散歩者goo 

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昨日記150919土(奈良の画廊廻り アウトオブプレース クラス)

2015年09月20日 13時51分18秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
晴  最高/最低℃ =28.0  19.1
昨日は、午後から奈良に行く予定をしていたので、不足している食材を早い時間に買い出しに出かけた。

その後奈良に行き、先ず近鉄奈良駅から西に位置する開化天皇陵の西側にあるギャラリーOUTof PLACEに行った。
8人の作家のセレクト・コレクション展を行っていた。
セレクト展として、それぞれ完成度が高く、個性豊かな作品ばかりで面白かった。

OUT of PLACEを出た後、案内状をいただいたギャラリーCLASSに行った。
6時からクロージングパーティーがあり、オーナーや関係者の人が忙しく動き回っていた。
そこで飲み物や、食料品を運んでいた、威勢のいい店の店員らしき人が目についた。
てっきり、食料品店の店員と思ったら、なんと彼が作家の嶋田ケンジ氏だった。
彼は、陶芸教室もされているようで、教室の生徒さんも多く来ていた。
時間になると、私の顔なじみの人も何人か来て、話が弾んだし、作家の嶋田氏やそれ以外の人達とも話が弾んだ。
作品は、いわゆる現代陶芸で、オブジェである。
壁面には、野焼きで焼いたという、1000ピース以上のタイル状の作品が4面にまとめられて展示されていた。
その作品は、以前の「はならあーと」で出品したものだといい、その時は平野部にある田園や村落を表現したという。
今回はその展示作品の配列を崩し再配置して展示したという。
各ピースそれぞれ野焼きの火の通りで、土色から、炭化したものまで様々な表情を見せていた。
この展覧会後、この作品を破壊し、再度今年の「はならあーと」に出品するという。
会場中央には、木片やスレート等が焼け朽ちたような運送用のパレットを縦にしたようなオブジェが展示されていた。
焼け跡の木目や、スレート等の素材感を陶芸でうまく表現している。
会場入り口には、今回の案内状の写真にも使われた、PCのキーボードの風化したイメージの陶芸作品が展示されていた。
全体として、時の流れや滅びゆくものや風化をイメージさせるものであった。
その意味において、今回の展覧会はよく作家の表現したいものを提示することが出来たのではないだろうか。
陶芸の表現の可能性を今後とも追求していくのだろう。


誤解されると困るので、以下の話は、今回の展覧会とは無関係な一般的なことであることを断っておく。
陶芸や写真.映像や版画は、時に技巧に関心が強くなり、ミイラ取りがミイラになる場合を多く見受ける。
現代美術として作品を展示する以上、先ず何を表現しているのかということが問われることになる。
技巧の追及表現が先立って、何を表現したいのか分からなくなれば、それは現代美術というよりは工芸の世界であるかも知れない。
技巧は、表現の為の道具であろう。


芸術談義が長くなったが、話を元に戻す。
CLASSでクロージングパーティーでは、途中までよく飲みよく話、パーティーを楽しんでいたが、途中からやたら眠気を催すようになり、壁に立って寝たりした。
実は前日床に就いたのは、午前2時半ごろなのだ。
朝は6時半に自然に目覚め、その後眠気もなく普通に過ごしていた。
しかしお酒お飲み、夜になって睡眠不足が表面化したようだった。
とにかく眠たくて仕方ないので、9時前にはギャラリーを後にし、帰宅した。

帰宅後、なんとなく歯茎に軽い痛みを感じた。
出発前から、その痛みはあった。
今、咽にも痛みがある。
咽の痛みは、何かの菌(溶連菌等)の感染があるのかもしれない。
要注意だ。

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