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私の、しもやけ対策(改)

2011年12月08日 09時57分36秒 | 医療・健康・運動・食事・予防
明日から本格的に冷えるという。
冬が本格的になると、しもやけやひび割れに悩まされる。

私の場合、耳と足の指にしもやけが出来る。
小学生の頃は手の指にも出来ていた。
足の指のしもやけは、ランニングの時に多少痛みを感じ気になる。

しもやけの原因は単純だ。
末端の毛細血管の血行不良である。
水に濡れたり、寒気等で体が冷やされると、冷やされた部分の血管が収縮し血行が悪くなる。(うっけつ状態)
血行が悪くなると、各細胞に(皮膚や皮下組織等)酸素と栄養が行き渡らなくなり、同時に老廃物質の搬出も滞り、組織が破壊されることもある。
その結果細胞の活動が低下し、炎症を起こすのである。

原理的には、しもやけに対しては、血行を良くすれば良いことが分る。(気温が上がれば血行が良くなり自然に治る。)
ただし、しもやけになってから、物理的に患部をもんだりしてマッサージすると、しもやけは悪化するので注意が必要だしもやけの場合も、化膿とか怪我でも同様だが、炎症を起こしている部分に物理的刺激を加えるのは、良くない。


毎年冬になると、必ずなるしもやけだが、その対策として、私の場合、血行を良くして細胞に充分必要な栄養をいきわたらせ、老廃物を排出させることに注目した。
肩こりや、筋肉痛も血行不良が、関係していることに注目し、しもやけに家庭用常備薬を応用することを考えた。
しもやけの部分や、なりそうな場所に市販の肩こり用の薬・シップ薬を使用することだった。
(市販のシップ薬には、血行を良くする血管拡張作用<メントール等>、抗炎症成分<フェルビナク等>や、その他抗酸化薬配合されている。)

実際に数年前から、しもやけ予防や、しやもやけ対策として、普段使っている肩こりや筋肉痛用のシップ薬を塗っている。
予防として塗る場合、塗る範囲を血行促進をより効果的にするために、しもやけの周辺にも拡大して塗った。
塗った結果は、非常に良好だった。(他の人に有効かどうかは、分りません。)
簡単に、いつでもどこでも常備薬の応用で出来て、害も無く、予防もやりやすい。

しもやけになっている場合は、しもやけ部分を清潔にして、しもやけ部分とその周辺に広くシップ薬を塗る。
塗ったシップ薬を完全に乾かした後、メンターム等の油を含んだ水をはじく軟膏かハンドクリーム類を塗っておく。
しもやけになっている部分は、毎回水仕事が終われば、皮膚についた汚れや石鹸分は洗い流して、完全に乾かし、洗剤でシップ薬やハンドクリームやメンターム等が取れている場合は塗りなおす。

実行したことはないが、湿布薬を塗った後で、その上に傷用の絆創膏をしもやけの上に張るのも、原理的には保温効果の一つとして、有効かも知れない。(効果の程は分かりませんが、もし私がしもやけになれば試して見ます。

数年前から(2016年基準)実際に傷用パット付きの市販の傷用テープ<バンドエイドその他同等品>を、しもやけ部分に筋肉痛の薬とその上に防水を兼ねてメンタームを塗ってから、しもやけ部分に傷テープを貼ったところ、数日で症状が改善し正常に近くなった。
ただし、その後傷テープは水に濡れるたびに交換していて手間がかかるので、百均で購入した100枚100円の使い捨てビニル手袋をして水作業をし、濡れないようにして傷テープを交換する手間をなくした。

しもやけの具体的予防や対策には、先ず保温が第一だ。
冷気にさらされるところをあらかじめ保温する。
例えば厚手の手袋や靴下をするとか、靴底に携帯カイロを入れるとか、耳あてや耳まで覆うニット帽等を着用する等考えられる。(ただし締め付けたり圧迫すると、血行が悪くなるので逆効果 例:厚い靴下を履いたために足が強く締め付けられる場合は、靴のサイズを大きくすることが必要。)
手袋をして冷水で作業する場合は、手袋を二重にし、中に普通の手袋をはめ、その上から大き目のゴム手袋をすると良い。
寝るときに耳等寒気にさらされる可能性のある箇所は保温しておく。

