CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

通勤のお供に

2021年01月31日 | PROG ROCK

また明日から朝早く満員電車に揺られて仕事場へ。

たださえ週の始まりは憂鬱なのに、緊急事態宣言発令中に伴い車内の雰囲気はそれを更に増長させる。

そんな時は、携帯プレーヤーにダビングされた音楽を聴きながら遠くの景色をぼんやり眺めて心を落ち着かせるに限る。

ハード・ロックやポップ・ソングも良いけれど、私の場合はこれ!

マイク・オールドフィールドの1982年の7枚目のスタジオ・アルバム、Five Miles Out。

このアルバムは今までとちょっと違って聴き易いように感じる。

1曲目の24分以上に渡る長尺曲、Taurus IIは出だしのロックぽいギターのフレーズがなんだか溌剌とした感じでなかなかよろしい〜 これがエクソシストのテーマだと反対に落ち込む可能性も…

曲が終わる頃には最寄りの駅に到着、Hall & Oatesのカバー(アルバム、H2Oに収録)が大ヒットした2曲目、Family Manで心ウキウキ。

そんなこんなで仕事場到着!

また今日もお仕事ガンバロ〜!


シカゴとピート

2021年01月30日 | Chicago

この間ユー・チューブをサーフィンしているとシカゴのミュージック・クリップに遭遇、暫し鑑賞。

なにやら最新アルバムからの曲を披露していた。

と言っても一年以上前の2019年11月に出た通算Chicago37に当るChicago Christmasってアルバムである。これが通算3枚目のクリスマス・アルバムとなる。

驚いたことに、1969年デビューからのオリジナル・メンバーは、ロバート・ラム、ジェイムス・パンコウとリー・ロクネインの3名のみとなりあとは新加入のメンバー達だった。

ちなみにベースのピート・セテラがバンドから脱退したのがChicago17を出した1984年で、代わりのベーシストとしてジェイソン・シェフが翌年の1985年に加入。ジェイソンは4−5年前にバンドから脱退したので30年以上バンドに在籍したことになり、在籍年数がピートの倍以上長かったことになる。

この10年程はシカゴに関してはフォローしていなかったので、全くの様変わりに月日の経つのは早いものと改めて実感したと言うか、俺もいつの間にかオジンになったって事で...

本日はそのピートのマイナー・レーベルのDDEから2001年に出た最新アルバム、Another Perfect Worldでも。

最新といっても買ってから既に20年も経過した骨董品になる一歩手前の作品と言えない事もないが...

(寒い冬を象徴したようなジャケ、ピートさん何処に?)

(顔の下半分を隠して子供の虎とハイポーズ、この写真一体何の意味があるのだろうか?)

(当時住んでいたシンガポールで買ったCD、何と当時業界トップを走っていたAvexが販売元だった。調べてみると日本ではこのCDは当時日本ビクターが販売していたので、東南アジアだけAvexだったのかな?)

今回ベテラン・アレンジャー兼鍵盤奏者、お馴染み、マイケル・オマーティアンとの共同プロディースで、かってのハイ・トーン歌唱は年齢を重ね抑え気味の落ち着いた雰囲気となっている。

また曲も耳に馴染みやすく悪くないが、以前所属していたワーナーのようなメジャー・レーベルからの発売では無かったため、宣伝が足りなかったのか地味な存在となってしまった。

シカゴ時代の1枚のソロ・アルバムと1997年の単なるベスト物ではないYou're The Inspiration, A Collectionを含めると通算7枚目のアルバム。

(単なるベスト物ではない!デュエットや再録バージョンで構成された一味違う存在)

これが最後のスタジオ・アルバムと思いきや、調べてみるとなんと2004年にクリスマス・アルバムを出していた。

さすがシカゴ卒業生! 皆さんクリスマス・アルバム本当にお好きみたいで...


ロック・オペラは苦手?

2021年01月29日 | AMERICAN ROCK/POPS

全世界で通算4300万枚以上売れたMEAT LOAFの1977年のメガ・ヒット・アルバム、Bat Out Of Hell(地獄のロック・ライダー)から17年、ついに第2弾Bat Out Of Hell2-Back Into Hell (地獄のロック・ライダー2〜地獄への帰還)が1993年にパワー・アップして登場。

今回はジム・ステインマンが作詞作曲だけでなく、前作のトッド・ラングレンに変わってプロデュースも担当。

命懸けで地獄からこの世に戻ったライダーが地獄へ再び舞い戻る。

その運命やいかに!

