散歩者goo 

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ファストフードで見た高校生のある行動

2012年09月06日 21時38分15秒 | エッセイ &余談 ・短感・片言雑事
昨日ファストフードで目にした光景である。
私はいつものように、プールの帰りファストフードによった。
コーヒーを飲みながら、本を読みつつ、表の人通りを眺めていた。

私が座った客席のブロックは、二人用テーブル席とカウンター席が1mほどの通路を挟んで並んでいて、入口から見てブロックの左側には、外に面した窓に丸椅子のカウンター席が10席ほど設けてある。
ブロックの右側の二人席の列には、ブロック間仕切り側に1本の長い白いベンチシートが置かれ、その前にカウンター席の丸椅子と同じ間隔で、50センチ角程度の白い固定テーブルテーブルが並び、そのテーブルを挟んで、通路側に、通路を背にして白いプラスチックの背もたれ付きの椅子がテーブル毎に並べられている。

カウンター席の奥には私服の男女高校生が並んで勉強をしていた。
私は二人席のベンチシートの真ん中から少し奥の席にかけていたので、かれらの動きを斜め後ろから、よく見える。
本を読んでいると、時たま二人が動くのが視界に入り、気になりチラッとみることがあった。
見ているとたまにひそひそ話をしている。
本を読んでいる時、目の前のカウンターで、動かれるとなんとなく気が散って、ついついカウンター席に目がいく。
読書に疲れふと外のほうを眺めたとき、前の男の子は、女の子の耳元に顔を近づけ何か話した。
女の子はちょっとひいて男の子の顔を見た。

気になるのでつい見ていると、信じられないことが突然起きた。
男の子は女の子のスカートの上から、女の子の股間の位置に手を伸ばし手を動かしているのだ。
女の子は、男の子の手を取り軽く振り払った。
すると、男の子はスカートの中に手を入れ始めたが、それも女の子は手を掴んで戻した。
その後も男の子は、椅子と太ももやお尻の間からお尻や太ももの下に手を入れようとした。

私は、この思いがけない男の子の行動に、目が釘付けになり、一瞬これは痴漢ではないかと思った。
公衆の面前でこんな行為が行われていることが信じられなかった。
一言言いにいこうと思って立ち上がりかけたが、ふと考えた。
女の子は確かに手を払いのけたが、少し困った表情を見せたが怒っていないし、拒否する声も上げていない。
その後も数回男の子は女の子の腕を掴んだり、女の子の膝に顔をつけたりしていた。
それどころか、その後も二人でなにやら話もしているではないか。

こうした行為は、女の子が黙認していれば痴漢にはならないだろう。
黙認どころか、その後も話しているし、男の子に体を寄せられても拒否はしない。
男の子は性欲丸出しで、女の子はやんわりとそれを一応拒否しつつ、多少気があるかもしれないように見える。
二人は途中で席を入れ替えたが、カウンター席は二人だけだったので、女の子がそういう行為をいやと思うなら、一つ席を空けて座ることも可能だったが、並んで座っているし、女の子からも男の子に体が接近している事もあった。

これでは、私が二人の前にのこのこ出て行って「痴漢行為だからやめろ」といった注意する大義名分がない。
(男は論理的に考える傾向が強く、言葉を額面どおり受け取ることが多い。例えば、TVで話題になっていたが、内心手伝って欲しいのに、「手伝おうか」と言って「いいですよ」と言う返事があると一切手伝わないのが男の常識である。<仕事の場面では特にそうである> そういう意味で、女性がはっきり拒否とか要求をしなければ、男性は、拒否していないと考え、その状態を継続することが多い。)

余りにも平然とした男の子の手馴れた行為を見て、この男は、他の女の子にも同じ事をして欲望を達成しているのではないかと、想像を膨らました。

男の子は、イケメンであり、女の子が好意を持っているのだろう。
たまに、二人で本を持ち上げて話し合うときに、「生物1」の表紙の文字が見えた。
多分高校1-2年生だろう。
余り細かいことを書くと、プライバシー問題に係わるのでやめておく。

若者の性のことは週刊誌の見出し程度しか知らないが、ここまで常識が我々と違っているのかと思った。
私は、男なので、酒を飲んだときなど、男達から男女関係の話を聞かされることはよくある。
そのような事を踏まえ、さまざまな友人知人の男の男女関係のあり方を見る限り、浮気をするやつは何度もするものが多いことは、経験的に言える。
女を口説くのがうまいやつは、やはり浮気をする、
多分、女性に対し優しくて話がうまくついフラッとなるような男性は、ほかの女性にも同じ事をしている可能性が強いし、そういう例を見ている。
そのような男はマメで、プレゼントや女性を喜ばせるコツを熟知しているらしい。

私は技術屋の時代が長かったので技術関係者はよく知っているが、工場現場の人は別にして、設計開発関係のエンジニアの男は概ね真面目で、男女関係には疎い人が多かった。(今の時代のことはよく知らない。)

ところが、アメリカで英語留学した時の南米の親しい友人が、ものすごいもて男でプレイボーイで初めて出会ったキャラクターだった。
彼の口説きのテクニックも充分見せてもらった。
女性が、彼にアプローチをかけて、一時期彼の彼女の地位を獲得する経過も見た。
後で彼から聞いた話では、複数の日本人留学生とも表では、お互い恋人ではないが、実際にはいろいろ深い関係があったという話も聞いた。
彼は、恋愛に関しては熱心だった。
彼だけではない、大体ラテンアメリカ系の人は、恋愛に熱心で会社の仕事より彼女が大事だというし、実際そのような働き方をしているようだ。

そんな男の生き様に衝撃を受け、日本に帰ったら恋愛面でも頑張ろうと思ったが、帰国しても彼の近くで得た教訓は、今まで全く活かせることはなかった。
昨日、若者の露骨にセクシーな行動を見せられて、随分性に対する考え方も変わってきているのだと思った。

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