春磯や 我れ破顔一笑 割殻と戯る
ここのところ、くだらないトラブル案件に関わり合って柄にもなく脳神経を酷使していたので、春の磯で大好きなワレカラと遊んで癒やされようかと、日本海までひとっ走り。
というわけで、水ピカピカ、緑藻アオアオな磯水槽でございます。
当初は海辺でのんびりストレス解消が目的だったんだけど、試しに網を入れてみたら、一振りめでアシナガモエビが、二振りめでアシナガモエビモドキが捕れたりしたもんだから(どっちがどっちかいまだによくわからんが)、採集人の本能に火がついてしまって、本気の採集モードに変換。
まず、越前の磯ではお久しぶりのユビナガホンヤドカリ。
うん、あいかわらずの面構え(笑)
荒磯の貴公子、クロシマホンヤドカリ。
そして、3年ぶりのヨモギホンヤドカリ(けっこう本気で探した)を、お持ち帰り。
そして、本日ナンバーワンの収穫がこちら。
はい、紅藻の塊でございます(笑)
賢明なる読者諸氏は、すでにお気づきかと思いますが、紅藻の塊の下に本体があるわけで、まあ、こんな状態なんで正確には同定しかねますが、おそらくイソクズガニかと。
そんなこんなで、思いがけず賑やかになった磯水槽。
もちろん、先住民たちも健在なわけで。
とりわけ存在感を示しているのが、赤いヤドカリと赤いエビ。
ちょっと窮屈になったけど、喧嘩しないで仲良くしてくださいね。