1976年に前年のヨーロッパ・ツアーの模様をレコーディングしたMade In Europeを出したディープ・パープル。
ただこのアルバムは第三期のパープルで出したアルバム、BurnとStormbringerから全5曲収録のLP1枚仕様だったため、大ヒットした1972年のアルバム、Made In Japan (Live In Japan)と比べるとやはり物足りない感じだった。
その後、1975年当時のヨーロッパ公演の音源が続々と正規にCD化され、2001年には1975年4月7日にパリで行われた公演のライブ盤がパープルレーベルから登場。さらに2012年にはLive In Paris1975のタイトルでリミックス・リマスターされ再登場となった。
この公演では第三期時代以外のお馴染みのSmoke On The Water、Space Truckin’にHighway Starそしてドン・ニックス作のGoing Downのカバーも収録され選曲的には充実したものとなった。
ただパリのコンサートが行われる前の1975年2月から3月にかけてリッチー師匠はディオらエルフのメンバー達と既にレインボーのファースト・アルバムを録音していたので、パープルからの脱退は決定事項だったそうな。
むむ〜 そう思うとリッチー師匠のギター・プレイ、手抜きとまでは言わないがなんだか少々気が入っていないようにも感じるのだが…
いゃ~ そんな事ないですって。きっとあなたの気のせいですよ。
そ〜かな~?