何故か日本では知名度の低いMEAT LOAFではあるがこの第2作も欧米ではかなり売れたそうな。

苦手なお方は映画鑑賞する感覚で何か適当な映像のバックに流して聴いてみればよろしいかと。

お気に入りの曲が見つかるかも?


温故知新、博士の場合

2021年01月28日 | R&B

助手:博士一体どうしたんですか? 急にステップ踏み始めて。左側のハムストリングス痛めてたんじゃなかったですか?

博士:いゃ〜 このCD聴いていると体が自然に動き出すんじゃよ。スロー・テンポなビートでオジンのリハビリにはもってこいじゃ!

助手:ここんところ間違って新芽も吹き出すぐらい季節外れの如く温かかったことで、博士の歯車もちょっと狂ってしまったのかと心配しましたよ。

博士:なんの、なんのこれしき。加齢による体力の衰えはどうしようもないが、長年の経験に裏付けられた行動力はまだまだ若いものに負けん!

本日取り出したるは、新人女性3人組のR&B系のボーカル・グループのJadeじゃ〜 どうよ!

1991年Giant RecordからJade To The Maxでアルバム・デビュー。

アルバム・チャートは全米56位(R&B部門19位)と派手ではないが、このアルバムからシングル4枚をヒット・チャートに送り込み、アルバムはプラチナ・ディスク獲得と大健闘!

メイン・ボーカルもうまいしコーラスもバッチリ決まっていて、スロー・ビートに乗って体に染み込みついステップを踏んでしまう。

シングル4位の大ヒットとなったDon't Walk AwayはCool & The Gangや Stevie Wonderらの70年代の頃の曲のビートをサンプリング。

道理でクラシック・ロック・オジンの体が無意識に反応したのか?

更なる聴きどころはこれまた70年代のR&Bコーラス・グループ、Emotionsのアルバムから2曲カバー(Don't Ask My NeighborsとBlessed)。

(70年代を象徴する3人組R&Bグループ、Earth,Wind & Fireのモーリス・ホワイトがプロデュースした切れ味抜群の1977年のアルバム、Rejoice)

グループと制作陣が結構70年代のミュージックをリスペクトしているのに好感が持てる。

残念だった事は、このグループ、デビュー・アルバムの成功を次のアルバムにしっかり繋ぐ事が出来ず、トップの座に就くことが出来なかった。

アルバム・タイトル通り、一気にMaxに行ってしまい次の新たな展開への余力まで使い切ってしまったのだろうか…

博士:オジン、オジンと呼ばれていても70年代をレスペクトした新しい流行り物を聴いておるぞ! これこそ温故知新じゃ。

助手:博士! いくら新人って言っても、買ってからもう30年経つんですけどね…

やっぱり急激な寒暖の差でネジが少々緩んでいるのは間違いない! キリッ。


幸福のノクターン

2021年01月27日 | SSW

御三家と言えば始まりは徳川御三家。

水戸藩は黄門様、紀州藩は暴れん坊将軍で尾張藩は誰だっけ?

60年代の歌謡御三家と言えば、恋のメキシカン・ロックの橋幸夫、高校三年生の舟木一夫に星のフラメンコの西郷輝彦! もう一枠を広げれば三田明がもれなく付いてくる。

その後新御三家なんてのもあったっけ。

今日は女性シンガー・ソング・ライターの御三家に付いて。

独断と偏見で御三家を選定すると、キャロル・キング、ジョニ・ミッチェルにカーリー・サイモンとなる。 もう一枠を広げれば色々議論はあるけどローラ・ニーロかな?

本日はその中の一人カーリー・サイモンのアルバムでも。

1971年に出したソロ・デビュー・アルバムが、これ!セルフ・タイトルのCarly Simon。

(No Secretsからの後追いなので、気が付けばファーストやセカンド・アルバムはとっくに廃盤。1988年の再発CDが私にとって初見参)

翌年のサード・アルバム、No Secretsでメジャーとなる前夜の時期でまだインパクトは無いが、シングル・カットされそこそこヒットしたThat's The Way I've Always Heard It Should Be(幸福のノクターンてな邦題が)ではちょっと行き詰まった感じの女性の幸せのあるべき姿を伸びやかなボーカルで力強く歌っていてブレイクする雰囲気漂っております。

カントリー調の曲も中々よろし〜

博士:イマイチ人気の無いこのブログも、いつかバズって人気ブログ御三家って言われ幸せな気分になりたいものじゃの〜

助手:博士〜 大変です! 我々のブログ、たった今不人気ブログ御三家にノミネートされました。

博士:なぬ〜! 不幸福のノクターン歌えって事?


