詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

2006 NO・4   「朝鮮漬け」のうた

2014年10月27日 | 

母の漬物は天下逸品で誰もが褒めそやした
今頃になると毎年母の孤軍奮闘が始まった
いっときも休むことなく
ほとんどの漬物を大樽に漬けだす

掘りたての泥つき大根約百本をタワシで洗い
縄で縛って窓という窓に吊るす
もちろん店で買う金なんかないので
どの大根も大小不揃いに揺れている

そんな家ではもう
ぼくの子供時代の北海道ですら珍しかった
大根などいくらでも
安くて立派なのが売っていたので

大根はそのまま漬けるよりも鰊漬けにした
冬中食べるとなると普通の大根漬けでは物足りなくなる
氷が張った樽の底に鰊が見えるとワクワクする視覚効果もあった
一晩ミガキ鰊を水に漬けてから乱切り大根と麹を入れて漬ける
年末になると飯寿司の中に
人参や白菜やキャベツと一緒に入れもした

みながそう呼んでいた「朝鮮漬け」も忘れられない
ぼくの家の近所の鉱山や炭鉱に強制連行され
戦後すぐ山へと逃亡して捕まって数珠繋ぎにされたという
(秋田北海道九州に多く、秋田の鉱山では数百人が逃亡し殺害)
素っ裸にされ半殺しにされた数十人の朝鮮人の生き残りが
街から街へと見せしめに引きずり回されたという
日本人の娘たちと結婚した数人が近所にいたので
母は彼らから教わったのかもしれない

「朝鮮漬け」といっても
日本の漬物に唐辛子をたっぷり入れただけなのに
今頃の風が強い季節になるとふっと恋しくなる
いまはもうこの世にいない母を思い出して
無性に食べたくなるがもはやどこにも売ってさえいない

 

 ◆*ドイツで前代未聞のデモが発生!ドイツ国民が安倍首相に脱原発を要望!ドイツ人「安倍首相に国民と子供を守れと言いたい」 ありがとう!ドイツの文化で育った人達!・・爪の垢でも煎じて飲むべきかな、奴隷家畜根性が骨の髄までしみこんでしまった日本人かな

  電気代もガス代も高速道路料金等も一切払わない米軍は、都内一等地を好き勝手に使い、米軍やCIAがフリーパースでやりたい放題(米国への反対者暗殺も)・・戦後ずっと、日本政官財支配層の上にいてやりたい放題で左団扇の占領軍!

◆今日の日本の衰退・劣化(90年代に個人所得で米国を抜き世界一寸前が、現在は米国の七割でヨーロッパ諸国の下!)・・宗主国米国のための戦争で亡国寸前!問題 は、利益得る1%以外の国民99%は理解せず危機感皆無。冷戦後米国の仮想敵国が日本に変わり、米国の国家目標が、いかに日本を安楽死させるかに変化した(もちろんTPPや戦争で米国が大儲けした後に・・)!

◆北海道のカボチャはどれも旨い。味付けは麺ツユだけ。ただ出刃包丁を持ってないので、切るのが大変・・肩が張る。料理しなくていいなら毎食カボチャでもいいんだけど(カットしてあるのはかなり割高!)。半分食べてしまったので、残りは明日ジャガイモと一緒に煮付けよう!


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