菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

鳥越「疑惑」について、ジャーナリスト斎藤貴男さんのコメント

2016年07月22日 08時16分22秒 | 国際・政治
 しんぶん赤旗に、鳥越「疑惑」について、ジャーナリストの斎藤貴男さんがコメントを寄せていますので、紹介します。

  非常に卑劣なやり方

 鳥越俊太郎氏の「疑惑」を取り上げた「週刊文春」の記事は、「被害者A子」さん自身の証言はなく、仮名の夫と匿名の「有名私立大学関係者」のコメントばかりで構成されています。

 肝心の事実関係もすべて「という」で結ばれています。こういうふうに言っている人がいるというだけです。このタイミングで報じるにはあまりにも政治的すぎる、と断じざるを得ません。選挙のときに、「という」としか書けないようなスキャンダル記事を出すべきではない。

 実際に記事を読めばいいかげんな内容だとわかりますが、ほとんどの人は読まない。それを踏まえ、一番多くの人に見られる電車や新聞広告の柱にすえるという、計算しつくした非常に卑劣なやり方です。

 週刊誌はゲリラですから、新聞やテレビとは違います。面白ければ何でもあり、選挙への影響をあまり配慮する必要はないという論理はわかりますし、私も否定はしません。
 
 しかし、だったらどうして、東京都の金を自分の財布のように使っていた石原慎太郎知事の時は沈黙を決め込んでいたのか。
 そのくせ、今回は、鬼の首でも取ったみたいに鳥越さんのイメージダウンをはかる卑劣さは、かって『文春』に身を置いた者としても許せません。

 保守的な編集姿勢も結構ですが、保守と権力のイヌとは違うはずです。


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週刊文春の不可解ー普段の取材方法から見ても不自然

2016年07月22日 07時36分24秒 | 国際・政治
 週刊文春が鳥越俊太郎氏に女性スキャンダル『疑惑』があるかのように報道している件について、しんぶん赤旗は、「『文春』報道の不可解」と題して報道していますので紹介します。

 選挙妨害の意図的記事と題して、次のように書いています。

 鳥越俊太郎東京都知事候補をめぐって週刊誌『週刊文春』が女性スキャンダルの『疑惑』があるかのような記事を21日発売号で掲載しました。

 しかし、選挙戦最中のこの時期に選挙妨害としかいえない報道をなぜするのか、関係者からも不可解さを指摘する声が上がっています。
 
 この記事について、鳥越氏は、事実無根と厳しく抗議。弁護団が選挙妨害や名誉毀損あたるとして文春側を刑事告訴しました。

 「なぜこのタイミングなのか。普段の『文春』の記事から見ても取材も粗い」。かつて『文春』で取材に携わっていたフリー記者はこう指摘します。

 同誌はこの間、甘利前経済相の金銭授受疑惑や舛添要一前都知事の政治資金私物化問題を告発して注目を集めました。

 「一連の記事では、しかっりと裏どりをしている。ところが鳥越氏の件では、被害にあったという当事者の証言もない。普段の取材方法からみても不自然だ。(フリー記者)

 文春の記事では、具体的な出来事について語っているのは「被害者」ではなく匿名の「有名私立大学関係者」という第三者です。

 同誌も記事中で触れているように、この『疑惑』は過去に『週刊新潮』が取材に動きましたが、記事化されませんでした。新潮関係者はこう打ち明けています。
 「確かに取材したが、記事にできるほどの事実はつかめなかった。」

 ライバル誌も記事にできなかった話を、確たる事実関係の立証もないまま、選挙戦にぶつけて報じるー。選挙妨害のための意図的記事としかいいようがありません。

 同誌をめぐっては「編集長が政権幹部と親しい」と複数のメディア関係者が指摘しています。

 ジャーナリストの岩上安身氏は自信が運営するニュースサイトで「文春の記事が出る前から、対抗陣営がこれを目いっぱい利用するという噂は聞いてきた」と述べています。

 東京と日本の未来がかかった選挙戦を、卑劣なデマ報道で妨害することは絶対に許せません。



 

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