★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

風つよし

2024-03-20 23:56:49 | 日記


營營青蠅 止于樊
豈弟君子 無信讒言


昔から讒言というのは広く行われていた。讒人にならないためにいろいろなやり方があるであろう。一つには、ほとんど間違っていることをとくに文脈を形成せずに言うやり方がある。ブーレーズはニューヨークフィルの頃が一番いいね、ドライアイスの破片が飛んでくるような演奏だ。薬師丸ひろ子の「花のささやき」、だれだこの現代離れしたすごいメロディ書いた人、天才すごい、と思ったら、モーツアルトでした。おれが小学生なら、福井の恐竜は理由があって巨大化しているとか絶対言ってる。フーコーの「知の考古学」むかし読んだはずだが、さっき少し読んでみたら、読んでないんじゃないか。と思ったら訳者が違ったようだ。大河ドラマの天皇の呪いだの接吻がいいだのわるいだのと言っている方々は、とりあえず、島崎藤村の「旧主人」あたりを読んで近代に帰還せよ。御嶽海にないのは、負けたときの高景勝のお餅のような可愛さ。






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