CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ファイザー?

2021年07月27日 | AMERICAN ROCK/POPS

行ってまいりました、第2回目のワクチン接種。

2回目は副反応が出易いなどと聞いていた。

熱が出て頭ガンガンしたら嫌だな〜と思っていたところ、前回と同じ接種箇所の筋肉痛もどきのみ発生。

2回接種しても、ブレイク・スルー感染もあるとか不安は尽きないけれど、重症化する確率が低くなるとか。

御触れが出るまで当分はうがい、手洗いそしてマスク生活を延長。

でも、これで何とか一息つける。

本日はスプリングスティーンのCDでも。

1977−1978年にかけてのDarkness On The Edge Of Town録音セッションでのアウト・テイクを集めたアルバム、The Promise

幾らかのオーバー・ダブを経てCD2枚組に収録され2010年に発売。

アウト・テイク集とは言え当時もう一枚オフィシャルのアルバムが十分発売出来る中々のクオリティー。

特にポインター・シスターズが78年にカバーしたあの曲がお気に入り。朴訥な歌唱でまるでエルビスが歌っているみたいで癒される。

何だっけ?

ファイザー!

違った、

ファイヤー!


絆と和合のシンボル

2021年07月24日 | West Coast Rock

開催に関して色々問題提議や議論はされ続けられたけど、昨晩無観客の条件でオリンピックのオープニング・セレモニーがなんとか無事開催されホッとしている。

小学校の高学年で町内会のソフトボール・チームに加入、このチーム結構強くて地域主催の大会で優勝。それ以来中高大では体育系の部活中心に勉強は全くせずに暇なときは洋楽を聴いて育ってきた。

今ではオジンの身故、自身でプレーする事は出来ずも朝のジョギングは欠かさず専らTV観戦の今日この頃で、今でもスポーツ系は大好物。

それはそうとロック好きにはオリンピックといえば必ず思い出すのがこのジャケット。

そうビーチ・ボーイズの1976年に出た結成15周年記念盤、15 Big Ones

1973年の前作、Hollandを最後に、ブロンディ・チャップリンとリッキー・ファターが抜けて、ブライアン・ウィルソンがスタジオに戻りアルバム・プロデュースだけでなくボーカルに演奏に参加し久々に存在感を発揮、スタジオ内の作業とはいえ元の5人組に戻った。

アルバムの半分がオールディーズのカバーが締めるアルバムではあるが、そこはビーチ・ボーイズ、彼らのオリジナル曲のごとくらしさ全開。

大ヒットはしなかったものの、個人的には久々に安定の彼らを楽しめた。

五人が元の鞘に収まった絆と和合のシンボル5輪マーク!

今回のオリンピック開催に関して色々ご意見は御座いましょうが、皆様のご理解ご協力いただき絆と和合の精神でなんとか閉幕まで無事走り抜けて欲しいね。


イーグルスここに誕生

2021年07月23日 | West Coast Rock

さらなるコロナ感染拡大もさる事ながら、連日の猛暑にやられてしまい気力喪失でブログの更新もままならない今日この頃。

折角のオリンピック連休という事で、少々時間に余裕ができ久々のブログ更新でも。

とは言え、いきなりハード・ロックも老体にこたえるので、本日はリハビリ感覚で取り出しましたるはリンダ・ロンシュタットのソロ3枚目のアルバム、Linda Ronstadt

1972年、キャピトル・レーベルからでたこのアルバム、まあヒットには至らなかったけど、ジャクソン・ブラウンのRock Me On The Waterや懐メロカントリーのI Fall To Piecesなどなどカントリー・フレーバーの落ち着いた味わいをもたらしサクサク進行、オジンのリハビリにはもってこい。

(オレンジ・キャピトル、1975年の再発盤)

それよりもこのアルバムの重要性は他にある。

このアルバムではグレン・フライやJ.D.サウザー(当時ローカル・バンド、Longbranch Pennywhistleを組んでいた)やカントリー・ロックの先駆者、Flying Britto Brothersからはバーニー・レドンやスニーキー・ピート(スティール・ギターの演奏で有名)、それに加えてドン・ヘンリーにランディー・メイズナーらもレコーディング・セッションに参加。

その後グレン・フライが中心となってリンダのツアー・バンドの結成される事となり、リンダの承認を受けてここにイーグルス、地味〜に誕生と相成る。

全く無名だった彼らがその僅か5年後世界で数千万枚もアルバムを売り上げるメガスター・バンドになるとは誰が想像しただろうか?

