明治政府で岩倉具視など下っ端(下級公家)の出る幕はまったくない。
また、清朝最後の皇帝で後に満州国皇帝となった愛新覚羅溥儀の弟である溥傑に嫁いだ正親町三条家(嵯峨家)出身の浩は、忠光の曾孫にあたる。(長州亡命中の中山忠光と親密な関係になったトミは、忠光が暗殺された後に遺児仲子を産んだ。その孫の浩は政略結婚でラストエンペラーの弟と結ばれる)
中国の国父である辛亥革命の孫文の号である『中山』は、日本に亡命中の孫文が天誅組の中山忠光にあやかって自分の号を『中山』と命名したと言われている。ところが、肝心の日本国内では中山忠光も天誅組も歴史の闇に埋もれたまま。
★注、これら、すべての不思議の原因は安倍晋三などニセ右翼と長州藩の胡散臭い妄動が影響していた 
2019年05月08日 | 政治・外交と天皇制 「お健やかな天皇を願っていません」デンデン安倍晋三
 

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8 コメント

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Unknown (ローレライ)
2023-02-24 13:16:47
暴走臨界ウランの冷却水排水の必要のある日本の欠陥原子力システムの地球環境破壊行為を告発できない,日本の原子力政策忖度科学者たち!
汚染水タンク貯蔵続けるべし (ルンバよりは賢い積り)
2023-02-25 23:26:31
汚染水(連中はトリチウムを含む処理水という)は今まで通りに陸上タンクに貯蔵すればいい。福島第2の敷地はガラガラ。Google Earth で見れば分かる。
Unknown (ローレライ)
2023-02-27 13:46:07
太平洋諸国の海洋汚染訴訟は乗り切る自信があるらしい日本政府,敗訴は天文学的賠償となるけど!
松竹伸幸(超左翼おじさん)とほぼ瓜二つ、今回の不思議な不思議な小出裕章講演会の不見識 (宗純)
2023-02-27 15:59:20
嫌な予感がします
「お前たちは間違っている」(今までが間違っていた)とのオルタナティブな左翼護憲派「逝きし世の面影」ブログでは何度も何度も繰り返し主張していることですが、
自然科学や哲学・宗教とは大きく違い、正誤も善悪もそれほど重要ではない。
しかも対象物は一つしかなく(比較物がない)し極端に大きく、分割できないので丸ごと考察する必要がある。地球温暖化など単独で論じるから大間違いを犯す。社会科学では全てが単独ではなく相互に密接に関連しているので、自然科学の様に小さく分割すると元の意味を成さなくなるのです。
しかも困ったことに、検証作業がとんでもなく長期間を要する社会科学では小さな正誤や善悪に拘る分だけ、余計に間違いの迷宮に迷い込んで出れなくなる。
何が一番大事な要素で、何か大勢に影響がない些細なゴミ(猫だましの赤いニシン)であるかの取捨選択。全ての物事の「優先順位」こそが一番大事だと、何度も何度も常に主張しています。

今回の記事では、処理水=汚染水=冷却水なのに、・・・冷却水の「れ」も言わなかった小出裕、こそが一番大事なヒント

処理水=汚染水=冷却水と、まったく同じ意味。それぞれ考え方の違いなのですよ。政府や東電が極最近に言い出したのが処理水で、それまでは野党や左翼知識人と同じ「汚染水」の表現だったことに注目してください。

「処理水」に変わったのは極最近の話だが、実は東電ホームページでは明確に現在もメルトダウンした原子炉圧力容器の冷却水大量注入の事実を書いています。ただし、一番肝心の水量が何処にも書いていない。
そこで毎日毎日溜まる140から170トンもの汚染水の量が、毎日の冷却に使っている水だと考えていたのです。ところが東電や政府自民党が唐突に汚染水を処理水だと言い換えたのです。これは最大のヒントと言うか手品のネタというか
小出裕章は海洋投棄は必然で誰が反対しても無駄で、必ず実行する。青森に建設中の再処理工場の排水はもっと汚いと説明しています。ですから共産党など左翼護憲派の反対運動はそもそもが無駄と言うか、政府東電の「汚染水の海洋投棄」自体が典型的な猫だましの赤いニシン

冷却水大量注入の事実を書いても、一番肝心の水量が何処にも書いていない。ところが、冷却水をアルプスで浄化して再使用したのが処理水だと東電ホームページに書いていた。
その処理水を何度も何度も繰り返し使った後で、汚くなり過ぎたのが「汚染水」
言葉のマジックで、政府自民党や東電はメルトダウンして釜の底が抜けた原子炉圧力容器への冷却水がトンデモナク大量だと示唆していたのですよ。間違いなく現在も臨界しているが、それとも近い将来「臨界する」と政府や東電が死ぬほど心配しているのでしょう。