揉めに揉めた発売日

2021年01月26日 | BEATLES-BADFINGER関連

他のテレビ局が裏番組に強力な話題作を持ってくれば、一人勝ちさせないために同時刻に対抗番組をぶつけて少しでも視聴率を削るってのはテレビの業界ではよく有る話。

レコード産業でも一番宣伝効果が上げられるようLPやシングルの発売日は慎重に吟味され、そのため同じレーベル所属の別アーティストの作品の同時期発売は同士討ちを招く可能性もあるのでご法度。

時は1970年、アップルではレコードの発売日に関して当事者間で非常に揉めていたそうな。

2月に米編集のLP、Hey Judeのアメリカ・マーケットでの発売とリンゴのソロ・アルバム、Sentimental Journeyの発売日がほぼガチンコだったことから、次のアルバムは少し期間を空けて出して欲しいとの要望がバンド・メンバーからあった。

すなわち、Let It Beとポールのソロ、McCartneyの発売日が非常に近かったことからジョンとジョージがMcCartneyの発売を6月に延期して欲しいとポールに要請。

二人の要望を受けてハームレスなリンゴがその使者となりポールを訪ねたものの、ポールの強い口調で交渉は決裂。

リンゴ一人馬鹿を見る結果に。

結局 McCartneyがLet It Be(5月発売予定)より1ヶ月早い4月に発売されることと相成った。

ところでソロ・アルバム発売に関する会見でポールはビートルズを脱退すると宣言してしまった。

実は1969年9月のミーティングにおいて、既にジョンがバンドからの脱退を切りだしたのだが、当時その発言の影響が大きすぎると感じたマネージャーによってオフレコとなっていた。そのためそれを知ったジョンはかなりカチンときて“俺はすでに脱退宣言してるのに、あたかもポールが始めた事になってやんの!”と皮肉ったそうな…

誰かが謙虚に譲歩すればよかったのかもしれないが、まあ若気の至りなのか、ちょっとした感情のもつれが4人の仲を更なる険悪ムードに突入させ、後戻りできなくなってしまった。

てなことで久々にこのアルバムに針を降ろす。

むむ〜 イイんだけどね。手作り感出て本当イイんだけどね。

でも、もう半年ぐらい余分に制作時間をかけたとしたら、ポールの実力からしてアビー・ロードSide-2ぐらいのクオリティーになったのでは? そして2年後ビートルズ再結成アルバム発売てなことを妄想してみる。

東芝EMI時代のフォーレバー帯がもれなく付いてきた。


サザンで行こう! その6

2021年01月25日 | Southern Rock

あまりマイナーな方向にドンドン潜行して行くとサザンの泥沼にハマり抜け出られなくなってしまう。

ここらでちょっと浮上して著名なお方に登場していただくことに。

オールマン・ブラザーズ・バンドのリード・ギタリスト、Dicky Betts、本名Forrest Richard Bettsさん。

デュアン・オールマンの事故死後、年長者としてバンドを引っ張ってきた。

デュアン在命の頃は、デュアンのサイドでブルージーなギターの掛け合いがメインだったが、2作目のIdlewild Southに収録された自作曲、In Memory Of Elizabeth Reedでは軽快なジャズ調のリード、そしてEat A Peachに収録されたBlue Skyではカントリー調と変遷を重ねてきた。

そして1973年のアルバム、Brothers & Sistersを全米1位と大ヒットさせ、原動力となったのがその流れを引き継いだ自身の作品でRamblin’ManとJessicaの2曲。

これらがシングル・カットされ大ヒットした。

Brothers & Sistersの大成功でバンドも一休み、翌年の1974年念願のソロ・アルバムを制作。これがリミッター解放のバリバリのカントリー・ロック・アルバム、Highway Call。

もともとブルー・グラスやフォークのジャンルでミュージシャンとしてスタートさせたのでこっちが本業と言えるのかも。

当然気になるレコード全てを購入する大人買いなんて出来なかったので、当時FMで新譜のロック・アルバムを全曲オン・エヤーなんて豪快な番組がありましてカセット・デッキを使ってエヤ・チェック(死語ですね)で大変お世話になりました。

これもサザン、楽しめる一枚です。


ラテンで行こう!

