みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

続 鈴木トメ!

2014-03-30 21:12:51 | 新・ほろ酔いキッチン

最初に断わっておきますが、この記事は「鈴木トメの普通な日常」とは何の関わりもない、年度末だというのに机の上に山積みになった書類の束をほったらかして、週末しっかり休んで遊んでいる「不良サラリーマンの異常な日常」の続編でございます(^^;

さて、昨夜は日本海の新鮮な魚をアテにたっぷり飲んで夜が更けて、ぐっすり眠って夜が明けて、再び巡ってきた逢魔ヶ時。
アラ汁でも作ろうと思って、利尻昆布でとった出汁に塩を少々入れて味を決め、昨夜刺身にしたカナガシラの頭と中骨を放り込んでひと煮立ち。
何気に味見したら・・・ん? これって・・・地中海?

というワケで、急遽ブイヤベース風に仕立ててみたりして(笑)

でもって、昨日仕込んでおいたスズキの昆布じめを愛用の柳葉で薄造りにして、自家製の梅酢につけてパクっ!


昨夜のアラ炊きの残り汁を濾して冷やしておいた煮凝りをちゅるっ!

酒は、黒龍にしようか八海山にしようか悩みに悩んで、八海山を人肌燗で。
バブル世代なもんで、越乃寒梅、〆張鶴、八海山なんかの越後端麗辛口系には、特別に思い入れがあるんやな~、今でも。
三つ子の魂百までですな(笑)

ありがとう、北陸!
ありがとう、日本海!

某国のミサイルが原子力発電所に命中しないことを願いつつ、みーばい亭は今日も飲むのだ!



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鈴木トメ!

2014-03-29 22:03:49 | 新・ほろ酔いキッチン

♪ひとけのないとこで泳いだら、原子力発電所が建っていた・・

と、いうわけで冬が逝った。
冬がゆけば夏が来る。
夏と言えばフィッシュ・ウオッチング・・・なのだが、タンクを背負って日本海に潜るにはちょっとまだ障りがあるので、とりあえず陸上でフィッシュ・ウオッチングを堪能できるアミューズメント・ポイントに出撃してきた。



いつ来ても、テンション上がるな~、ここ(笑)

で、収穫はカナガシラと夏魚鈴木トメ!
トロ箱三分の一買いしたカナガシラは、もちろん刺身に。
食べきれない分は、鱗を取りハラワタとエラを抜いて、そのまま塩焼きにも煮つけにもできる状態で冷凍ストック。
これは平日のおかず用。

そして、本日の主役「鈴木トメ」!

もちろん半身は洗いにして、庭の花柚で仕込んだ自家製ポン酢でパクッ!
残りの半身は昆布じめにして、ラップでぴっちり包んでチルド室へ。
こちらは明晩のお楽しみ。
頭と中骨は薄味に仕立てた煮汁でひと煮立ちさせたところで、鍋ごとバスタオルに包んで保温調理。
新鮮な魚だけに許される、酒のアテ仕様のアラ炊き。
合わせる酒は「常山特選純米」をキリッとさっぱり常温で。
やっぱり福井の魚には福井の酒である。

当然、水槽のヤドカリたちにもたっぷりとおすそ分け。
海ヤドに夏はしんどい季節だから、今のうちにしっかり食って体力をつけておくれ。

こちらはワカメの切れ端をつまむホンヤドカリとアオサを啜りこむバフンウニ。
そうそう、海藻も好き嫌いなく食べないとね。

さて、そろそろ本気でギアの手入れをはじめないと。
消費税が上がろうがミサイルが飛ぼうが、季節は変わる!夏は来る!

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伏見散策

2014-03-22 21:35:47 | 新・ほろ酔いキッチン


春分の日の昨日、伏見の日本酒祭りに連動して、各蔵元が試飲イベントを開催するということで、散歩がてらほろほろと飲み歩いてきた。
当初は、軽く三蔵ほど回るつもりで出かけたのだが、時折霙がそぼ降る真冬のような寒さが幸いしたのか災いしたのかあまり酔いが回らなくて、朝酒昼酒立ち飲み歩き飲みと、いつのまにやら気が付きゃ七蔵め
(*^~^º∀
ちなみに冒頭の画像は「桃の滴」でおなじみの松本酒造。
いかにも酒蔵っぽい風情なのでアップしたけど、実はスルーしてたりして(^^;

突然ですが・・、なぜか登場のまゆまろくん。
あんたの持ち場は西陣方面でっしゃろ。

お持ち帰りは北川本家の「富翁純米吟醸無濾過生原酒」を目の前のタンクからはかり売りで。
毎度言うけど、蔵出しの新酒はたまりまへん。

そんなこんなで、ほろ酔いを通り越し ♪Ti~ger Tiger~ Bur~ning Brightッ!とか歌いながら世間様に怪しまれつつ帰宅し、ひと風呂浴びて冷え切った体を温め、途中で買ってきた 冨美家の鍋焼きうどんをすすりこんで血の巡りが良くなったら、体内の酒精が一気に活性化して・・・。


いつの間にやら炬燵でごろ寝
これじゃ体にいいわきゃないよ
わかっちゃいるけどやめられない・・っと(酔死)

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オカヤドカリは昆虫なのか?

