みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

はやりすたり

2019-11-30 12:51:40 | 生き物の話

生来の貧乏性で、ワードローブは長く着られるようにあまり流行にとらわれない定番品を揃えるようにしているのだけど、定番品とはいえ多少のはやりすたりはあるようで、襟幅が気になって着なくなったシャツや、太さが気に入らなくて穿かなくなったパンツなどが何着もクローゼットのハンガーにぶら下がっている。
見てくれを気にするような年でもないのだけど、どうしても体が受けつけないのは、若い頃繊維業界に片足を突っ込んで着道楽を謳歌していた後遺症かな(^^;
いつかは流行が一回りするだろうけど、それまで生きてるのか?俺。

というわけで、久々のオカヤドカリでございます。
真ん中が2010年生まれのナキオカヤドカリ「メイJr」、左の赤いのが2012年の12月に孵化した「メイ・孫」。
そして、右が2015年物のムラサキオカヤドカリ「ゴリJr」。
みーばい亭のオカヤドカリといえば、前甲長が10㎜を越えた個体は例外なくサザエに入るのが習わしで、一時期は全員がサザエ入りだったりした物だけど、近頃は流行の潮目が変わってきたようで、ご覧の通りサザエに入っているのは2代目の「メイJr」のみ。
他は潮干狩りで拾ってきたアカニシとか飼主が食べた後のミクリガイとか、好き勝手な貝殻に入っております。
2017年生まれのニュー・ジェネレーションになるともっと顕著で、ムラサキの仔ヤド槽(すでに仔ヤドとはいえないが)をのぞいてみると、サザエ入りは誰も居ず。


10年くらい前に生まれたナキオカヤドオカリの子供たちはこれくらいになると、先を争ってサザエに着替えたものだけど・・(遠い目)。
思えばオカヤドカリにとってのサザエ殻というのは背広みたいなもんかな?
大人を気取ることが「良し」とされた時代は、あどけない背広姿をよく見かけたけれど、今時は大人になるのを拒否しているような風潮があるからね。
ええ年したおっさんやおばはんの「外したカジュアル・ルック」は痛々しいだけじゃなくて、社会人としての「責任逃れ」を公言しているようで、決して格好の良いもんじゃないから、君たちも早くサザエを着ましょうね。

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若鮒vs熟鮒

2019-11-24 10:22:45 | 新・ほろ酔いキッチン

勤労感謝の日である。
雨の日も風の日も台風の日も地震の日も毎日毎日5時半起きで息が詰まるような満員電車通勤で宮仕えしてる管理人などは上げ膳据え膳の持てなしを受けてしかるべき国民の休日である。
だのに、なぜ・・。

朝から、放置されていた茄子と唐辛子の木を引っこ抜き、二畝耕して、小芋をおこし、蕪を間引き、香々(こうこ)用の大根を30本ほど抜いて洗って縛って干して・・・。
日頃、ボールペンより重いものを持たずマウスを転がす筋力しか使わないデスクワークの小身には、超過激な重労働!
感謝されるべき勤労って、こういうもんなのね・・と、しみじみ思う週末の夜。

というわけで、勤労感謝の日にふだんに勝る勤労を強いられたご褒美がこちら。
湖国民の「ソウル・フード」、鮒の子まぶしでございます。

しこしこの身とぷちぷちの子の食感を楽しみ口中に広がる旨味を堪能したところに流し込むのは、湖国民の「魂の酒」浅茅生の純米酒、酒米は云うまでもなく「吟吹雪」!!

パブロフの犬じゃないけれど、浅茅生を飲むと条件反射的に体が欲するのが阪本屋さんの鮒ずし。
ぴちぴちの若鮒もいいけれど、じっくりと時間をかけて発酵させた熟鮒の味わいは格別!

