1968年、ディープ・パープルのデビュー・アルバム、Shades Of Deep Purpleが出た。
(2000年出たリマスターCDの音質は良好)
後に第一期の編成と言われる、ボーカルにロッド・エバンスとベースにニック・シンパーらが在籍。
芸風としてはリッチーのソロ・ギターが大炸裂するには至っていなく、リーダのジョン・ロードのキーボードを中心としたサイケデリックなテイストのハード・ロック、すなわち当時アメリカで人気を博したドアーズやバニラ・ファッジ辺りを意識したものだと思われる。
パープルの全盛期はイアン・ギランやロジャー・グローバーが加わった第二期だと思うが、ポップさが溢れるれスペーシーな雰囲気も楽しめる第一期パープルは見逃せない。