2014-03-15 21:48:41 | 新・ほろ酔いキッチン

時には昔の話をしようか・・・って、いつもしてるけど(^^;

株式会社トミー(現タカラトミー)が、オカヤドカリ虐殺セット「ハーミーズクラブ」を世に出したのが2004年の夏。
大手企業が多額の宣伝費を投入してオカヤドカリという「玩具」の存在を世間一般に認知させたおかげで、それまで屋台の駄菓子感覚だったオカヤドカリが、スーパーやデパートの玩具売り場というメジャー・シーンへ一気に浮上し、生き物好き以外の人々にも広く知られることになったわけだ。
こうしてトミーが非人道的な方法で開拓した市場には、当然ながらオカヤドカリの屍肉を漁る魑魅魍魎が群がることになる。
花屋だとかパークだとかマルカンだとかは戦史(?)に悪名を残しているので若い愛好家もよくご存知だと思うが、その他にもお零れを狙う無名の雑兵たちが数多戦場に乱入した。
特に東南アジアなどからクワガタムシやカブトムシを輸入している個人や業者が、ついでに採集してついで国内に持ち込み、通販サイトの隅っこでついでに売るという事例がしばしば目に付いた。
まあ生息地に行きさえすれば採集もストックもいたって簡単だから、ちょいと欲をかく気持ちは分からなくはないのだが、ご存知のように国外からオカヤドカリ類を持ち込むことは植物検疫法で禁じられていて違反者には懲役もしくは罰金刑が課せられるし、国内産の個体にしても天然記念物であるが故に特定の業者にしか採集は許されていない。
このような零細業者のほとんどはそんな知識もなく気軽に持ち込んだようで(持ち込めるのもどうかと思うが)、メールでちょこっと耳打ちしてあげると、ほとんどが翌日までには削除されていたものだが、この時期に国外(あるいは沖縄)から持ち込まれて闇に葬られたオカヤドカリがどれほどいたかと考えると未だに暗澹とした気持ちになる。(ちなみにオオナキオカヤドカリなどを高額でオークションサイトに出品する確信犯が登場するのはもう少し後のことである。)
そんな有象無象の雑兵を叩き斬るのに絶大な威力を発揮した植物検疫法だが、当時はミクシィだったか「ほんまに禁止されてるんか?」などというおかしな議論もあったりして笑いを誘われたものだ。
まあ、それだけオカヤドカリの周辺が熱かったということだろう。
今は見る影もないけどね(笑)

で、時は流れて2014年。
農林水産省のホームページを見ると、意味不明な議論の余地もないほど(元々ないのだが)はっきりと、植物検疫法の対象として「オカヤドカリ」が明記されている・・・のだが、国家の威信をかけて思いっきり全力でこれでもかというくらい「昆虫」扱いされている(爆)
http://www.maff.go.jp/pps/j/trip/memo/live_insect.html
管理人はてっきり甲殻類だと思っていたが、国が昆虫だと言ってるのだから昆虫なんだろうな。
まったく・・・どこまでも笑わせてくれる生き物である。

さて、存在するだけでほっこりと笑いを誘われる動物といえばこの方。

啓蟄も過ぎ、東大寺のお水取りも終わり、彦根城の菰もはずされたというのに、昆虫も這いだす陽気には程遠い週末だったが、思いがけず手に入ったお気に入りの銘酒「神蔵」のアテを求めて伊賀のモクモクまで出かけてきた。

狙いはスープが飛び出す生ウインナー!
まずは、濃厚な豆乳をとろりと寄せた豆腐を餡かけにして、噛みしめるように神蔵を味わう。

空気に触れて少し味がこなれてきたところで、スープウインナーをぱくっ!
肉汁じゅわー!
神蔵をぐびっ!
アメイジング!
バゲットにロースハムをのせてぱくっ!
グルタミン酸キター!
神蔵をぐびっ!
グレイト!

豚さん、ありがとう!
がんばれ農林水産省(笑死)

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喧噪の春

2014-03-08 22:43:03 | 新・ほろ酔いキッチン

「沈黙の春」…と言われても、「ゴジラ対ヘドラ」とセットで記憶の隅に引っかかっている程度でよく知らないのだが、レイチェル・カーソンの杞憂を知ってか知らずか、21世紀の裏山では繁殖期を迎えたシジュウカラやヒヨドリがピイピイ・ピョーピョー姦しい。

空にも梢にも水中にもそこかしこに春の息吹を感じる今日この頃。

ま、今週は「なごり雪」を口ずさみながら通勤された方も多いと思うが(笑)

さて、例年なら干潟へ出撃して泥の中から太りはじめたバカガイやハマグリを掘り出す時期なのだが、今年は週末の潮まわりが良くないので、3月は自宅待機。
それでも酒は飲まないといけないので、その辺にあるもんをかき集めてテキトーに。
まずは柚子の皮をたっぷりきかせた「あんかけ豆腐」、「白菜と豚肉の蒸し物」、そして「ネギ入り卵焼き」。
池波正太郎先生のシリーズにはよく「ネギ入り炒り卵」が登場するが、アテにするなら炒り卵より焼き固めたほうが食べやすい。

ネギを粗めの小口切りにしてクタッとなるまで炒める。
ボールに卵を割り入れて塩と酵母菌の培養液を加え、箸でざざっと切る。
これをネギの上に流しいれて、箸でかき混ぜながら焼き固めていく。
ネギと濁醪の甘みが相乗効果で旨みに昇華され原酒の旨みとがっぷり四つに組んで同調する。
ニワトリさん、ありがとう。
〆は思いがけなく届いたかねよの「うな久すし」。


あれっ?
春はどこいったん(^^;

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雨がやんだら

2014-03-02 11:58:09 | 生き物の話

♪ 忙しいぜ~ おかげさんで 遊んじゃいられねえ~!
・・・のに、だるいし、眠いし、埃っぽいし。
春やのう。

さて、雨もやんだみたいやし、ちょっと庭を弄って、磯水槽のメンテして・・っと。
オカヤド槽までは手が回らんか。
脱皮後のカニちゃんも本格的に動きはじめたし、
ちょいと暖かくなったせいかムラサキオカヤドカリの大御所様も動きはじめたし。
昼飯食ったら、飼い主も動きますか。

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