なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

睡眠薬でぐっすり眠れました

2017年06月17日 | Weblog

 先週の夜間に、60歳代後半の女性が40℃の高熱で受診した。数日前から発熱(37℃代らしい)があって、市販の風邪薬を飲んでいた。発熱が続くので、近くの医院を受診して風邪と言われたそうだ。

 当直の外科医から連絡が来て、炎症反応上昇と尿混濁があるという。内科入院にしてもらって、尿路感染症(急性腎盂腎炎)として抗菌薬(セフトリアキソン)と点滴の指示をお願いした。  

 翌日の午前中に病室に行くと、すでに解熱していた。発熱以外の症状を訊くと、鼻汁・咽頭痛・咳はなく、排尿時の違和感を感じていたという。それは尿路感染症だろうと思うが、発熱とは関係はないと思っていたのだろう。

 食欲もよく、3日後からは補液を中止して、抗菌薬の点滴静注だけにしていた。当直医が尿培養と血液培養2セットを提出してくれていて、全部から大腸菌(抗菌薬の感受性良好)が検出された。「かぜ診療マニュアル」の「気道症状なし・高熱のみ型」の典型例だ。

 この方は以前から、不眠症で困っていたが、受診はしていなかった。入院してから不眠を訴えたので、不眠時指示のブロチゾラム(レンドルミン)が(自動的に)出ていた。病棟の看護師さんから、毎日なので定期処方で出して、と言われた。

 睡眠薬でぐっすり眠れるようになったと、すごく喜ばれた。うつ病には見えないので、内科で睡眠薬を処方してもよいのだろう。少し続けて飲んでもいいが、調子がよくなったら、半錠にしたり飲んだり飲まなかったり(頓用)してみるなど、自分で調整するよう勧めた。隣の市に住んでいるので、退院後は近くの医療機関でもらうよう紹介状を書くことにした(市内に精神科はないので内科宛になる)。

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