2021年01月24日 | AMERICAN ROCK/POPS

薄ら寒い真冬の曇天の日曜日、ここのところちょっと運動不足なので人気のない近所の河川敷でジョグしに行こうかと思ったら小雨がパラパラと。

仕方がないので小雨が上がるまでシコシコとブログ記事を更新してみようかと。暫しの間お付き合い下さい。

でっ、こんな湿っぽい空気を一掃しようと取り出しましたるは、Santanaの1999年のアルバム、Supernatural。

Santana Band名義としては7年ぶりのアルバムで、1981年のヒット作Zebop!以降は人気下降気味だったが、今回心機一転アリスタ・レーベルに移籍。

さすが、アリスタのクライブ・デイビス、ヒットのツボがよくお分かりで。

アルバムは世界で累計2500万枚以上売り上げるメガ・ヒットを記録し、サンタナ人気もV字回復。

曲ごとにゲストを迎えコラボすることによってラテン・ミュージックがベースにあるものの、ヒップ・ホップやR&Bなど当時の流行りを取り入れバラエティーに富んだ新たなイメージを植え付けることに成功。

さらにSmoothやMaria Mariaなどシングル・ヒット間違いないキャッチーな曲を随所に散りばめた。

二匹目のドジョウを狙うが如くこのアルバムのメガ・ヒットの恩恵にあずかろうとこの後二枚ほど同様なコラボ企画のアルバムを制作、2010年のクラシック・ロックのカバー・アルバム、Guitar Heavenを入れると計四枚のおいしい企画物が発売されアリスタとは契約終了。

決してSupernatural、超常現象なんかじゃない!

レーベル・サイドによる売れ線狙いの巧妙な企画で、計画通りってことですかね。


サザンで行こう! その5

2021年01月23日 | Southern Rock

あの〜 ちょっと道をお尋ねします。一丁目の69番地って言ったらここからどうやって行けばいいんですかね?

ああロック番地ね〜 この通りをダァ〜真っ直ぐ行って、ドォ〜ンと当たったその角を左にクイッと曲がってそのままスゥ〜っ行けば分かります。

随分ディープな所に到着。

そこにはPoint Blankなるバンドがいらっしゃった。

1974年テキサスで結成、1976年アリスタから記念すべきファースト・アルバム、Point Blankを出す。

ハードなブルースやブギーを演奏するロック・バンド。

あれっ? これってどこかで聴いたような。

それもそのはず、ZZ Topが属する事務所の親分、ビル・ハムによって見出され、このアルバムのプロディースも彼。

ギター、ベースにドラムスとシンプルな楽器編成であるが、ZZ Topと違うところはギターがツインで専任ボーカルいる5人組。

(5人組Point Blankの御一行様。なんだか決闘に行くみたいな)

演奏もまとまっていて中々の物、ツイン・ギターも心地よい。

ショット・ガンで至近距離から脳天一撃のごとくこのバンドの破壊力味わってみては如何?

それにしても、サザン・ロックの一丁目にやっと到達したが、まだまだその奥は深い。

道間違えないようにね。

帰ってこれなくなっちゃうから。


サザンで行こう! その4

2021年01月23日 | Southern Rock

Lynyard Skynyrdの話が出たらこのお方達も忘れてはいけない。

レイナードの弟的な存在のフロリダ、タンパをベースとしたサザン・バンド、The Outlaws。

しかし今回はThe Outlawsの話ではなく、Henry Paul Band。

Henry Paul Bandって一体何者! このあたりとなるとサザン・ロック奥の細道一丁目入り口あたりに到達した感がある。

Henry Paulはニューヨーク生まれで家庭の事情でフロリダ、タンパに移住後に、ニューヨークに戻って音楽活動を開始。

再びタンパに戻りバンド結成。1972年当時ローカル・バンドだったThe Outlawsに加入し、1974年アリスタ・レーベルからデビューしたが、1977年の3枚目のアルバム、Hurry Sundownリリースの後バンドから脱退。

ホント忙しいお方である。

ここから本題、1979年自身のバンド、Henry Paul Bandを結成し1979年アトランティックからデビュー・アルバム、Grey Ghostを出す。

これまたサザン・ロックの様式美は引き継いでいるもの、ポール自身元々ディランがアイドルだったことからか、The Outlaws時代と同様フォーク・カントリー・ロック調の芸風で、The Outlaws時代と同様ウエスト・コースト風のスッキリ爽やかハーモニーを多用したご自身作の楽曲は非常に聴き易い。

それが第二のFirefallを捜していたアトランティック・レーベルの目に止まったってことでは無いかと。

そしてお約束のLynyard Skynyrdに対する追悼の曲、So LongとGrey Ghostも本作に収録。

レイナード・スキナード・ファンなら涙無しには聴けない。

助手:博士どうしました? 目に涙を一杯溜めて!

