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カロリー制限と長寿の関係(報道要約メモ)

2017年01月24日 10時55分45秒 | 医療・健康・運動・食事・予防
先程テレ朝のモーニングショーで、カロリー制限と長寿の関係の話題について取り上げていた。
同じ内容の記事が、朝日新聞電子版2017年1月18日(http://www.asahi.com/articles/DA3S12752305.html)にも掲載されていたが、その概要は次の通りであった。

今まで、アカゲザによる実験の結果を巡って、単に食事のカロリーを30%減らすことで、長生きする効果があるという説と無いという説に、学者の間で意見が分かれていた。
しかし、カロリー30%カットの実験開始年齢を、若年(1~14歳)グループと、中高年(16~23歳)グループとに分けて解析すると、平均寿命が、若年グループでは差がなかったが、中高年のオスのグループでは、全体の平均寿命推計値が、9歳長い35歳になったという。

又、これと近い内容の記事が2016年6月3日のJcastニュースに掲載されていた。
「腹七分目長生き法 腹ペコになると現れる奇跡の「長寿遺伝子」 毎日30%カロリー減の食事がツライが...」http://www.j-cast.com/healthcare/2016/06/03268580.html?p=all

朝日新聞でこの記事を見た時は、今の食事を30%減らすなんてとてもできないと思っていた。
ところが、先程のモーニングショーに出演した専門家の話しでは、自由に食べさせたサルに比べ30%食事制限したサルの体重というのは、サルの成長期が終了した時の体重で、その体重を維持したものが、自由に食事させたサルの体重の約30%減にあたるという。

ということは、人間でいうなら成長期が終了した20歳前後の体重を維持すれば、30%食事制限したことと同じ状態であるということになる。
そういう事なら。20歳の体重は62-4kgだったと思うので、その値を目標に体重調整すればよいことになるので、私の場合は、ほとんど食事制限で減量する必要はなさそうだ。
今まで、体重を65-6kgへの増加を目標にしていたが、今日から64kg維持を目標にすることにした。

この話は、中高年に当てはまることであって、若い人たちは食事制限しても寿命に変化がないらしい。
むしろ、若い人が無理なダイエットをすることで、栄養不足で寿命を締める可能性もあるという。

中高年のカロリー制限は、炭水化物・糖質に限った話で、タンパク質その他ビタミン・ミネラル・食物繊維は、十分とる必要があるという。(タンパク質のカロリーは除外するのか不明だが、高齢になるとタンパク質の吸収率も減るので、最近高齢者がタンパク質の摂取を増やす事はよく強調されている。高齢者でも筋肉は新しく作られている。)

その他、長寿に関係する因子として、運動も指摘されていた。
食事と運動は、長寿の為の大きな要素なのだろう。

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