今日の製薬メーカー説明会はキョーリン製薬の吸入ステロイド+β刺激薬合剤のフルティフォームだった。吸入ステロイドはフルチカゾンで、β刺激薬はホルモテロールなので、アドエアとシムビコートの斜めの組み合わせのような薬剤になる。1~5μmの粒子が多く、末梢気道まで到達する割合が多いのがウリだ。
エアゾルなので吸入力が弱い高齢者でも吸いやすい。ただ、ワンプッシュと吸気をうまく同期できない可能性がある。スペーサーがあると吸入しやすいが、エアロチャンバーは本格的過ぎて使いにくい。以前、吸入ステロイドのキュバールに簡単なスペーサーが付いてきて、使いやすかった。その後、薬品におまけとしてのスペーサーをつけるのが禁止されたため、なくなってしまった。100円ショップでエアゾル用の付属品として売ってくれないだろうか。
以前、米国ではほとんどがエアゾルで、ドライパウダーはあまり使用されていないという話を聞いた気がする。個人的にはエアゾルの方が好きだ。
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