みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

愛蛇!

2013-05-26 20:34:08 | 生き物の話

現代ではあまり一般的ではないが、古来「愛」という字は「かな」と読まれたらしい。
愛しいは「かなしい」、愛し子は「かなしご」となるわけだ。
この読みは、奄美や沖縄などの南西諸島では、方言として残っているようで、島唄の歌詞などにも、しばしば登場する。

爬虫綱有鱗目トカゲ亜目カナヘビ科ニホンカナヘビ。
標準和名は漢字表記で「日本金蛇」。
金属光沢ということなら、ニホントカゲの方がよっぽど「金」っぽいのに、なんでカナヘビが金蛇と名付けられたのだろう?
くりっとした目、きょとんとこちらを見つめるしぐさ、自分の頭ほどもある虫を呑み込もうとして四苦八苦している様子・・・、もう愛らしさ全開で「愛蛇(かなへび」の方がぴったりだと、常々思っていたのだが、調べてみたら、本当に元々は愛らしい蛇「愛蛇」だっと云う説もあるとのこと。
昔の人も、カナヘビの愛らしさに気付いていたんだな・・・と思うとちょっと嬉しかったりして。

昼下がりの庭にぼんやり座っていると、さっそく彼らが挨拶にやってくる。
裏山からホトトギスの声が聞こえる。
フェンスにキセキレイがやってきた。
モンキアゲハが縄張りに侵入したクロアゲハを追いかけている。

やれやれ、休日の午後なんかすぐに過ぎてしまう・・・。




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シュレーゲル号!

2013-05-19 21:09:31 | 生き物の話

月も火星もはるかに越えて宇宙に飛び出すのは、シュピーゲル号。
小さい頃、模型持ってたなぁ・・。
その後、ウルトラホーク1号やマットアロー1号はプラモで作ったっけ。
本当はマットジャイロが欲しかったんだけど、なんでマットアローにしたんだったかな?
作るのがめんどくさそうだったのか、小遣いが足りなかったのか、そもそも売ってなかったのか?
ず~~~と後で、アバターに登場したヘリを見た時、強烈に反応したから、けっこう未練が強かったんだろうな。
ウルトラ・シリーズはハリウッドに30年先んじていたのだ!
と、まあ、そんな与太話はどうでもいいのだが・・・(^^;

シュピーゲルならぬ、シュレーゲルと云えば、ライデン王立自然史博物館の館長やってたオランダの偉い人。
おそれ多くもその偉い人の御名を賜ったのが、シュレーゲルアオガエル。
名前だけ見れば外来種みたいだが、モリアオガエル、カジカガエルと共に日本本土に生息する、れっきとしたアオガエル科の在来種。
しかも、他の2種に比べれば、もっとも身近な普通種・・・の、はずなのだが、意外と見たことのある人は少ないのではないだろうか?
今頃の季節なら、田圃の周りでゲロゲロ鳴いている声をよく耳にするが、探すとこれが見つからない。
以前、隙間なく積み上げられた土嚢の中から鳴き声が聞こえてきて、腕組みしながら考え込んだことがあった。
繁殖期以外は林の樹上に居るらしいから、探して見つけるには余程の幸運に縋るしかない。
たまたま見つけても、そこそこカエルに興味のある人でなければ、ニホンアマガエルと混同してスルーするのがオチだろう。

昨夜・・・と云うか、日付が変わった今日の更夜。
裏庭の木の枝で、1匹のシュレーゲルアオガエルがコウラナメクジを狙っている場面に出くわした。
ニホンアマガエルはおなじみだが、シュレーゲルアオガエルを見つけたのは初めて。
なんで、そんな時間に懐中電灯を持って裏庭をうろうろしてたかって?
だって、楽しいんだもん!
残念ながら、フラッシュに驚いて狩りを中止してしまったので、捕食シーンは見られなかったが、定住してくれたようで、今も雨の中、窓の下から鳴き声が聞こえている。
自室でパソコンのキーを叩きながら、シュレーゲルアオガエルの鳴き声を鑑賞する。

