CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

和物ロック、その2

2021年10月26日 | JAPANESE

一昨日の延長で山下達郎の別のアルバムでも。

1980年のRide On Timeでついにアルバム・チャート1位を獲得、日本ポップス界のトップへと躍り出た。

それは今後のアルバム制作に時間とお金をかけることが許され、レコード会社からの制約にも振り回されす事なく余裕を持って創作活動が出来る事を意味する。

そして個人的な趣味のアカペラ・アルバムを1枚挟んで、完成度の高いアルバム、For Youが1982年にようやく登場。

分厚いコーラスをバックに、曲によってはホーンやストリングスを投入しゴージャスなアレンジが施され、シングル曲を収録せず曲の繋ぎに短いアカペラを入れるなどトータル・アルバム化する様な工夫も。

アルバム・チャート1位を獲得し、その地位を強固な物に。

ただあまりに人気が出過ぎて猫も杓子もタツロ~ってなれば、ちょっと引いてしまうかも。

私としましては、70年代のシュガー・ベイブや初期の数枚のソロ・アルバム辺りまでの知る人ぞ知るって頃の方が何故か美味しいって感じてしまう。

通りすがりの人:天邪鬼っていうか、オタク結構ユニークだね。

へへへッ、“Ah! For, You”なんて言われる時もあります、キリッ。

通りすがりの人:それって褒め言葉じゃないと思うけど...

初っ端からのSparkleからノリノリ。

Your Eyesでアルバムは大円団