菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

認知症への対処法のまとめにあたって

2015年07月30日 16時47分53秒 | 日々の雑感
認知症への対処法のまっとめの回になりました。
この本の著者が最後に、めとめの文章を書いておりますので、そっくり紹介させていただきます。

 どの介護者も「4つの心理的ステップ」をたどりながら、介護を続けていくことに気づきました。

 ① 戸惑い・否定

 家族はまず、認知症の人の異常な言動に戸惑いながらも、「認知症であるはずがない」と否定しようとします。この時期は、悩みを他の肉親にすら打ち明けられず、1人で悩む時期です。

 ② 混乱・怒り・拒絶

 続いて、認知症の理解が不十分なため、どう対応してよいかわからず混乱します。ささいなことに腹を立てたり、叱ったりします。精神的・身体的に疲労困憊して認知症の人を拒絶しようとします。介護では一番つらいときです。
 拒絶しようと思っても、親族が介護を代わってくれるわけではありません。すぐには施設には入所できないのが現実ですから、介護は続いていきます。

 ③ 割り切り・諦め

 そのうち、怒ったりイライラするのは自分に損になると思い始め、割り切るようになるか、あきらめの境地に至ります。介護に慣れてきて、介護の混乱は軽くなります。

 ④ 受容

 最終的には、認知症の人の心理を自分自身に投影できるようになります。認知症の人を家族の一員として、あるがままに受け入れることができるようになります。
 介護というきびしい経験を通して、人間的に成長をとげた状態と言っていいでしょう。

 この4つの心理的ステップは、どんなに親思い、配偶者思いの人であっても、専門職の人であっても、自分の身内を介護することになるとたどる道です。
 問題は、最もつらい第1ステップ、第2ステップをいかに軽く、そして早く通り過ぎることができるかです。


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戦争法案反対の街頭演説、471ヶ所で桜川市一巡しました

2015年07月29日 15時41分20秒 | 議員活動
今日も、日、月の炎天に比べれば、気温も低い。早く、市内一巡を終わりたくて、今朝も、街頭演説に出かけました。

 大国の福泉、中丸木、それから金敷と11か所やって一応、桜川市内一巡とします。

 最後に、中丸木では、腰を縁石に下ろして演説を聞いてくださった84歳の御婦人と話をしました。

 お兄さん(真壁高校卒のとのこと)が、ニューギニアで戦死したとの話を、自分の女学校時代の思い出を語りながら話してくださいました。


 このところ、戦争の話をすると、炎天下にも関わらず、日なたで聞いてくださる方が目立ちます。私も、つい、マイクを握る手に力が入ってしまいます。

 明日からは、2順目の演説に入ります。

 情勢はどんどん変わっています。

 戦争法案廃案まで、9月末まで、頑張るしかありません。


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大和地区大国玉で戦争法案反対の訴え10ヶ所

2015年07月28日 17時27分02秒 | 議員活動

 炎天のため2日間演説を休ませていただきました。

 今日は、蒸し暑いが、この2日間に比べれば、なんとかなると決心して、演説に出かけました。

 高森で3ヶ所、いつも難しい顔をして聞いていてくれいた方も、今日は、うなずいて聞いてくれました。最後には、挨拶もしていただきました。

 大国玉へ向かい、木崎の公民館そばでは、ネギ坊主の畑の中で聞いていてくれた方が、終わったら、なんと拍手をくれるではありませんか。これには、私もびっくり。元気をもらい、前原へ。

 午前中、ノルマの10ヶ所を終えることができました。

 あと残るは、大国玉の一部と金敷だけとなりました。

注)今日は、火曜日でした。曜日を間違えていたため、3日ぶりではなく、2日ぶりに訂正しました。

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認知症への診断・治療(続)

2015年07月28日 07時46分26秒 | 日々の雑感

 介護保険で受けられるディサービス・ディケア、ショトースティ、訪問介護、訪問介護などを適切に利用すれば、認知症の人の気持ちを穏やかにさせる効果があります。

 認知症の原因として最も多いのがアルツハイマー型認知症、レビー小型認知症がこれに続きます。
 これらの疾患は進行を予防する薬はありますが、治す薬はありません。

 しかし、頭蓋骨と脳の間に血液が徐々にたまる慢性硬膜下血腫や、能の中心部の脳室が拡大する正常圧水頭症、脳腫傷などは、早く発見して治療すれば改善することがあります。

 また、新陳代謝をつかさどる甲状腺ホルモンが低下する甲状腺機能低下症も原因の1つです。これは、甲状腺ホルモンを処分して服用すると劇的に改善します。「治る認知症」を見逃さないことは重要です。
 

 現在、アルツハイマー型認知症に対しては4種類の薬が保険診療で使用が可能となっています。しかし、治療薬と言うものの、アルツハイマー病の原因であるアミロイド・ベータの沈着を予防したり、除去するものではないのです。認知症の症状をわずかに改善する効果しかありません。
 
 妄想、興奮、暴力などの周辺症状を改善する向精神薬や漢方薬などの使われることがあります。食欲不振、ふらつき、転倒などの副作用に注意して使用することが必要です。

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 認知症の治療法
 
 薬物療法
  アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症、周辺症状にたいする治療法

 リハビリ療法
  音楽、回想、運動、美術、アニマルセラピーなど

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次回は、最後のまとめになります

  




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戦争法案への対案とはなにか

2015年07月27日 10時27分30秒 | 国際・政治
いま、自民党筋からは、戦争法案に反対するならなら、「対案を」という声が出ているとマスコミは報道しています。


 安倍政権の提出している「平和安保法制」が憲法違反であると指摘するのに、対案とはなんでしょうか。憲法違反のものは、憲法違反であるから、「ひっこめるべきだ」言うしかないではないでしょうか。

 どうも、北朝鮮・中国の「危険性」の念頭にいれた安全保障政策に触れたいようです。


 安保法制が憲法違反であるなら、きちんと引っ込めて、北朝鮮・中国に対する「付き合い方」には、別の方法を提案するのが筋ではないでしょうか。


 北朝鮮・中国に対しても、戦争を仕掛けるのが一番いい方法とでも思っているのでしょか。外交を中心に、話し合いで行くしかないことは、だれが考えても明らかではないでしょうか。

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