いいなぁ・・、こういうの。
ウエルカム・パーティーや!
も一杯飲も。

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しゃけ弁

2013-05-18 21:13:16 | 生き物の話

しゃけ弁なんか食ったことないし・・・、と、格好つけたいところだが、独りの頃には時折お世話になった。
「時折」である。
バイト赤貧アパート暮らしの身には、しゃけ弁など贅沢品だったのだ(^^;
それはともかく・・・。
そのしゃけ弁だが、一人分のご飯の上に鮭の切り身が一切れ丸ごと乗っているのが、どうも納得できない。
昔の塩鮭って、ひとかけらあれば、ご飯が何杯でも食えたもんだが・・・。
塩分の取り過ぎは・・健康にどうたら、血圧にどうたらと姦しい昨今だが、塩分控えめでも一切れ丸ごと食ったら一緒なのでは・・?
カムバック!荒巻サーモン(笑)

元々海棲動物であり、陸棲に進化した現在でも、体構造はさして変化していないオカヤドカリが、塩分の取り過ぎでどうこうなるとは思えないが、「おいおい、大丈夫か?」と声をかけたくなるくらいの勢いで塩鮭を貪るナキオカヤドカリ。
潮は小さいけど、この所の夏日続きで活性が高まったか?・・って、ヒーターで温湿度コントロールしているから、外気温は関係ないのだけど・・・
ま、元気が何より。

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あにいもうと(あねおとうと・・かも)

2013-05-12 14:25:02 | 生き物の話

雑誌のグラビアページに載っていた少女が腹違いの妹ではないかと思い悩む青年。
そんな姿を誤解した仲間たちが、余計なお膳立てをして二人をつきあわせようとする。
やがて二人は惹かれあっていくが、少女が妹だと知った青年は深入りする前に別れようと、知り合いのチンピラに頼んで一芝居打つ。

ご存じ、「俺たちの旅」の一場面である。
あの頃はまだ、モラルのたががはずれていなかったなぁ。

さて、心配なのが、ナキオカ槽の2010年組たち。
繁殖期を迎えて、怪しげな行動が見られるようになってきた。
ただの喧嘩ならいいんだけど・・。
君たちは兄妹なんだから、くれぐれも一線を越えないでね。

ところで、彼等の父親暴君メイだが、そろそろ脱皮潜りに入って1年になる。
さすがにダメだろうということで、本店ヤド話にアーカイヴをアップしておきました。
ご用とお急ぎのない方は、一度お立ち寄りくださいませ。

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上方日本酒ワールド2013

2013-05-06 14:16:05 | 新・ほろ酔いキッチン

人混みの画像をアップしても暑苦しいだけなので、メダカ混みなどを(笑)
水温が上がって活発になってきたのはいいけど、ちょっと殖え過ぎたかな?

さて、グランフロントの開業でごった返すウメキタを横目にひと駅先の天満宮へ。
協賛する飲み屋と蔵元が、日本各地の酒と肴を屋台で提供するイベント「上方日本酒ワールド2013」が開催されるとかで、埃っぽい境内を、つまみ食い気分で散策してきたわけだ。
つまみ食いにしてはけっこうな散財だったが・・(^^;

ま、それなりにうまい肴もあったのだけれど、ちょっと凝り過ぎかな?
いい酒なら、素材、塩、出汁くらいのシンプルな味わいの方が引き立つし、逆に凝った料理に合わせるのなら、個性の立たないそこそこの酒で充分。
みーばい亭店主としては、「土佐しらぎく」の大吟醸無濾過生とセットで出していた、紀州南部のいかの一夜干しの炭火焼き(500円)が、一番うれしかったりして(笑)
酒の方は、一昔前の大吟醸・・て感じで、あまり好みやなかったけど。

そんな中で、埼玉の「新亀」はさすがの貫録。
「ひこ孫小鳥のさえずり」の1997年物を燗で出していたのだが、これは文句なしに美味かった!