リンダさんドモ有難う。


レコードを愛す不健全なオジンよ、今こそスティーリー・ダンって唱えよ!

2021年07月12日 | AMERICAN ROCK/POPS

某学校PTA会長:まあ!なんてお下劣なジャケですこと。レコードを愛す健全な青少年の皆様の目に触れさせてはなりません!

すぐさま店頭のディスプレイから撤去していただきたく存じます。

てな話が当時あったかは定かではない。

1972年のスティーリー・ダンのデビュー・アルバム、Can’t Buy A Thrillのジャケが強烈なインパクトを私にもたらしたのは間違いない。

当時丸刈り頭だった少年がレコード・ショップの若くて綺麗なおね〜さんに“これ下さい”ってとてもじゃないが言えなかった。

ただレコードを買う事はなかったが、ラジオから流れていたシングル・カットされたDo It Againのメロディーだけは頭のなかをグルグル回っていたような気がする。

てな事で、私にとってスティーリー・ダンは2枚目のクールなアルバム、Countdown To Ecstacyから正式に始まる事に…

(菩薩って邦題のBodhisattvaのカッコいいこと)

因みに物の本によるとバンド名の由来がウイリアム・バロウズの小説に登場した男性器を模した大人のおもちゃ、Steely Dan III From Yokohamaてな事らしいんで、実はバンド名のスティーリー・ダンって唱えるだけでお下劣極まりないって事だったんですね。

あれから約50年、今や羞恥心も消えたオジンの身。

堂々とスティーリー・ダンって唱えようじゃないの。


遅ればせながら山羊の頭のスープでも

2021年07月11日 | ROLLING STONES関連

昨年9月にストーンズのアルバム、山羊の頭のスープがリミックスされて再発。

リミックスということで1973年に買ったオリジナルのレコードと比較して見ようと思ったものの、面倒臭くなりしばらくほったらかしにしておいた。

ところでこのリミックスは、ジョージ・マーチンの息子、ジャイルズが引き受けたそうな…

ひと昔前ならそれぞれのファンの間ではビートルズ対ストーンズってことで何かにつけてライバル意識を持って語られた両者であった。

それがビートルズの関係者がストーンズのアルバムを大胆にリミックスするなんて、ほんと時代は変わって行くものだと改めて実感する。(まあ、当の本人たちはこの手のセールス上の煽りなんて全く気に留めていなかったとは思うが…)

サージャント・ペパーズ、ホワイト・アルバムやアビー・ロードなどのアルバムをリミックスした時と同じ様な手法で、今回も各トラックのバランスを調整しそれぞれの音をクッキリさせている。

しかしながら、個人的にはこの山羊の頭のスープって元々のこもった音の印象が売りで、それによって出だしのダンシング・ウイズ・ミスターDなんかはその不気味さをより引き出していたような…

したがってこのアルバムにスッキリ・クッキリのリミックスを施すとなると、なんだか個人的には違う!って思っていると、新たな発見が!

この再発LPに何故か付録の山羊の頭のスープの写真がついていない!

(1973年のアルバムには山羊の頭がもれなく付いてきた)

(ストーンズ・レーベルは当時今は亡きワーナー・パイオニアから発売されていたっけ。あ〜懐かしい)

なるほど、つまり今回のリミックス・アルバムって山羊の頭抜きのあっさり系スープ、No Goats Head Soupってことでオケ?