はからずも若鮒と熟鮒の対決となった週末の食卓。
さて、勝利の軍配はいずれに上がるのか?
そりゃ、やっぱりね(笑)

 

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八卦酔い

2019-11-17 11:06:36 | 新・ほろ酔いキッチン

今は九州場所なのかな?
上位を外国人が占めるようになってから、ほとんど興味をなくして何十年も取組みを見たことがないけどね。
そんな飼い主を尻目に、水槽の隅っこで見あっているヒライソガニとケアシホンヤドカリ。
頑張って「国技」継承してくださいな。

そんな相撲と共に日本の文化を代表するのが「酒」。
今の管理人には賜杯よりも気にかかるのが新酒のできばえ。
というわけで、「伏見の清酒まつり 2019」でございます。
今年のカラーは高貴な紫色。
いくつかの蔵が早くも新酒を出していたので、とりあえずお味見。
全体的な傾向はつかみきれなかったけど、強いて言えば「ちょっとだけ辛め」かな?
もちろん、ふだんなかなか飲めない高級酒もたっぷりいただいて、ほろ酔い機嫌でふと上を見ると・・・。
今まで、飲むのに夢中で気がつかなかったけど、これって動くのね(^^;




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冬が来る前に

2019-11-09 09:13:13 | 生き物の話

小麦色にやけた 肌は色も褪せて・・・

と、紙ふうせんが歌った往年のフォークソング。
今もこの季節になると何気に口ずさむ人が多いのではないだろうか。
大ヒット曲ってわけじゃないけど、昭和から令和までじんわりと歌い継がれているのだから、「名曲」といってもいいんじゃないかな。

というわけで、パンク世代には意味深な「BLACK&WHITE」のツートーンズでひと夏を過ごしたヘビギンポ(♂)。
夏が過ぎても婚姻色のまま頑張っていたけど、水温が20℃を割りこんだ先週あたりから、だんだん色が褪せてきた。
ちなみにこの婚姻色、繁殖期になれば自動的に発動するものではなく、気合いで変身しているようで、ちょっと気を抜くとすぐに元に戻ってしまう。
言ってみればスーパーサイヤ人みたいなもんですな(笑)
さすがに何ヶ月も気合いで婚姻色を維持するのはしんどかったようで、食欲の秋だというのにすっかり痩せ細った痛々しい姿に。

昭和なら海辺でナンパに明け暮れて精力使い果たした若者、令和なら実りのない婚活パーティーに精根尽き果てたあまり若くない独身男性・・といったところか(笑)
まあ、冬が来る前にたっぷり食べて体力の回復に努めてくださいな。
変温動物だから、水温が下がると食欲も落ちるんだけどね(^^;

ところで、名曲といえば先頃リリースされた「東北6県ろ~るショー!!」の新盤に収録の「風のおはなし」は、令和の名曲としてのちの世まで歌い継がれることだろう。
イノセントな視点で震災後の「フクシマ」を見つめた歌詞が素晴らしすぎる!

♪ 何も知らない生き物たちは 遊ぶ眠る 野垂れ死ぬ

 

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脇役湧く

2019-11-02 20:31:16 | 生き物の話

秋空をあつめて蒼し日本海

というわけで、少々ざわついてはいるけれど、爽やかな秋の海。
上から見ている分にはただの海面だけど、水面下は無数の生き物が命を営むワンダーランド・・なんだけど、波が荒くて潜れなかったんで、磯を切り取った我が家の水槽から、恒例の地味メンの紹介など。

まずはお馴染みの「太陽がいっぱい」。
多分棘皮動物だと思うんだけど未だに正体不明、どなたか教えてくださいませ。


続いては(多分)刺胞動物。
こちらも正体不明、どなたか教えてくださいませ。


もういっちょ、(多分)軟体動物。
貝類だと思うんだけど、まったくもって正体不明、どなたか教えてくださいませ。

結局、飼い主も何を飼っているのか、よくわからんカオス水槽(^^;
ほんまに、どなたか教えてくださいな。

 

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