スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編437~

2023-03-11 06:09:30 | 食~番外編(京都)

焼肉の名門 天檀 祇園本店

京都市東山区京阪祇園四条駅(南座積)下ル

TEL 075-551-4129

定休日 年中無休

https://www.tendan.co.jp/

昭和40年(1965年)創業の焼肉の名店。

数多くある京都の焼肉店の中でも代表的な店だ。

四条通りに面した南座の裏手にあり、ここ祇園本店が発祥の地。

現在都内の赤坂店、東銀座店を含めて10店舗もある。

京都の歯科医であり作家の柏井さんが書いた

「違いの分かる人が行く場所、選ぶ店」によると居との牛肉が美味しい理由は2つある。

1つは銘牛産地但馬、近江、松阪を線で結ぶと

ちょうど三角形(銘牛トライアングル)の真ん中が京都という地理的優位性があること。

2つは京都人のハイカラ好き。

肉食が解禁になるとすき焼き、ビフテキなどを他の都市より先んじてきた。

京の町の気風が焼肉店のレベルを全国屈指にした。

1階のロビーはまるでホテルのような造り。

そして外の駐車場も車の利用者に対応できるようたっぷりと取ってある。

天檀さんの最大の特色はフロアーに応じて内容を使い分けできる方式、考え方だ。

2階はダイニングフロアとしてモダンな京都を表現した華やぎと落ち着きのあるメインフロアとなっている。

3階はロイヤルフロアーと称して全室個室特別フロア。

メニューも当フロア専用のもの。

和の空間を感じてもらいつつ、くつろぎと心のこもったおもてなしを心掛けている。

4階は130名程度まで利用可能の宴会フロアー。

鴨川に臨む部屋や掘り炬燵の部屋など京の様々なシーンに利用できる。

そして5階以上は鴨川スカイBBQガーデンになっている。

合計で300席もある。

ということで柏井さんのお勧めで京焼肉の頂点3階ロイヤルフロアーを予約した。

このフロアーは他のフロアーとメニューも別で設え、料理、もてなし、どれも最上級とのこと。

ここはバーカウンターもあるウエイティングルーム。

しっとり落ち着いて高級感もある。

ロイヤルフロアーはすべて個室。

廊下はご覧のように畳敷き。

各室の入口も枯山水風で京都らしく和の設えとなっている。

VIPルームもゆとりのあるスペースでなんて素敵なんでしょう。

こちらがスミダマンが通されたお部屋。

枯山水風の壁際には竹が植え込まれていて中も和を基調としている。

対応も着物スタッフが担当としておもてなしを受けた。

これが当フロアーのメニュー。

焼肉タレ、焼肉塩焼、包み野菜、ホルモン、お肉の刺身、逸品、自家製漬物、

サラダ、焼野菜、逸品、スープ、御飯、麺物、デザート、季節のデザート。

何かの参考に石焼ビビンバが1,300円、冷麺が1,200円と良心的な価格設定だ。

メニューの上に赤丸が付いたものが当店のオススメメニューと言っていた。

最初に出てきたスープ。

これはただの焼肉屋のスープとは違う。

見た目もお上品で優しく奥深い逸品であった。

オススメのキムチ3種盛合せ1,300円。

スミダマンは韓国漬物はあまり好きではなく相方がほとんど食べた。

折り重なったパイのごとく柔らかい食感のミルフィーユロース2,400円。

これは上手に焼くのにテクニックがいるため、お店の係りの方が焼いてくれた。

まさにホッペに指を立てて「ボォーノ」だ。

ロース2,200円、特選カルビ2,200円、黒毛和牛特選ハラミ2,800円は

残念なことに1つのお皿に一緒盛りで出てきた。

これはいただけない。

せっかくのお肉が安っぽく見えてしまう。

ただでさえ高級フロアーと言っているのだから見た目も高級感を出してほしいものだ。

焼肉ソースは3種。

特に左下のソースは開店当初からの名物天壇特製「黄金のつけタレ」。

出汁のようなこの店でしか味わえない門外不出のまさに天檀の味と言われている。

右上のみそだれも美味だ。

当店のロース肉は看板メニューと言われているだけに確かにちょっと違う。

他カルビ、ハラミはびっくりする程のものではなかった。

石焼ビビンバと冷麺は2人でシェアしていただき2倍楽しむことができた。

冷麺はシェアした後の写真でビジュアル的に失敗です。