なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

当直帯の入院

2015年01月24日 | Weblog

 昨夜は外科医が当直で、内科当番だったので病院に泊まっていた。さっそく、午後9時に87歳男性が肺炎で入院した。肺気腫があり、原因不明の顆粒球減少があった。妻と嫁が熱心に通院させて、何とか数カ月入院しないでいた。これで5回目の入院になる。

 早朝に発熱・嘔吐・腹痛・下痢(水様便)で85歳男性が入院した。糖尿病でインスリン治療をしていて、内科の若い先生が外来で診ている。入院後に病室に診に行くと、点滴が開始されていたので案外元気だった。

 午前8時に90歳女性が昏睡で救急搬入された。施設に入所していて、脳梗塞(中大脳総脈領域)の既往がある。救急隊からの連絡で、吐血という話だったが、昏睡の方が問題だった。朝に介護士が見つけて救急要請していた。頭部CT。MRIで新たな脳梗塞は確定できなかった。Hbが10で昏睡になることはない。炎症反応上昇があり、尿路感染症があるが、敗血症性ショックではなかった。慢性心房細動がある。脳梗塞再発疑いとして、点滴・オメプラール注・抗菌薬投与で経過をみることにした。

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