みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

力餅!

2022-01-29 20:04:52 | 新・ほろ酔いキッチン

なんか、いろんなヒトがいろんなこと言ってるけど、要するに「コロナ・ウイルス」という、ありふれた風邪の病原体が強毒性に変異した・・ってことなんだろう。
と言うことは、手洗いだマスクだソーシャル・ディスタンスだとかなんとか言ってるけど、そんなことは普通の風邪や感冒(インフルエンザ)の予防法と何ら変わりが無いわけで(笑)
だとしたら、最強の予防法は、睡眠と栄養を充分にとって、身体の抵抗力を高める!
これにつきると思うのは管理人だけだろうか?


というわけで、自家製味噌と濁醪糟を合わせた床に漬け込んだ鹿肉をカンテキで炙る!
みーばい亭が誇る、冬のパワー・フードでございます。
高タンパク、低脂肪・・いや、ほとんど無脂肪ですな。
濁醪糟の酵素でほろりとやわらかくて、あっさりしているから、なんぼでも食えるけどヘルシー!

今宵、娶せる酒は、鈴鹿山系の水脈から湧く井戸水で仕込んだ「ハツサクラ 無濾過生酒」。


世に名の知れた吟醸酒は多々あれど、管理人は安井さんの吟醸香に癒やされとります。

とかなんとか、ほろほろ焼いたり食ったり飲んだりしているうちに、150匁ほどあった鹿肉残りわずか。
タンパク質ばっかりだと、栄養バランスが悪いので、エネルギー源の炭水化物を追加。

手軽に摂れる炭水化物といえばお餅。

ほどよく焼けたお餅をうにょ~とのばして、餃子包みに鹿肉と白菜のぬか漬けを包み込む!

こ・れ・は  美味い!


エネルギー充填120%

みなぎる力!

燃え上がる抵抗力!

おまけにこっちは、身体の奥からアルコール消毒してるさかい、覚悟決めてかかってきいや変異株!


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ジュニアの目覚め

2022-01-22 21:18:00 | 生き物の話

脱皮まっただ中のユビナガホンヤドカリ。
頭胸部の外骨格を付随する付属肢ごとごっそりと脱ぎ捨てる、ヤドカリ愛好家にはお馴染みの情景でございます。
陸棲のムラサキオカヤドカリなどは砂中で脱皮するので、善良な飼い主は目にする機会が無いのだけれど、おおむね同じような感じ。

というわけで、昨年末から脱皮モードに入っていたムラサキオカヤドカリのゴリ・ジュニアが、満月大潮から寝待月に入って少し潮が落ち着いた21日の夜、地上に復帰してきた。

このゴリ・ジュニア、ちょっと来歴をおさらいしておくと、2001年に沖縄からやってきて18年間みーばい亭で暮らした大御所ゴリを父に2011年に同じく沖縄からやってきた若妻宇論ちゃんを母に、2015年7月21日に孵化。
同8月20日から21日にかけて10数匹の兄弟姉妹と共に上陸。
その後、過酷な淘汰に耐えて生き残り、2019年10月13日、脱皮直後の父親を襲い宿貝を強奪、その際ゴリの腹部に大きな裂傷を負わせて葬り去り、その翌年には母親の宇論ちゃんと交わり産卵させる・・という、エディプス・コンプレックスを地で行くような業を背負ったムラサキオカヤドカリでございます。

そうは言っても、飼い主にとってはゾエアの頃から手塩にかけて育てあげた個体だから、この厳冬期に命がけの脱皮から無事に生還してくれたことは素直に喜ばしいことなんだけど、頭の中で「ジ・エンド」が延々とリピートされているのはなぜだろう(笑)

This is the end, Beautiful friend.
This is the end, My only friend, the end.

まあ、みーばい亭ではこれ以上オカヤドカリを繁殖させるつもりはないから、彼らが最後の世代。
その先の未来が無いわけだから、終末(The end)には違いない。

Can you picture what will be, so limitless and free.

この辺の歌詞は、飼い主の心情を代弁しているかな?
まあでも、2017年生まれの世代もいるから、20年付き合うとしても2037年まではヤドカリの世話をしないといけないのか・・・。
やれやれ、終末(The end)は遠い・・。


それはともかく、父親を殺してまで手に入れた貝殻なんですから、もっと大切にしてくださいね。
開口部が欠けてますよ。

Father, I want to kill you.
Mother, I want to・・・・・・・・・

Come on baby!

てか(笑)

 

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寒中寄居虫見聞録

2022-01-15 19:48:53 | 生き物の話

お寒うございます。
寒中寒波真っ盛り、皆さま如何お過ごしでしょう?

