詩人PIKKIのひとこと日記&詩

すっかりブログを放任中だった。
詩と辛らつ日記を・・

トヨタ時代に機械に挟まれて今も不自由な左手が呟いた詩

2009年01月19日 | 日記
少年時代
右利きだったのにわざわざ
左手ばかりを使おうとしたことがある

左手の腕相撲では
いまだに誰にも
負けたことがないのが唯一の自慢だったのに
その左手は醜く歪んでしまって
なかなか動こうとしない

一日何回も 
昼だろうと夜だろうと
どんな場所でだろうと
盛んにオナニーをやってた頃も
お湯を急須に注ぐのが
ふと面倒臭くなった時にも
知らず知らずのうちに
君にウインクしてしまって
鼻の下をこすってた午後にも
いつも雄弁だったぼくの左手

この国の権力者たちは
昨日も 今日も 明日も
決して
狙った獲物を
逃がそうとしないことだろう

スキャンダルがある人間は
徹底的にそれを調べ上げられて
マスコミに暴露されることだろう
警察を総動員して
スキャンダルが見つからなかった人間に対しては
つい先日自殺した民主党議員みたいに
なんとか嵌めて
破滅させようとすることだろう

それもさえも
不可能だった人間たちには
植草一秀氏や鈴木宗男氏や
オウム真理教教祖主任弁護人のように
国策的冤罪事件をでっち上げて
監獄の中へポイとなる

なんて薄汚い
この国の権力者たちなんだろうか
それだけの情熱を
国民のために使ったら
どんなに
素晴らしい国になることだろうか

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