曇・晴 最高/最低℃ =13.2 7.2
8日は、朝から前日の副食製造に関係した作業の疲れと、遅く寝たので寝ぼけた感じの起床だった。
前もって決めた日程通りこなすか迷ったが、気合で実行することにした。
普段通り朝食もしっかりとって、予定では8時前に家を出る予定だったが、8時15分ごろ家を出た。
普段は美術館まで歩くのだが、10時まで15分弱しかなく、時間短縮の為バスを利用することにした。
京阪三条駅前で時刻表や路線図を見ていると、たまに利用する5番のバスがもうすぐきますという表示だった。
そこにバスが来て、5番の銀閣寺行のバスと思い、ドアが開いたので飛び乗った。
だが、その時停留所ではもう一台の別系統のバスも5番から遅れて「もうすぐ到着します」の表示になっていたので気になっていた。
不安は的中し、乗ったバスが、東山の交差点を南に曲がったので、慌てて下車した。
東山の交差点から、いつも通る道を歩いた。
路地の途中に白川が流れて、いていつも川沿いの細い道を疎水まで歩いて、市立美術館や国立近代美術館に行く
白川の中に彫刻が林立していた。
パラソフィアに合わせた野外彫刻展の案内をFBで見たのを思い出した。
ちらちら彫刻を見ながら急ぎ足で美術館に向かった。
美術館の入り口で、シンポジウムの話をしたが、すぐには通じなかったが、調べてもらってメイン会場の横のブースで行われていることが分かり、ついでに3月5日6日に右往左往しながら入手したパラソフィアのチケットを入場券に交換した。
10時からのシンポジウム<「素材と知覚」展 公開シンポジウム「『もの派』の根源を求めて>は丁度始まるところだった。
来ていた人は少なかったが、内容は非常に濃密であった。
モノ派の成立過程については、以前何度か概要の話を聞いていたが、今回更に詳細に知ることが出来た。
時間があれば別ブログで書きたい。
また、このシンポジウムは、パラソフィアが後援している大規模展覧会<現代京都藝苑2015:素材と知覚——「もの派」の根源を求めて>の関連行事の一つであり、シンポジウムでその展覧会の概要も紹介された。
シンポジウムでは、具体との関係がほとんど語られなかったので、それに関連した質問を行った。
なんとなく、芸術文化の中心が東京ということもあって、もの派が、非常に大きく強調され過ぎているのではないかという印象はぬぐえない。
相対的に具体美術は近年になって再度世界的に取り上げられ、その影響で日本でも注目されているが、それ以外に、静岡の「幻触」(今回のシンポジウムのメインテーマでもある。)や「九州派」が少しずつ、地元の美術館等の努力で再評価され始めているが、日本全体ではあまり知られていない。
日本では、文化の一極集中も激しくて、大学やマスコミが東京に集中されているために、地方の文化芸術も対等に評価されにくいのは問題である。
私が20年前ギャラリーをしていた頃には、関東の一部現代作家の間では、具体はもの派の亜流だと言った認識の人もいたほどだ。
無論、そうした意見は、無知が引き起こしたことで、歴史的にも具体がかなり先行していて、逆に昨日のシンポジウムでも、もの派の作家達が、具体の影響を受けているのではないかと思わせる事例もいくつか紹介されていた。
詳細に触れるつもりはなかったが、少し触れて長くなった。
シンポジウムを終えてから美術館内のパラソフィアの展示を見た。
映像が多く、展示作品も多く大規模だ。
じっくり見るには、美術館だけでも1日でも足りない。
昼食をとって改めて見に来るつもりで、さらっと概要を見ようと会場内を歩いたが、知らない間に2時間が立っていた。
慌てて近くのファストフードに昼食に出かけた。
その途中で疎水の橋の上で、堀尾さんと出会い、しばらく立ち話をした。
実は、朝から疲れを感じていたので、虹での夜話をどうしようかと考えていた。
だが、堀尾さんに会った瞬間、行くしかないと決まった。
堀尾さんと別れ、ファストフードへ行く途に中白川の彫刻展を改めてゆっくり鑑賞し、ギャラリー16にも寄ってからファストフードで昼食をった。
ファストフードでは食後コーヒーを飲みながらパラソフィアの冊子をじっくりと読み込んだ。
その後JARFOやギャラリークンストアルツを観てから神宮道経由で美術館に戻り、再びパラソフィアを観た。
今後改めて美術館のパラソフィアを観たいと思うが、入場料や交通費や食事代を含めると、最低でも3-4千円はかかるので、多分改めて美術館だけ行くことは経済的に私の限界を超えている。
それに、文化博物館の入場券が有効なので別の機会に、京都に来るときに文化博物館に行くことにしよう。
4時過ぎに美術館を後にし、ギャラリー虹に向かった。
途中、何時も寄るギャラリーモーニングを観てから虹に行った。
虹では、堀尾貞治展が開催されているが、この日は5時から良念寺で夜話があった。
心理学の専門家で現代音楽にも関係しているという藤島寛氏との堀尾さんとの対話で行われた。
対話の中でいろいろ興味深い話も出てきた。
夜話終了後、ギャラリー虹に戻り、堀尾さんのパーフォーマンスがあり、その後パーティーが開かれた。
昨日一日、非常に密度の濃い一日で、頭を整理する必要がある。
参考
散歩者gooのトップページへ、 http://blog.goo.ne.jp/sksoo
参考ブログ集 散歩者gooより
(参考ブログは、数週間に1度追加削除しています。数か月以前のものは分野別<芸術 健康 エッセイ 歴史宗教思想 情報機関> に分類しています。)