ですから、冷却水の「れ」も言わなかった小出裕章の事実は、やはり恐ろしいのです。本物の専門家である小出裕章が気が付かないなど、これは、絶対にあり得ないのですから、「黙っている」とは驚愕的な恐ろし過ぎる理由が想像できる
時期的にも、あの不思議な松竹伸幸(超左翼おじさん)と瓜二つ。あまりにもピッタリの騒動だった。

ペガサス・ブログ版松竹伸幸氏の「除名」事件を「活かす」こと(その2) [社会]コメント欄から、

統一地方選直前というタイミングでの、最悪の決断(松竹除名決定と、それに続く過激な松竹バッシングと「大手新聞の反共攻撃」云々との赤旗記事)であり、今回の不思議な騒動の勃発では、今まで長年共産党など左翼護憲派を支持していた良心的な知識人が一斉に憂慮するコメントを出している。

私の当初の判断では、そもそも松竹伸幸(超左翼おじさん)は共産党の外交や安全保障(軍事問題)の責任者なのですから、志位や小池晃など党執行部との阿吽の呼吸の出来レース(双方馴れ合いの八百長プロレス)で、自衛隊や安保容認路線への大転換の公表が目的ではないかと睨んでいたが、違っていたようだ。
少しでも共産党のことを思っていれば今回の除名処分は、最低でも統一地方選が終わるまで待って損害を最低限に抑える必要がある。

そもそも松竹伸幸(超左翼おじさん)に関心を示しているのは極少数のマニアだけ。放置しても何の影響も無い。ところが、これでは丸っきりの自爆(カミカゼ特攻)攻撃である。まさかとは思うが、選挙で「わざと負ける」(共産党を潰す)心算なのだろうか?
もし、これで勝てると考えているとしたら政治音痴にも程がある愚行中の愚行。

ただ今回の不思議な騒動発生では、松竹伸幸(超左翼おじさん)の10年前と今の記者クラブで、驚きの日本共産党の外交安保の基本精神が「武装中立」(憲法9条の非武装は国家の自衛権を否定する悪法だ)と、真偽は不明だが、ほぼ反日カルトの安倍晋三と同じ発言をしていたのですから呆れるやら驚くやら。残念ですが、もし事実なら今回の除名は致し方無いでしょう
by 宗純 (2023-02-22 08:53)

それにしても誰一人も共産党の「民主集中制」の真実を知っている(理解出来る)ものが無い不思議。社会科学のイロハのイの基礎的な歴史をしらないらしいのですよ。誰か読者の希望があれば記事を書きたいが、それでなくともグーグル八分で読者数が激減している現在では躊躇される。間違いなく「民主集中制」の歴史的経緯を書けば共産党支持層が激怒?するか呆れるか。嘆くか。何れにしろ日本人なら誰も喜ばない福島第一原発の地下深くでの再臨界と同じで、意識的に今も続く福島第一原発の発表出来ないほどの大量の冷却水を「危なすぎる」と黙っている小出裕章と同じ理由で、私としても出来れば黙っていたのです。
もう期待しても無駄 (セコイアの娘)
2023-02-28 08:01:00
個人的な理由から、昔元気だった頃の共産党にノスタルジーを感じていましたが、もう期待しても無駄という心境に至ってます。
今の共産党は「ウクライナに戦車を」と叫ぶドイツの緑の党もどき。
しかも日本には反戦を貫くドイツのリンケのような政党がない。病的なまでに右傾化とはこのことでしょうか。
リンケはベルリンで大規模な反戦デモを組織し、これに極右のAfd支持者が参加していたというのが、非常に今時です。
起床後、朝一で日本の夜の報道番組を見る(聞く)というのが長年の習慣でしたが、最近これをキッパリ辞めました。聞くに耐えない。キャスターはマジで自分が報道していることを信じてるんですかね?朝から晩までウクライナがんばれの大合唱。日本は戦争中なんですか?
脱線ですが、今日一番心を動かされた動画
雪の中、戦車をバラの花で埋め尽くすドイツ人
https://twitter.com/ShortShort_News/status/1629683830419505152
NHKニュース解説でお馴染みの兵頭慎治防衛研究所 政策研究部長 (宗純)
2023-02-28 13:47:34
矢張り私の予想した通りで、去年のアメリカ中間選挙対策だったらしい。放送やら新聞やらの姿勢が去年の年末から大きく変化しています。
1周年目の記念すべきロシアのプーチン演説前日の、唐突な居眠りバイデンのウクライナ電撃訪問報道で、マスコミの報道姿勢が大きく変化しています。御老体に鞭打って片道10時間もの鉄道旅行で首都キエフに入っているが何かの罰ゲーム。普通なら大統領専用ヘリを利用すれば数分の1では入れるが、ネオナチに危ない携帯式対空ミサイルスティンガーをばら撒いたので怖くてヘリが使えない。制空権を握るロシアのプーチンが怖いので矢張り航空機も使えないので仕方なく北朝鮮の金正恩の真似で安全な鉄道で移動した。

