10月に京都のJARFOで開かれた「自分で発見する同時代美術の面白さで」講師の尾崎眞人京都市美術館学芸課長のお話の中から話をメモした。
話のみのメモであり、早口のため書き取れなかった部分も多々あり、話の流れ等切れている所や前後の関係性不明も多いことをご了承願いたい。
これは、私的メモで、私の聞き間違いや勘違いもある可能性が大きいので、引用・転載は厳禁です。
美術館では、帳簿上「現代美術」というものは存在しない。
東京都現代美術館や大阪近代美術館準備室では1945年以後を「現代」44年以前を「近代」と区分している。
現代美術=同時代美術
日本の現代美術という用語を使い始めたのは、東京の(有力)画廊が、販促のため目先を変え新しい美術ということで、風呂敷画商的に売り始め成功した。1950年~60年
1960年ごろから読売アンデパンダン 日本アンデパンダン(左翼系)
ネオダダ 具体 ハイレッドセンター ・・・・
アンパンには、美術館が会場を貸さなくなった。
街の画廊がオフミュージアムに貸すようになり、それが今の現代系画廊につながる。
例 長六=16 ベニ
60年代 現代美術のグループがいくつも生まれ、世界的に同時発生的に広がる。
モノ派 具体
1945-55年―60年 戦後美術 戦前古沢岩美 山下菊二
反芸術 ネオダダ アンデパンダン
現代美術はアカデミーコンテンポラリと同じではない。 ??
前衛芸術 アバンギャルド とエピゴーネン(追随者)が誕生
現代美術は、画廊が生み出したもので、商品主義 商業主義の傾向がある。
現代美術の壁で守られるのではなく、一般美術の中で戦え!
現代美術は、想像の意味が作家の中で確定している。思いつきでない。
キャラクター作りと美術を作るのとは違う。
アバンギャルドは命名されていない。 新しいものを創作しよう。 テーマ 技法
アバンギャルドでなければ美術史 前衛主義(エピゴーネン)<追随している=新しくない・信奉者 模倣者>
属性の違うものを合わせると対比で見えてくる。
具体の意味 絵の具を具体的に見せる。
人間の感性や真善美を離れて具体的に見せる。 モノ派
同時に 前衛主義が発生:その形に見せる・・・・・マネ:類似形を制作
モノへの反動 1980年―90年 コンセプチャル
2000~ ヘタウマ 奈良美智
モノを作らぬ人が評価で見るな
キャプションで作品を了解 文字で思うな
評価と鑑賞とは違う。
フェルト帽はゴッホの正装だった。
豊島康子 日常品を非日常化する
「弾痕ステッカー」
課題 豊島康子の下記作品についての短評
「鉛筆」 鉛筆
「復元」 せんべい最後の写真
参考
豊嶋康子作品の「鉛筆」「復元」について。
非形象やダダが融合し、知的遊びを含む現代美術の構造が生まれ、新しい価値観・パラダイムや文法文脈を組入れ現代美術は展開している。
作品について、2004年CASの個展で、自身が、解説自体の意味づけも含め「既にあるものの要素/その仕組みに介入することで別の解釈への可能性を求める」と解説。
両作品は、各商品機能を作者が加工することで、本来の機能を失い、見て面白いものに価値転換した。
知的遊びを楽しむものだ。
美術・芸術(このブログは左記リンクのカテゴリー別「美術・芸術」ホルダーに収納しています。)
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昨日記が長文の場合は、後の方に、昨日記の記事に関連したことで、本来単体のブログで扱うべき考察・評論や、過去の思い出・経過も含まれることが多くあります。
話のみのメモであり、早口のため書き取れなかった部分も多々あり、話の流れ等切れている所や前後の関係性不明も多いことをご了承願いたい。
これは、私的メモで、私の聞き間違いや勘違いもある可能性が大きいので、引用・転載は厳禁です。
美術館では、帳簿上「現代美術」というものは存在しない。
東京都現代美術館や大阪近代美術館準備室では1945年以後を「現代」44年以前を「近代」と区分している。
現代美術=同時代美術
日本の現代美術という用語を使い始めたのは、東京の(有力)画廊が、販促のため目先を変え新しい美術ということで、風呂敷画商的に売り始め成功した。1950年~60年
1960年ごろから読売アンデパンダン 日本アンデパンダン(左翼系)
ネオダダ 具体 ハイレッドセンター ・・・・
アンパンには、美術館が会場を貸さなくなった。
街の画廊がオフミュージアムに貸すようになり、それが今の現代系画廊につながる。
例 長六=16 ベニ
60年代 現代美術のグループがいくつも生まれ、世界的に同時発生的に広がる。
モノ派 具体
1945-55年―60年 戦後美術 戦前古沢岩美 山下菊二
反芸術 ネオダダ アンデパンダン
現代美術はアカデミーコンテンポラリと同じではない。 ??
前衛芸術 アバンギャルド とエピゴーネン(追随者)が誕生
現代美術は、画廊が生み出したもので、商品主義 商業主義の傾向がある。
現代美術の壁で守られるのではなく、一般美術の中で戦え!
現代美術は、想像の意味が作家の中で確定している。思いつきでない。
キャラクター作りと美術を作るのとは違う。
アバンギャルドは命名されていない。 新しいものを創作しよう。 テーマ 技法
アバンギャルドでなければ美術史 前衛主義(エピゴーネン)<追随している=新しくない・信奉者 模倣者>
属性の違うものを合わせると対比で見えてくる。
具体の意味 絵の具を具体的に見せる。
人間の感性や真善美を離れて具体的に見せる。 モノ派
同時に 前衛主義が発生:その形に見せる・・・・・マネ:類似形を制作
モノへの反動 1980年―90年 コンセプチャル
2000~ ヘタウマ 奈良美智
モノを作らぬ人が評価で見るな
キャプションで作品を了解 文字で思うな
評価と鑑賞とは違う。
フェルト帽はゴッホの正装だった。
豊島康子 日常品を非日常化する
「弾痕ステッカー」
課題 豊島康子の下記作品についての短評
「鉛筆」 鉛筆
「復元」 せんべい最後の写真
参考
豊嶋康子作品の「鉛筆」「復元」について。
非形象やダダが融合し、知的遊びを含む現代美術の構造が生まれ、新しい価値観・パラダイムや文法文脈を組入れ現代美術は展開している。
作品について、2004年CASの個展で、自身が、解説自体の意味づけも含め「既にあるものの要素/その仕組みに介入することで別の解釈への可能性を求める」と解説。
両作品は、各商品機能を作者が加工することで、本来の機能を失い、見て面白いものに価値転換した。
知的遊びを楽しむものだ。
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