博士:イヤ〜 オレンジの皮剥いておると汁が飛び散って眼の中に

助手:まさか、ウエスト・コーストのカリフォルニア産オレンジじゃ?

博士:オレンジといっても国産有田みかんじゃよ。Mサイズ7個入り一袋498!

むむ〜、フロリダ・オレンジか国産みかんならギリ・セーフとしよう。


サザンで行こう! その3

2021年01月23日 | Southern Rock

Lynyard Skynyrdの話が出たのでお次はリード・ボーカルのロニー・ヴァン・ザントの弟ドニー・ヴァン・ザントが同じくリード・ボーカルを務める .38 Special(38口径スペシャル弾)。

1977年A&Mと契約しメジャー・デビュー。その彼等の4枚目のスタジオ・アルバムがこれ、Wild Eyed Southern Boys。

この辺りから人気を決定的なものとし全米18位でプラチナ・ディスク獲得。

サザン・ロックの様式美は引き継いでいるもの、ボーカルにハーモニーを多用し泥臭さや重さは薄れアーバン・サザン・ロックとでも言うべきかポップ度が高い。

(.38 Specialの方々。むむ〜、アーバンな雰囲気は感じられないけど...)

それもそのはず、このアルバムには曲の共作者としてあのアイ・オブ・タイガーなどハード・ポップなヒット作を連発したサバイバーのフランキー・サリバンとジム・ペテリック・コンビのジムを収録曲のうち4曲に起用。

サザン・ロックは定番のオールマンやレイナードだけでは無い。違った魅力を秘めた多くのバンドがその裾野を広げている。

助手:博士どうしました? 急にCD棚ゴソゴソしたりして!

博士:イヤ〜 このアルバムを聴いていると久々にサバイバーを聴いてみたくてCD捜しとるところじゃ。

なぬ〜! 日頃からサザン・ロック大ファンと言っているが、このおっさん口だけ。

偽サザン・ファン一名ここに発見!


サザンで行こう! その2

2021年01月22日 | Southern Rock

The Black Crowesが少し重すぎって感じるお方はこのバンドは如何?

1970年ジョージア州の州都アトランタから北東にちょいといたところにある街、ドーラビルで結成。

1972年デッカと契約しメジャー・デビューしたAtlanta Rhythm Section (通称ARS)。

その彼等の7枚目のスタジオ・アルバム且つ最大のヒット・アルバム、Champagne Jam。(全米7位でミリオン・セラー)

シングル・カットされたImaginary LoverやI'm Not Gonna Let It Bother Me Tonightも大ヒット。少々 軽めでポップ度満載非常に聴き易い。

それ以外の注目曲は一曲目Large Time。1977年飛行機墜落事故で主要メンバーを失った当時人気絶調だったLynyard Skynyrdに対する追悼の曲。

ARSは彼等と一緒に公演を行なったらしい。

 

俺たちゃレイナード・スキナードとジョージアのメイコンで一緒に演ったのさ

奴らはイカしたロックン・ローラーだった

ロニー・ヴァン・ザントはフリーバード飛ばしてたっけ

奴らは決して手は抜かねえ

俺たちゃイカした時間を過ごしたのさ

唸るギターの掛け合い聴いたはず!

みんなほんと楽しかった

確かに

 

なんて歌ってる。

スキナード・ファンなら涙無しには聴けない。

助手:博士どうしました? ARS聴いている途中に目に涙を溜めて!

博士:イヤ〜 ドライ・アイでチョット目がカサカサして今先目薬入れたところじゃ。

日頃から大ファンと言っているが、このおっさん口だけ。

偽スキナード・ファン一名ここに発見!


サザンで行こう!

2021年01月22日 | Southern Rock

サザンといってもサザン・オールスターズでも南海電鉄、和歌山港行き特急サザンの事でもない。

このブログの性格からして、サザンもしくはサザ〜ンとくれば当然サザン・ロックを意味する。

サザン・ロックとは何ぞや?とネットを検索すれば、カントリーやブギー、ブルースにR&Bなどアメリカ南部の土(泥)臭い音楽を全面に押し出したロックとある。さらにその雰囲気は醸し出しているもののカリフォルニア出身のCCRやカナディアンであるザ・バンドなんかは南部出身でないためしばしばそのカテゴリーからは外される事も。