今まで散々「侵攻したロシア軍に勝利する英雄的ウクライナ軍」を大宣伝していたNHKニュース解説の兵頭慎治 防衛省防衛研究所 政策研究部長が、「ロシア軍は航空戦力を使っていない」不思議な不思議な理解不能。真面目に戦争をやっていない事実を、やっと1年かかって理解したらしいのですから大笑い。
間違いなくNHKや自衛隊戦争研究所、中国習近平がウクライナ停戦で動き出した。
米民主党やリベラルメディアが散々戦争を煽りに煽っていたが、風向きが大きく180正反対に変わっています。これは戦争と中身が違い、ロシアのプーチン大統領の「特別軍事作戦」(警察活動)が正しかったらしい。まあ丸々中身がインチキですね。
たぶん、ロシア軍ウクライナ侵攻の不思議な騒動勃発で開戦1日目でウクライナ空軍が壊滅。仕方なくトルコ製ドローンを多用してウクライナ空軍の代用で胡麻化していたが、これ以上は誰も騙せない。制空権をロシアに握られたままでは戦争継続は無理なんです。店じまいの潮時でしょう。
昨日のNHKニュース解説ではアメリカや英国EUが支援するシリア反政府派(以前の表現なら民主派)が実はイスラム国メンバーだったと国境なき医師団の現役メンバーがばらすし、
今朝の毎日新聞ではレバノンのシリア難民(反政府派、実はイスラム国テロリスト)が働き口を求めてと、ロシア軍の空爆の恨みを晴らすことやら理由を述べてウクライナに傭兵として参加している事実を淡々と書いてある。これは駄目ですね。終わっています
永続敗戦論の白井聡がツイッターで、 (宗純)
2023-02-28 16:45:26
白井 聡/Shirai Satoshi(新刊、『マルクス 生を呑み込む資本主義』出ました)
@shirai_satoshi
·
2月26日
あの今井尚哉氏がここまで強い言い方をしている。

「だから、まずは停戦だ。どうして岸田政権は停戦に向け仲介に動かないのか、僕は怒りすら感じている。これが一番だ」

インタビュー完全版「岸田政権は停戦仲介に動け、資源国と水素外交にシフトせよ」今井尚哉・元安倍内閣首相補佐官
2023年2月20日 エコノミストオンライン

安倍晋三首相秘書官だった今井尚哉ですが、何とも驚くことにウクライナのゼレンスキー大統領全面支援を少しも疑わず暴走する日本共産党志位和夫委員長に比べて、
2万倍は左翼護憲派なのですから驚くやら呆れるやら。エマニュエル・トッドの左右の知識人の入れ替えとの説の一番の良い見本である

今井尚哉はエコノミストのインタビューでの記述が素晴らしい出来上がり、

最後のG8だった2013年サミットで、

シリアのアサド政権を倒すよう動くというのがG7のおおむね一致した見解だったが、ロシアのプーチン氏だけが「アサドを倒して、テロリストに政権を譲ってどうするんだ。現実的に考えよう」と呼びかけた。(★注、ウクライナのマイダンクーデター翌年の2015年9月には米軍傭兵組織のISISイスラム国退治にロシアのプーチンがとうとう立ち上がり「民主勢力」を偽装するイスラム過激派テロリストを一掃する)

 政権を倒したところでシリアは混乱するだけで解決にならない。それは世界の歴史が教えるところで、アサドに停戦を呼びかける方にシフトすべきだとが主張した。
そして安倍氏はプーチン氏と同じ考えだった。そこから安倍氏とプーチン氏の関係は始まる。
(★注、この今井尚哉の安倍晋三の記述が事実だとすると、あの消えた弾丸「安倍殺し」にも別の解釈が成り立ちます。死んだ安倍ヨイショなのか、それとも事実だったのかで歴史解釈が大きく変わります)

