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政治不信を招いた、野党の党利党略と、国会を飲み込む橋下新党?

2012年02月13日 20時11分13秒 | 政治・経済・社会・法律・文化
NHKの世論調査がでた。政党支持率が、注目されるがどの政党も支持しないが50%近くあるという。自民党、民主党の支持率もおおよそ17%前後だ。大阪維新の会との連携を大いに期待する、ある程度期待するが合わせて68%ある。

この数字は、国民の政治不信を大きく反映している。野党の党利党略による、政局中心の戦略が、日本の政治状況を大きく停滞させている。また政府与党の遅い決定や、実行力のなさ、それに小沢派の党内野党や既に一部脱党している民主党そのものの、求心力のなさと行政が的確に進まないマネジメントのまづさや、重要閣僚である防衛大臣の資質が疑われる閣僚人事等に国民はうんざりしている。

今、選挙をすれば、既成政党は間違いなく、橋下新党に飲み込まれるであろう。少なくとも野党が、党利党略・政局中心の政治を行う限り、この傾向は変わらないであろう。野党は、政局に持ち込んで選挙に出たところで、橋本新党に主導権を奪われるのは目に見えている。

果たして橋下新党の掲げる船中八策なる物が、いかがな物か。詳細に議論する必要がある。第一維新の会は橋下氏のカリスマ的指導により成り立っていて、民主的とは思われない。大阪市労働組合へのアンケート問題を見ても密告を奨励し、解雇権をちらつかせ、アンケートの回答を迫っている。ワンマン経営者がやる手口と同じである。この問題の詳細は、マスコミでは取り上げられていない。橋下人気にマスコミ全体が迎合しているように見える。

改革は大切だし、NHKの世論調査を見る限り、国民は大胆な改革を切望している。しかし、自分の意見に反対する者は敵とみなし、数を頼み押し通すのは良くない。

また詳細な議論もなされず、大阪市で行われているような、反対派は全て敵として報復するような体質は、独裁はかつて来た道とか、共産国と同じではないか。無論マスコミで報じられたように、組合の政治活動は徹底的に禁止すべきであり中立を保つべきだし、違反すれば罰則もやむをえない。公務員としての中立公正な職場規律は確立すべきであろう。しかし、そのために密告を奨励したり、職権の乱用やパワハラになっては問題である。維新の会の背景にそのような政治体質が隠されていないかどうか、マスコミも調査すべきである。

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