世の中スカイ・ハイのごとく大空高くすっきり爽やか、且つスマートに立ち回る才覚があればそれに越したことは無いが、一般的には泥臭さの積み重ねによる下積みを経てようやく日の目をみる場合が多く、夢見物語では無く現実的な歌詞と地に足を付けたアーシーなサウンドは庶民にとっては必需品ですかね。

と訳のわかないことを口走りながら取り出しましたるはロビンソン兄弟率いるThe Black Crowesの1992年のセカンド・アルバム、The Southern Harmony And Musical Companion。

90年代といえばニルバーナ、グリーン・ディ、パール・ジャムやイギリスからはオアシスなどオルタナ・ロック若しくはグランジ・ロックなどと呼称された新進バンドが表舞台で隆盛を極めた時期だったが、Crowes達は彼らとは少々切り口が違って時代に逆行するかの様な70年代サザン・ロックに活路を求めた。

時代に即したモダンなプロデュースを加味したノスタルジー戦略が当ってアルバムは全米1位獲得の大ヒット。

彼らが意識して逆張りをしたのかどうか定かでは無いが、少なくとも幼少の頃から慣れ親しんだこの路線が大好きだったのは間違いない。

90年代のロックはオルタナやグランジの類も聴くが、おじんの私にとっては古きサザ〜ンの様式美を備えた曲調が心地良くてしっくりくる。

ただ英語力のなさで彼等が何を歌っているのか歌詞カード無しには直接理解できないのは残念。

まあ、その雰囲気さえ感じる事が出来れば良し!としましょう。

これが90年代の野性味溢れるサザ〜ンの雰囲気ですかね? 一人だけちょっと違う様な?


シームレスでスムーズなプログレ・サウンド

2021年01月17日 | PROG ROCK

英プログロック・バンド、Camelの1975年の3作目のアルバム、Music Inspired By The Snow Goose。

(2011年Music On Vinylからの再発盤。アメリカではPassport Recordがこのアルバムを販売)

米作家、ポール・ギャリコの短編小説、The Snow Gooseを持ちふい製作された全編インスト繋ぎ目なしの大作。

当時The Snow Gooseのアルバム・タイトルを想定していたが、ギャリコ側からのクレームでMusic Inspired Byを付け足す事に。また歌詞をつけることも検討されたがコピー・ライトの関係で原作者と無益に争うのを避けるため全編インストと相成る。

タイトルの件はさておき、全編インストは個人的には正解で叙情性が増したと思うし、色々意見はあると思うが私はキャメルのボーカルが少々弱いと感じていた故、この特にアルバムに関してはこれでよかったと思っている。

イギリスでは初めてチャート・インして22位でシルバー・ディスク獲得し日本でも何度も再プレスされていてそこそこ売れた。ただビートで勝負のアメリカでは162位と予想通り売れなかった。

叙情モノとなるとやっぱりターゲットはヨーロッパか日本ですかね。


久々に聴いてみました。その2

2021年01月16日 | West Coast Rock

ジャクソン・ブラウンの1973年の2枚目のスタジオ・アルバム、For Everyman。

アルバム・タイトルのFor EverymanのEverymanは“普通の人”って事ですかね?

(ジャクソンさんは答えを求めるため、誰か普通の人がやって来るのを一人庭で待つ)

(あれ? ジャクソンさんの姿が見えない。待ち人は来たのだろうか? )

シンプルなバンド・アンサンブルにのせて日々の苦悩や葛藤など内省的な歌詞が淡々と歌われる。

何しろ文学的な含蓄のある歌詞ゆえ歌を聴きながら歌詞カードを何度もなぞる様に追っていかないと私の様な普通の人には中々その内容を理解出来ない。

しまった〜米盤なので歌詞カードがついてない!

もっと英語勉強しときゃ良かった。

5曲めのThese Daysはオールマン・ブラザーズ・バンドのグレッグ・オールマンに作った曲のセルフ・カバー。

オールマン・ブラザーズの前身バンドでのツアーの際スカウトされ、西海岸で新しいバンド、Hour Glassを結成。2枚のアルバムを出すも成功せず兄のデュアンは故郷に戻りマッスル・ショールズ・スタジオの専属セッション・ギタリストに就任、弟のグレッグはソロ・デビューの可能性を探りハリウッドに残り傷心の日々を過ごしたそうな。

その当時にジャクソンと親しくなった縁からか、このThese Daysをグレッグに提供し1973年のソロ・アルバム、Laid Backに収録される。

それゆえ、このカバーのアレンジメントはグレッグによって閃かされたと記されている。