エルビス・オン・ステージを聴いてみる

2021年07月09日 | AMERICAN ROCK/POPS

60年代は自身の歌唱をメインにシナリオを制作した一連の娯楽映画にチンタラ主演し続けたエルビスだったが、68年にテレビ・ショーに登場し歌手として復活。

69年のアルバム、From Elvis In Memphisを経て70年のOn Stage時代に突入し本業に目覚めた。

そのOn Stage時代の第二弾のアルバムがFebruary 1970, On Stage

ラスベガスのステージでの実況録音盤(正確には、収録曲のうち2曲は1969年8月のステージでの録音)で日本でエルビスの人気に再び火をつけたライブ・アルバム、That’s The Way It Isと対をなすもの。

このアルバムの特徴としては有名どころの曲をカバーしているところで、これがなかなかの出来。

Release MeSweet CarolineRunawayYesterdayProud Maryなどなど、もう完全に自分の持ち歌になっているところがスンバラシ〜

のちにハワイからの衛星中継のライブやマジソン・スクエア・ガーデンなどの大箱でのライブと比べると、客との距離が縮まったホテルでのディナー・ショーはエルビスの歌唱やバックの演奏により多くの臨場感をもたらし、これまたスンバラシ〜


ワクチン接種

2021年07月05日 | 特になし

本日1回目のワクチン接種行ってまいりました。

大規模接種会場でのモデルナ・ワクチン投与ならもう少し早く予約が取れたみたいだが、その会場まで結構距離があるのと2回も出向かなければならないので、近所の町医者でのファイザー・ワクチンの個別接種を選択。

ニュースなんかで副反応が酷いだとか、因果関係は不明ではあるが中には年配の方でワクチン接種後急死される方々も結構いるとかで少々ビビっていた次第。

利き腕はどちらかと看護師に聞かれ、右と答えると、左肩に接種。

発熱などの副反応はなく、接種した左肩辺りに筋肉痛のような痛みが少々出ている状況だけで、一安心。

ただ3週間後に副反応が出やすいとされる2度目の接種をしなければならないのがちょっと面倒くさいですかね。

接種が順調に進み社会全体が早くマスクなし日常に戻れる事を祈るばかり。

ワクチン接種された方は、そこでそのまま30分ほど座っていてください。それから、館内での私的な写真撮影ご遠慮お願いします。


ネットからのニュース、時代は変わる

2021年07月01日 | Bob Dylan, Byrds, Band and etc.

2年ほど前にオーディオ・メーカー、オンキョーの身売りについてこのブログでも取り上げたが、つい先日ネットに上がった記事によると、ついに8月1日に上場廃止との事らしい。

パイオニア・ブランドを含むAV部門はシャープとアメリカのオーディオ・メーカーに譲渡される模様で、譲渡を引き受けるメーカーがオンキョー及びパイオニア・ブランドを残すかどうかは現時点では未定らしい。

さらに記事によると、平成12年国内オーディオ・マーケットの出荷額が3786億円あったのに対して、令和2年ではその4分の1以下の802億円まで落ち込んだとの事、そうなると業界が負のスパイラルから抜け出すことは容易ではなく、厳しい状態が続くみたい。

今時の若い人たちの音楽を楽しむスタイルは、スマホにダウン・ロードされた音源或いはストリーミングで流れて来る音源をワイヤレスのイヤホンでいつでもどこでも手軽に聴くのが主流。

置き場所に困る重厚長大なる据え置き型のプレーヤーとアンプに接続された大口径のスピーカの前に鎮座し大音量でミュージックを楽しむオジン時代のオーディオも終焉を迎えるって感じですかね。

時代と共に技術は進化、嬉しいような悲しいような

And The First One Now Will Later Be Last

今一番の物ってしばらくすれば一番後ろに

For The Times,They Are A-changin’

時間って移り変わるもの

今時の若い人たちが初度興味を示さないアコギ一本で淡々と歌われるビート感の乏しいオールドファッションなフォーク・ソングの運命やいかに...