散歩者goo 

タイトルのgooは、同名のHPやブログと区別の為付けてます。HPの「散歩者」はこのブログ筆者の私とは全く無関係です。

昨日記160917土(炊飯とダイエット 兵庫県立美術館「藤田嗣治展」ナイトツアー)

2016年09月22日 19時33分38秒 | 日記(昨日記・今の思い考え・行動・情況)
曇  最高/最低℃ =31.6  25.1
17日は、朝に有償ボランティアに行くルートを地図で確認し、最適ルートを調べた。
その後、炊き上がったご飯を、10食余りの冷凍ご飯にする作業を行った。
計量し、整形、ラッピングするので時間がかかるのだ。
少し前まで、ご飯を1食150gにしていたが、最近体重が目標としている65から66㎏余になったので、今後体重増加から体重維持に切り替えるため1食140g前後に減らした。
半年前に体重が62kg台に落ちた時は、ご飯の量を140g前後にしていた。
今回も140gまで減らし、運動と間食で体重の増減を微調整をする予定である。
はっきりしていることは、ジムで運動するより、4km以上歩いたり、地下鉄の階段をエスカレーターを使わずに上り下りすることを数日続けると、確実に体重が減るようで、速足(時速5-6km)での歩行と、長い階段の上り下りがダイエットに効果があるようだ。(私はダイエットする必要がない。)
それ以外に、家事(特に体を動かす掃除や片付)を積極的に行う事も、効果があると言われている。
体験的に、家事や園芸作業を数時間みっちりと作業すると、かなりの肉体労働になり、やり方にもよるが、ジムの運動にも匹敵すると思っている。

午後から、地下鉄で西天満の画廊街を回った。
その後、歩いて梅田まで行き、阪神電車で岩屋にある、兵庫県立美術館に行った。
途中BB美術館の前を通り、見ていきたかったが、時間がないので兵庫県立美術館に向かった。
この日兵庫県立美術館では、この日6時からナレッジキャピタル超学校シリーズの『藤田嗣治展』ナイトツアーが実施され、それに参加したのだ。(ナレッジキャピタル=グランフロント大阪内)
学芸員から30分余りレクチャーを受けてから、展覧会を鑑賞した。
フジタの作品や障害については、様々な研究がなされているので感想や詳細は省略する。

ただ、フジタはピカソとの交流時期に、多くのキュビズムの絵を描いていたと彼は言うが、彼はその多くを廃棄したともいう。
その残りの作品の1点が今回展示されていたが、私はその作品にキュビズムというより、未来派のスピード表現に近いものを感じた。
そもそもキュビズムは1907年のピカソの『アビニヨンの娘たち』と、その重要性に気付いたブラックの『大きな裸婦』(1908年)から始まるようだが、未来派も1909年の未来派宣言から始まるとされている。
時期が極めて近いことや、表現の一部(スピードの表現)に似た表現方法があるので、私の感覚的な意見であるが、初めはキュビズムから始まったが、その後お互いに影響しあったのではないかと思っている。
芸術は様々な流行や考え方が、相互にまたは一方的に影響しあって展開している。(発展かどうかはわからない。・・・何をもって芸術の発展というのか。)
フジタのキュビズム作品は、ピカソも絶賛したというが、表現手法は未来派の動きの表現に近いものを感じた。
(デュシャンの初期の「動き」の表現と似たところもあるが、「階段を降りる裸体No.2」・・一般的にはキュビズムととらえられているが・・。)
フジタの作品の場合はダイナミックに動くわけではないが、時間と空間を分解して描いていて、未来派の影響も入っているように感じた。
そんなことを、考えながら8時前に美術館を後にした。
それにしても、フジタは墨の使い方も含め日本画をよく研究していることがよくわかった。


散歩者gooのトップページへ、 http://blog.goo.ne.jp/sksoo
参考ブログ集 散歩者gooより
(参考ブログは、数週間に1度追加削除しています。数か月以前のものは分野別<芸術 健康 エッセイ 歴史宗教思想 情報機関> に分類しています。)




コメント    この記事についてブログを書く
« 昨日記160916金(図書館 副... | トップ | 昨日記160918日() »

コメントを投稿