骨董ブームが来る前は、ちょっと修理したり塗りなおしたりすればいい感じによみがえりそうな、
古い机やたんすや棚など結構ごみに捨ててあった。
かれこれ30年近く前にダンナが拾ってきた時計。
振り子もねじもなかったので、インテリアにでも。。。と思っていたが、長年の引越しのどさくさでお蔵入りになってしまって数十年。
今回の引越しで見つけ出し、どうせなら使おうと、知り合いの時計屋さんに修理してもらい復活。(寺山さんありがとう!!)
この時計は約100年位に作られたものだそうです。
時計に限らず使いたいと思っても、段々技術を持った人がいなくなってしまえば
使えなくなるわけで、どこの分野でも後継者の問題は深刻です。
地味でこつこつやることにみなが嫌がり、何でもすぐ!めんどくさいのはいや!地味なこともいや!
弟子に入っても怒られたらすぐやめる。
壊れたらすぐ捨てる。次から次へとどんどん新しいものを消費していく世の中。
もうここで立ち止まってやめてしまわないと
大事なものを失ってしまう気がするのは私だけではないと思いますが。。。
小さい頃はどこのお家にもあった柱時計。
カチコチという音を聞いた瞬間、昔の家を思い出しました。
ねじを巻くのはお兄ちゃんの仕事だったなぁ。。。
長い月日がたっても、ちゃんとメンテすれば使い続けられるし、
そう言うものって本当に良いな~
と、しみじみ思今日このごろ。