8日は、朝から前日の副食製造に関係した作業の疲れと、遅く寝たので寝ぼけた感じの起床だった。
前もって決めた日程通りこなすか迷ったが、気合で実行することにした。
普段通り朝食もしっかりとって、予定では8時前に家を出る予定だったが、8時15分ごろ家を出た。
普段は美術館まで歩くのだが、10時まで15分弱しかなく、時間短縮の為バスを利用することにした。
京阪三条駅前で時刻表や路線図を見ていると、たまに利用する5番のバスがもうすぐきますという表示だった。
そこにバスが来て、5番の銀閣寺行のバスと思い、ドアが開いたので飛び乗った。
だが、その時停留所ではもう一台の別系統のバスも5番から遅れて「もうすぐ到着します」の表示になっていたので気になっていた。
不安は的中し、乗ったバスが、東山の交差点を南に曲がったので、慌てて下車した。
東山の交差点から、いつも通る道を歩いた。
路地の途中に白川が流れて、いていつも川沿いの細い道を疎水まで歩いて、市立美術館や国立近代美術館に行く
白川の中に彫刻が林立していた。
パラソフィアに合わせた野外彫刻展の案内をFBで見たのを思い出した。
ちらちら彫刻を見ながら急ぎ足で美術館に向かった。
美術館の入り口で、シンポジウムの話をしたが、すぐには通じなかったが、調べてもらってメイン会場の横のブースで行われていることが分かり、ついでに3月5日6日に右往左往しながら入手したパラソフィアのチケットを入場券に交換した。
10時からのシンポジウム<「素材と知覚」展 公開シンポジウム「『もの派』の根源を求めて>は丁度始まるところだった。
来ていた人は少なかったが、内容は非常に濃密であった。
モノ派の成立過程については、以前何度か概要の話を聞いていたが、今回更に詳細に知ることが出来た。
時間があれば別ブログで書きたい。
また、このシンポジウムは、パラソフィアが後援している大規模展覧会<現代京都藝苑2015:素材と知覚——「もの派」の根源を求めて>の関連行事の一つであり、シンポジウムでその展覧会の概要も紹介された。
シンポジウムでは、具体との関係がほとんど語られなかったので、それに関連した質問を行った。
なんとなく、芸術文化の中心が東京ということもあって、もの派が、非常に大きく強調され過ぎているのではないかという印象はぬぐえない。
相対的に具体美術は近年になって再度世界的に取り上げられ、その影響で日本でも注目されているが、それ以外に、静岡の「幻触」(今回のシンポジウムのメインテーマでもある。)や「九州派」が少しずつ、地元の美術館等の努力で再評価され始めているが、日本全体ではあまり知られていない。
日本では、文化の一極集中も激しくて、大学やマスコミが東京に集中されているために、地方の文化芸術も対等に評価されにくいのは問題である。
私が20年前ギャラリーをしていた頃には、関東の一部現代作家の間では、具体はもの派の亜流だと言った認識の人もいたほどだ。
無論、そうした意見は、無知が引き起こしたことで、歴史的にも具体がかなり先行していて、逆に昨日のシンポジウムでも、もの派の作家達が、具体の影響を受けているのではないかと思わせる事例もいくつか紹介されていた。
詳細に触れるつもりはなかったが、少し触れて長くなった。
シンポジウムを終えてから美術館内のパラソフィアの展示を見た。
映像が多く、展示作品も多く大規模だ。
じっくり見るには、美術館だけでも1日でも足りない。
昼食をとって改めて見に来るつもりで、さらっと概要を見ようと会場内を歩いたが、知らない間に2時間が立っていた。
慌てて近くのファストフードに昼食に出かけた。
その途中で疎水の橋の上で、堀尾さんと出会い、しばらく立ち話をした。
実は、朝から疲れを感じていたので、虹での夜話をどうしようかと考えていた。
だが、堀尾さんに会った瞬間、行くしかないと決まった。
堀尾さんと別れ、ファストフードへ行く途に中白川の彫刻展を改めてゆっくり鑑賞し、ギャラリー16にも寄ってからファストフードで昼食をった。
ファストフードでは食後コーヒーを飲みながらパラソフィアの冊子をじっくりと読み込んだ。
その後JARFOやギャラリークンストアルツを観てから神宮道経由で美術館に戻り、再びパラソフィアを観た。
今後改めて美術館のパラソフィアを観たいと思うが、入場料や交通費や食事代を含めると、最低でも3-4千円はかかるので、多分改めて美術館だけ行くことは経済的に私の限界を超えている。
それに、文化博物館の入場券が有効なので別の機会に、京都に来るときに文化博物館に行くことにしよう。
4時過ぎに美術館を後にし、ギャラリー虹に向かった。
途中、何時も寄るギャラリーモーニングを観てから虹に行った。
虹では、堀尾貞治展が開催されているが、この日は5時から良念寺で夜話があった。
心理学の専門家で現代音楽にも関係しているという藤島寛氏との堀尾さんとの対話で行われた。
対話の中でいろいろ興味深い話も出てきた。
夜話終了後、ギャラリー虹に戻り、堀尾さんのパーフォーマンスがあり、その後パーティーが開かれた。
昨日一日、非常に密度の濃い一日で、頭を整理する必要がある。
参考
散歩者gooのトップページへ、 http://blog.goo.ne.jp/sksoo
参考ブログ集 散歩者gooより
(参考ブログは、数週間に1度追加削除しています。数か月以前のものは分野別<芸術 健康 エッセイ 歴史宗教思想 情報機関> に分類しています。)
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