最近中古のレコード高くなったね。
なんちゃらオフに行くと、昔なら帯がなくジャンク扱いでもそこそこ程度がよいLPが1枚100円で売っていた。シングルなら10−50円ぐらいだったかな?
今ならそんな価格では売っていなくて、本当のジャンク、捨ててもいいぐらいのゴミ扱いのコンディションでもそこそこの値段がついている。
てな事で最近はレコードや巡りはあまり行く事も無く、本当に欲しいものは通販で買うことの方が多くなった。
たまに怖いもの見たさで、オークションでレコード大量とか福袋的な出品に入札を試みることも。
オークション・サイトの出品者が掲載している代表的な写真数枚を見て、これは当たりかな?と推測して落札するも、写真に載っていない大半のレコードは特に興味のないジャンルであったり、ダブりはたまたジャンク・コンディションのレコードとなる。
ただ、たまに思いがけない発見がある。
今回は恋はみずいろ。L’Amour Est Blue、なるほど直訳で恋はみずいろ。学生時代に第二外国語として履修したフランス語がようやく役に立ったみたい。
1枚370円。この頃は日本ビクターがフィリップス・レコードを扱っていた。
Wikiによるとギリシャ生まれの彼女が、1964年に初ドイツでアイドル・シンガーとしてデビュー、1967年のユーロ・ビジョン・コンテストでルクセンブルク代表としてこの歌をフランス語で歌い見事4位に入賞と結構インターナショナルな活動していたみたい。
日本ではポール・モーリアのインスト・バージョンが有名だが本作のフランス語での歌唱も中々趣がある。
因みに、オークションで購入してダブっていたシングル盤数十枚をなんちゃらオフに持って行くと、1枚30円の値がついた。
その後そのショップ覗いてみると、我が手元から離れたレコード達は新しいビニール・カバーに包まれて何とお値段500円…
やっぱり実店舗で販売するからそういう値付けになるのは仕方ないのかな?
恋は空のように透き通った水色なのに、我がレコードへの愛はあまりの値差にちょっぴりブルーになる。