当時のオバマ米大統領は、「アサド政権は化学兵器を使った。日本が武力支援ができないのは分かるが、反政府軍へ、日本も何らかの支援を考えて欲しい」と迫る。だが、安倍氏は「じゃあ、アサドが化学兵器を使っている証拠を見せてくれ」とはっきり言い返した。米国は結局、見せられなかった。

 会合に出席していた私(今井尚哉)は、「サダム・フセインが大量破壊兵器を持っている」との偽情報をもとに、イラクと開戦したことを思い出した。歴史とはそういうものだ。その時の世界的な覇権争いの中で、どういう風に自分のポジションを決めるかというのは、優れて国内政治のポピュリズムだ。要するに、「弱腰」という言葉に政治家は弱い。国内向けに強気に見せることが後に戻れなくなる。今、起きていることはそれだ。この話はヨーロッパの連中とよくする。

とにかく武力行使を止めて、話し合いにシフトせよ、と。
■そう。ここまできてしまったら、四半世紀かかる話だ。国際社会は領土の一体性を脅かすことを絶対に許さない。許してはいけない。でも、現実問題、どんどん人が死んでいる。だからまずはどう停戦に持っていくかだ。

 昨年3月29日のトルコのエルドアン大統領による調停は、いいところまでいっていた。本当に。プーチン氏は(調停案を)飲んでいた。あそこで止めておけば、ここまでなっていなかった。

(★注、2月末の一回目のベラルーシ南部で行われていた停戦交渉はネオナチ親衛隊テロリスト集団がウクライナ国会議員で交渉団年バーを殺害したことで、
二回目のトルコのエルドアン大統領の仲介での停戦交渉成立は4月初めの首都キエフのブチャ大虐殺との欧米リベラルメディアや日本のTBS金平茂樹などの「ロシア軍が殺した」との徹底的なキャンペーンで吹き飛んだが、今回の今井尚哉のエコノミストの記述は驚くべき内容です。最社からなのか、それとも去年7月8日の「消えた弾丸」安倍殺しで吹っ切れたのかは不明だが、安部晋三が共産党志位和夫より左翼だったとの不真面目な内容)
CANON はCO2主因論にも反対している (ルンバよりは賢い積り)
2023-03-01 00:30:32
 「今井ちゃん」はCANON だったんですか。知りませんでした。「今井ちゃんはすっごく頭がいいんだよ(by 安倍晋三)」。同じ CANON でも、宮家 邦彦氏みたいな「何が起ころうが常に自公政権擁護」の人もいますが。

 一方、半月ほど前からFBでは「CANON は温暖化CO2主因論に反対している。けしからん」という宣伝がしつこく表示されていました。(オレ環かもしれませんが)

 少し[検索]すると、こんな文章が(以下冒頭部分だけ抜粋引用)

>> キヤノンのサステナブランドの裏で気候変動懐疑論を広めるキヤノン戦略研究所
2022.12.06

要旨
キヤノンは誰もが知る世界的なブランドだ。その製品はカメラ、プリンターや医療用の画像機器など多岐にわたる。また、「共生」という企業理念を掲げ、野生生物や自然を連想させるブランドを緻密に作り上げてきた。

しかし、2022年2月の英紙ガーディアン記事で明らかになったように、キヤノンは矛盾を抱えている。顧客からの評判の良い環境に優しいブランドの裏で、気候変動懐疑論・否定論のための幅広いプラットホームであるシンクタンク ーキヤノングローバル戦略研究所(CIGS)ー を設立している。その影響範囲は、国際的なメディアから子どもたち、政策決定機関にまで及んでおり、気候科学に関する誤った情報を広め、化石燃料を推進し、日本のクリーンエネルギーへの移行を遅らせようとしている。
https://speakslouder.org/reports/ja-canon/

 実はかなり以前、CO2濃度と気温についての物理学的なきちんとした数式を[検索]したとき、なんかムズカシイ数式がきちんと書いてある日本語記事は CANON のものしかみつけることができなかった記憶があります。(やたらムズカシイので私には理解不能でした)
 他は毎度おなじみの「近年の気温変動とCO2濃度変動に相関関係がある」というだけの記事が圧倒的でした。相関関係があるとしても、どちらが原因かは考えないといけません。「温暖化するから海水などに含まれるCO2が大気中に出てくる」のです。
(地球環境での最大の温暖化ガスは、H2O だということは、CO2主因論の人でも認めている事実です)

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