元ラズベリーズのリーダ的存在だったエリック・カルメンがお亡くなりになられたそうな。
1970年に結成しパワー・ポップの元祖と呼ばれ、彼らのビートルズ(特にポール)、ビーチ・ボーイズやアメリカン・オールディーズに影響を受けた作品は楽しめたのだが、残念ながら4枚のアルバムを残して1975年に解散。
そのエリックが同年にアルバム、Eric Carmenでソロ・デビューを果たす。
このアルバムからシングル・カットされたAll By Myselfが大ヒットしたことから、バラード・シンガーってイメージが強いが、個人的にはラズベリー時代からのパワー・ポップと呼ばれた軽快なロック作品が気に入っている。
このアルバムではやっぱり1曲目のSunriseですかね。
ゆっくりとフェード・インするシンセにピアノが絡むイントロが1分ほど続き、その後スローなソロ・ギターが被さる。ようやくエンジンが温まったのかフィル・スペクターばりのウォール・サウンドを施された曲はアップ・テンポで展開していく。
すんばらし~才能でした。
そのエリックも享年74歳でこの世を去ることに。
RIP
とは言えall by myselfくらいしか知らないのです。昔よくミュージックライフという雑誌を買ってましたけどよくエリックカルメンの記事がありました。私はもっとロックよりのミュージシャンが好きだったので飛ばし読みしてた覚えが。
巨星落つ
エリック・カルメンがソロになってからは、バンド時代と違って他のメンバーと音楽の嗜好性を一致させる制約がなくなったので、ロック色少々薄めのAOR路線に転換してアルバムを作成していましたね。
ラズベリー時代の3枚目のアルバム、Side 3ではそれまでのアルバムと比べて結構ヘビーに攻めていたんですけどね。
それからミュージック・ライフは懐かしい。私もも一時期買ってましたね。
今のネットのある時代と違って最新のロック関連の情報を得るとなるとFM放送かこの手の雑誌を買うしかなかったですからね。
ビートルズやビーチ・ボーイズ好きには無視出来ないアーティストでしたから、若い頃よく聴いていましたね。
ちょっと早いんじゃないのって思いますが、こればかりは仕方のないことですね。