散歩者goo 

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ネット社会の危険な落とし穴

2012年06月27日 16時28分55秒 | 注目ニュース・短感(ニュースおよび短評・感想)
昨日夜の、NHKの「クローズアップ現代」「忘れられる権利”はネット社会を変えるか?」http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3219.html(放送内容のHPの下に放送の丸ごとテキストが掲載されている)のを見て、ネット上に一度UPすると、悪意の者の手に渡りばら撒かれた場合、半永久的にネット上に残り、そのため自分の人生を台無しにされる場合もあるという事例が紹介されていた。

以前からそのようなことは、知っていたので自分のプライベート情報も、他人の目にさらされるという事を前提に書いているし、ブログやSNSにもそのようなことを承知の上で、自分の経歴等も載せている。
人間長く生きれば、誰でも全員大なり小なりいろいろな埃は出るし、持っている。
そんなこと気にしていたら、生きていけないだろう。

しかし、その中には若いときは、ノリで掲載したが、分別が突き出すと公開されるとまずい物もあるだろう。
例えば、性的なこと(ヌード写真や男女関係の写真)や、刺青や名誉毀損の過激な言動や違法行為の言動等がある。
いくら匿名にしていても、悪意の人はターゲットを絞り、そういうことを見つけてばら撒いたりするようだ。
そういう意味で、このような事故を防止するには、胡散臭いサイトには近づかないようにすることだと思っている。

この番組を観て、私も気になって自分の名前を検索した。
前から、たまに自分の名前を検索して検索サイトにブログ等が掲載されているのは知っていたし、同姓同名の人も何人かいることも知っていて、同姓同名の人がどんな人かも、概要は知っている。
今回グーグルで自分の名前を検索をしてみて、随分内容が多くなったと思った。

驚いたのは、ツイッターでもつぶやいたものが、私が見たこともなく登録したことのないサイトに、勝手にツイッターの内容が転載され、更に一部リンクを付け大企業の宣伝にリンクされ利用されていた。
私はその企業の宣伝をしたことはない。
それ以外に私のツイートに、コメントがいろいろされていたことだ。
管理者が勝手に私の名前やSNSを利用しているのだ。
今のところ実害はないが、よく調べて、場合により公的な機関を利用した対抗策を検討したほうがよいのだろうか迷っている。

そのサイトの管理者は、自称webエンジニアで、ツイッターにもアカウントを持っているようで、自分なりのSNSを構築し稼ごうとしているのだろうか。
このサイトは、twの記事を使われた、本人の私自身が削除できないようになっていて、管理者を通してしか削除できない仕組みで、そのサイトにそのことも書いている。
よく考えると、そうすることによりそのサイトの管理者は、脅しにも利用することが出来るのだ。

例えば、その管理者がターゲットの人を絞り、議論が出そうなターゲットの人の書き込みを、自分のサイトのSNSもどきに公開し、第三者に自由に書き込みをさせる。
その中には誹謗中傷や事実無根のことも書き込まれたりする可能性もある。
ターゲットになった人は削除できないので、管理者に頼む。
そのときに手数料を要求される、といったことも想定できる。
当然これは犯罪行為であり、管理者に対し刑事的告訴や民事賠償請求が出来る可能性があるのでは無かろうか。

ネットを利用している人は、自分の名前を定期的に検索し、他人に悪用されていないかチェックした方が良い。
もし自分が、誹謗中傷されている場合は、誹謗中傷したものは名誉毀損の罪に問われることにもなり、刑法、民法上の責任が問われるし、被害者は民事上賠償請求が出来る。
(名誉毀損は、書かれている内容が事実であっても、事実無根であっても、いずれも成立する。)


余談だが、番組では、一部企業等の人事担当者が、受験者の背景を調べる為に、ネットの検索を利用しているという。
ブログやSNSの本人の書き込み内容や、個人の風評を調べているという。



参考
NHKのクローズアップ現代(夜7時半~8時 月~木)の番組ホームページhttp://www.nhk.or.jp/gendai/index.htmlからで、放送された番組のページを見ることが出来る。
そのページの下に、放送された内容の丸ごとテキストがリンクされている。
番組を見落としても、詳細にをの論点や内容がつかめるので非常に有益だ。

「クローズアップ現代」番組HP http://www.nhk.or.jp/gendai/index.html

2012年6月26日(火)放送
“忘れられる権利”はネット社会を変えるか?  http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail_3219.html
このページの下に
(「放送まるごとチェック」放送した内容すべてテキストでご覧いただけます)  がある

“忘れられる権利”はネット社会を変えるか?の
「放送まるごとチェック」の末尾の「続きを読む」http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3219_1.htmlをクリックすると放送内容をテキストで全て読むことが出来る。

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