日常的に濡れている部分は、その部分の体温が低下し血行不良を招くので、こまめな処理も非常に重要だ。
先ず、濡れている部分は清潔にし汚れや石鹸類は丁寧に洗い流す。ただし、ゴシゴシと洗いすぎは皮膚組織の表面バリアを失うことになるので良くない。

その後、以下私のやり方の具体例。(他の方に有効かどうかは分りません。一般的に言われていることが基本となっています。)
手などの濡れている部分を拭く場合、予め2本のタオル、即ち水取り用タオルと、完全に乾燥しているタオル、を用意する。
(水取り用タオルは、濡れていても良く小さいタオルでも問題ない。
ただし、濡れると菌が繁殖し不潔になるので、常に洗濯し、タオルが水分を多く含めば強く絞って脱水する。
出来るだけ数時間等に時間を区切って頻繁に取り替えること。フキンと同じ考え方。
乾燥タオルが必要な理由は、水取タオルはぬれているので、完全に水分を除去できず濡れタオルで湿らすのと同じことで、拭いた表面が冷やされる。)

先ず、濡れた部分の水を、水取り用タオルで拭き取る。
次に、濡れた部分を乾燥タオルで拭いて、濡れた部分を完全に乾燥させる。(少しでも濡れていると、気化熱が奪われ表面温度が下がりしもやけになりやすい)
濡れていた部分でしもやけになった、又は、しもやけになりそうな部分の表面に、(塗った軟膏が洗い流されているようであれば、)その周辺も含め広くシップ薬を塗り、シップ薬が乾燥してからその上に保護用にメンターム類の軟膏やハンドクリーム等の、オイルを含んだ物を塗る。

そのほか、しもやけは部分的に皮膚の表面温度の低下で血管が縮小し血流が悪くなることでおきるのだが、全体的に全身の血流が悪いと各細胞に養分を運んだり老廃物を排出したりする機能が低下し新陳代謝も悪くなるので、私の場合軽い全身運動やストレッチで全身の血行を良くするように心がけている。
近年、冬もジムや温水プールで運動していると、しもやけになりにくくなったような気がしている。
(筋肉が増加すると、基礎代謝が増加するため体の発熱量も増えるといわれている。女性に冷え症が多いのも、筋肉の量も関係があるといわれている。)

私の経験では、しもやけになりそうな冷やされた箇所(少しむずむずする)には、早めの予防が効果的だ。
しもやけがひどくなって、ただれたり、黒くなったりする場合は、出来るだけ早く皮膚科の医師の診察を受けることが必要。




以下、参考までに、一般的に言われているしもやけ予防法と対処法を示します。

寒気に、肌をさらしたり、冷たいものに長時間肌を接触させない。
保温する。特に末端部分(耳 指 足 等)は冷えやすい。
肌や保温衣料を、濡らしたり、湿ったままにせず、濡れたらすぐに拭き取ったり乾かす。
(肌が濡れると、気化熱で熱が大量に奪われ冷える。同様に、衣料が濡れると衣料に含まれた水が体から気化熱を奪うので逆効果になり、しもやけになりやすくなる。)
体を圧迫しない、先が細い靴や、ヒールが高い靴を履いていると、足の指先が圧迫されて血行不良になる。

しもやけ治療法(ネットからの情報をまとめたもので、正確でないかもしれません)
40℃位のお湯と冷水(5℃ぐらい)に患部を交互につける(温湯に2~3分、続いて冷水に1分間程度で、お湯から初めてお湯で終わるように。)
かゆくても掻かない。 掻くと症状を悪化させる事がある。(皮膚にダメージを与える。)
     急に温めると血流が戻る時にかゆくなる。
E軟膏の塗布やビタミンEの摂取。(ほうれん草、こまつ菜、バター等) 
ビタミンEは、毛細血管の弾力性を増し、血液循環をよくする。
温めてマッサージする。(但し強いマッサージは逆効果)


2012年12月12日 一部追加

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