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稚ヤドカリ

2017-05-03 20:34:08 | 2017年ムラサキオカヤドカリ繁殖記録

陸上への移行に成功した後の幼体の成長過程に関する研究は、まったく行われてこなかった。野外で発見される幼体は種や性の判別が難しく、研究対象として扱い難いと考えられる(下田,2001)

と、いうわけで、研究者泣かせの琴絵さんなのだけど、性の判別はともかく、うっとこの個体は両親ともにムラサキオカヤドカリだから、紛うことなきムラサキオカヤドカリの幼体である(笑)


5月3日現在で孵化から55日目。
上陸して約2週間。

グラウコトエは加齢とともにますます乾燥に耐え、乾燥抵抗に対する行動的・形態的機能強化がオカヤドカリ類の陸への移行を促進した(Brodie,2000)

ここまで、しっかりしてきたら、もう「稚ヤドカリ」と呼んでいいかな?
身体も宿貝も、一回り大きくなってるし。


本日、陸上で6匹の生存を確認。

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2 コメント

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Unknown (波風)
2017-05-07 15:37:45
いえいえ、目に付いたのが6匹だけで、あとは隠れてるんでしょう。
なんせ小さいので、ケージ内でも探すのが一苦労で(笑)
まあ、先を考えれば6匹でも多いくらいなんですけどね。
淘汰された? (車海老)
2017-05-07 15:15:20
安定した繁殖飼育。もう、恐れ入ります

>もう「稚ヤドカリ」と呼んでいいかな?

十分でしょう。脱皮をしてなくても、陸上で餌を採り出したら、「稚ヤドカリ」でいいんじゃないですか。

>本日、陸上で6匹の生存を確認。

ん?そうすると、20匹は淘汰されたということですかね?
ゾエアの頃だけでなく稚ヤドカリでも、共食いするということかな。
それでも、6匹ならば、自然界では、奇跡的な生存率なのでしょうが

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