意外なところでは、山形の「鯉川 亀治好日 純米吟醸うすにごり」。
ひやと燗、両方で試してみたのだが、濁りなのに燗映えする不思議な酒で、何とも味わい深い一本だった。今後要チェックの銘柄である。

日中暑くて乾燥していた中、土埃をたっぷり吸った喉に嬉しかったのが、奈良の「風の森」の純米無濾過無加水生酒。
無加水なのに軽やかでピリッと立つ炭酸が気持ちよい。
普通、こういう状況ならビールなんだけど、日本酒の一つの可能性を示したということで一票。
ほんまは、本部横で売ってた生ビールにも心揺れたんやけど(自爆)

飲み屋に座ると、色々試したくても一合単位やから、そうそう飲めんし、こういう味見イベントは有りがたい。
ちょっと高いけど・・・(^^;

それにしても、すごい盛況やったなぁ。
うめきたグランフロント大阪がなんぼのもんや。

酒呑みは滅びず!

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若竹!

2013-05-04 21:18:16 | 新・ほろ酔いキッチン

渋滞の間隙を縫って、ホームゲレンデの磯へ出かけたのだけど、潮回りがイマイチで、網に入ってくるのはアゴハゼ、アナハゼ、アイナメの仔・・・など、魚ばかり。
無脊椎は・・と云えば、アメフラシにバフンウニ(ちょっと心が動いたが(^^;)
我が甲殻系もお馴染の面々のみ。

で、持ち帰ったのは、お掃除貝を少し、あとは、苔石にアオサに、流れついたワカメ。
アジやらガマエビやらホタルイカやらは、昨夜の晩酌に。
今夜のメインは、途中で買ってきた、筍やこごみなどの山菜。

まず、拾ってきたワカメで若竹煮。
甘い煮汁でワカメがトロトロになるまで煮こむのも、お惣菜には悪くないのだが、基本的に酒の肴なので、出汁を利かせて薄口醤油とほんの少しの味醂で京風に。
穂先はもちろん木の芽和え。
木の芽は庭になんぼでもあるのだ!


こごみはこしあぶらと一緒にお浸しに。

合わせる酒は、一本義の純米吟醸!
まさかの四合八百四拾円(爆)
正直、「旨いっ!」ってわけじゃないけど、控えめで邪魔にならないので、料理に合わせるには悪くない。
何かの間違いで、「醸し人九平次」や、「十四代」が手に入ったら、料理なんかに手を付けないで、酒ばっかり呑みますがな、あたしゃ。
料理と一緒に楽しむのは、そこそこの酒に限りますな。
いや、貧乏人の負け惜しみじゃなくて、ほんま(^^;

おっと、磯の話やったっけ。
もちろん水槽も、水ピカピカの緑藻青々。

バフンさんも、ワカメの切れ端独り占め。
この2カ月ばかり、一歩も動かず、ひたすら食べまくりのフォアグラ状態。
さぞかし内臓も充実して・・・って、
おっと、これは生簀じゃなくて、あくまでアクアリウム。
心を強く持って、しっかりと一線を引いておかねば(^^;


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はい、並んで並んで

2013-05-01 19:55:08 | 生き物の話

「整列っ!
 ほれ、一列に並んで、
 こらっ、そこ、ぺちゃくちゃ しゃべるんじゃない。
 よしっ、番号っ!」
「いっち、にぃ、さん、しぃ・・・・
 じゅうさん、じゅうし、じゅうご。」

あかん・・・、オチが思いつかん。

と、云うわけで、孵化後、4か月と20日が過ぎた5月1日
、メンテのついでに砂上に居るチビヤドを15匹確認。
上陸したのが22匹だから、こんなもんか?
予想より生存率が高かったが、飼育者のモラルとして近親交配個体を他所に出すわけにはいかないし・・、
このまま面倒見るしかないか。

今年の夏は自重してもらわんと、ゆっくり酒も飲めまへんな。

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