南方系のオカヤドカリはこぞっておねんね中で静かなもんですが、日本海出身の連中は、この極寒の時期にも元気に活動しておりますので、定期換水をサボるわけにもいかず、酷寒の水仕事に勤しんでいる管理人でございます。
中でも元気なのは冬のヤドカリ、ヨモギホンヤドカリ。
4年物が2匹、元気に活動しております。


そして、冬場意外に元気なのがヤマトホンヤドカリ。
やっぱり、夏の高水温より低水温の方がすごしやすいのね。
そんな気はしてたけど(笑)


平日の誰も居ない昼間は5℃くらいまで冷え込むみーばい亭のリビング。
当然、磯水槽の水温も10℃を下回っているだろうけど、なんとか生きてるブチヒメヨコバサミ。
わりと深場に棲息するヤドカリだから、水温の乱高下はつらいだろうけど、なんとか頑張って冬を越してくださいませ。

そして磯のコンピー、スジエビモドキさんたち。
このヒトたちは、30℃を越えようが10℃を下回ろうが、まったくのマイペース。
最強キャラの呼び名の高いホンヤドカリでさえ、10℃を下回ると活性が低下するのに、高温低温まったくお構いなし。
ひ弱いモブキャラのイメージが強いけど、もしかしたら磯の甲殻類最強キャラかも。


で、極寒の水仕事で冷え切った恒温動物の管理人は、舌が千切れそうに熱い鯉こくを啜りつつ燗酒をほろほろと。

酒あれば 寒中の換水も また楽し

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元の木阿弥

2022-01-08 21:17:07 | 新・ほろ酔いキッチン

一月七日は人日の節句。
もちろんみーばい亭の夕餉も七草粥と香々のみ!
あたりまえだが酒も御法度。
金曜日の夜に酒を飲まなかったのは何万年ぶりだろう?
もしかしたら今生初かも(笑)

というわけで、正月疲れの胃腸も休まり、アルコール漬けの肝臓も復活し、下腹部にじんわりとまとわりついたぜい肉も落ち、寅年新たな進化形人類として生まれ変わった一月八日は三連休の初日。

すっきりした胃腸に呼ばれて、まずは昼餉に餅を焼く。
醤油を絡め、炭火にかざしてぱりっと炙った海苔を巻き・・・。
焼いては食い、食っては焼き、おおっ!なんぼでも食えるぞ。
うん、ちょっと食べすぎかな?

そして暮れれば、すっきりした肝臓が酒を呼ぶ!
呼ばれたからには、飛び出てじゃじゃじゃ~ん。

はい、冬のお馴染み、燗映え特別純米「雨垂れ石を穿つ」。
正月は吟醸酒とビールしか飲んでいなかったから、温かい純米酒が新鮮で美味い

高島の酒に娶せる肴は、高島の鮒ずし。
もちろん頂き物なんだけど、重さ量って○千円と計算してしまう、貧乏性の管理人(^^;

ま、それはともかく、最強肴を前にして、酒飲まぬ馬鹿など居るはずもなく・・。
両人対酌すれば山花開く、一盃一盃復た一盃。


ふと、我にかえれば、胃腸はずっしり、肝臓はちゃぷちゃぷ、下腹部のぜい肉は・・。

ふりだしにもどる。



 

 

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慶春

2022-01-02 12:35:52 | 生き物の話

新春のお慶びを申し上げます。

令和4年を風流に雪見酒で迎えたみーばい亭でございます。
例によって、朝から鰹節を削って丁寧に取った出汁でお雑煮を作り、晦日返上で用意したお節料理をつまみながら慶長の純米吟醸をほろほろといただく。
おかげさまで、本年もまったく正しい日本のお正月を過ごしております。

というわけで、飽食、飽満、ほろ酔い機嫌で動けませんので、水槽などを眺めながら、ご挨拶をば。


はい、まずは紅白なますか蒲鉾か。
めでたいカラーのヤマトホンヤドカリ。
この子は昨年採集した個体だけど、もう一匹、令和2年物も元気に2回目の正月を迎えております。


こちらは地味ながらもやけに存在感のあるクロシマホンヤドカリ。
当初はご飯粒くらいの宿貝に入っていたんだけど、ずいぶんと大きくなりました。


そして、磯では異端者だけど、やたら態度のでかいユビナガホンヤドカリ。
正月だからか、普段より目つきが穏やかなようで(笑)


令和4年も健やかに過ごせますように・・、と、星に願いのホシゾラホンヤドカリ。
ほんま、今年こそ大声でくだをまきながら、酒を飲みたいもんで。


モブキャラだけど数の上で言えば、磯水槽の主役ともいえる、ホンヤドカリとスジエビモドキ。
今年も変わらずよろしくね。


そしてラストは、お馴染みエダアシクラゲの皆さん。
ほんま、どっから湧くんやろうね、このヒトたち。

そんなこんなで、今年は堂々と「オオトラ」になれる干支廻り。
管理人も「トラ」になることを宣言して、結びとさせていただきます。

皆さまにおかれましても心豊かな酔い年になりますように!


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