みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

オカダンゴムシを喰らう!

2017-05-27 21:03:02 | 2017年ムラサキオカヤドカリ繁殖記録

孵化79日目のムラサキオカヤドカリ。
しっかりとした歩脚で力強く歩き、眼柄の側扁も顕著になってきた。

この急激な成長の糧となっているのが「虫」。
母乳のおもな栄養素はタンパク質とカルシウム、それに各種ビタムン類。
虫の栄養成分はタンパク質とカルシウム、それに各種ビタミン類。
うん、理に適っている(笑)

夏場なら網戸に貼りついた蛾や、飼い主に集る蚊などを手あたり次第に与えるのだけど、この季節はまだ羽化した昆虫が少ないので、手ごろな栄養食品として、陸生甲殻類のワラジムシやダンゴムシを与えている。

管理人がカメラを構えて覗き込んでいても、まったくお構いなしに齧りつく仔ヤドカリ。
どんどん貝殻を着替えて、どんどん脱皮して、どんどん虫喰って、どんどん・・いや、ほどほどに大きくなってくださいな(^^;




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渇く!

2017-05-20 20:29:07 | 新・ほろ酔いキッチン

2017年5月20日
日中の気温は30℃に達したんじゃないかな?
加えて空気は庭木の梢も萎れるほどからっから。
さすがにオカヤドカリ槽も稚ヤドのケージ以外はヒーターOFF。

こちらご両親。

あ~、年とると寒さより暑さの方がこたえるの~。


2015年生まれの若ヤドも珍しく水浴び。
やっぱり暑かったようで。

で、文明人の飼い主は、この高温低湿の過酷な環境を、人類の英知で乗り切る黄昏時。

はい、ウワサの真空断熱タンブラーでございます。
これ、10分や20分放っておいても温まらない、思った以上の優れもの!
ま、本格的に暑くなったら、温まる間もなく一気飲みするんやけどね(^^:


で、暮れれば本格的に暑気払いの酒宴。
まずは、絹ごしの奴と冷製茶碗蒸しで口中を冷やして、梵の純米吟醸ときしらずを涼冷えでキュッ!
続いて、間引いた青紫蘇をたっぷり散らした鰹のたたき!

〆は、旬のえんどう豆を炊きこんだ豆ごはん。

採りたての豆が甘い!

さあ、かかって来んかい、夏!
あと10年くらいは、受けて立ったるで!

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稚ヤドカリの向こう側

2017-05-13 15:10:24 | 2017年ムラサキオカヤドカリ繁殖記録

成熟した卵が海水に触れた刺激で孵化してゾエア幼生となり、海中でプランクトン生活を送りつつ脱皮を繰りかえして成長し、5回目の脱皮でグラウコトエに変態する。
グラウコトエは変態後数日目くらいから着底することが多くなりプランクトンからベントスへ移行、やがて適当な貝殻に入って「ヤドカリ」形態となる。
貝殻に入ったグラウコトエは順次上陸を開始し海岸近くで陸上生活への適応を進め、陸上で脱皮し稚ヤドカリとなる。

つまりオカヤドカリの稚ヤドカリとは、上陸したグラウコトエが脱皮変態した次のステージにおける呼称なんだけど、稚ヤドカリがもう一回脱皮した次の次のステージになると、もう稚ヤドカリとは呼べないのかな?
そうだとすると、厳密に稚ヤドカリと呼べるのは、ほんの数日間だけのことになる。
長い長いムラサキオカヤドカリとの付き合いの中で(20年以上の飼育実績も報告されている)稚ヤドカリと触れ合えるのは、ほんの一瞬に過ぎない、この上なく貴重な時間なのだ。

そんな貴重な時間を、溜りに溜まった仕事のおかげでストレスを溜めに溜めて無為に過ごしてしまった一週間。
今年の連休は曜日並びが良い・・などといった人もいるが、最終日が日曜日ということは、連休明けからフルに出社しないといけないわけで、ある意味最悪の並びである。おまけに月末月初を跨ぐしね(- -;

そんなわけで、ようやく迎えたこの週末、ご褒美のビール片手に陸上槽を覗いてみると・・・。
孵化後65日にして、貴重な稚ヤドカリの時期はとっくに過ぎ去り、ダンゴムシの死骸に齧りつく「小さなオカヤドカリ」の群れが(笑)
ま、順調に成長しているのは喜ばしいことか。
と、いうわけで だいぶ乾燥にも耐性がついてきたようなので、床材の「濡れ砂」を「湿り砂」に移行。
海綿に染み込ませて与えていた真水も、ハマグリ殻の水入れに切り替え。
つまり、ミニチュアながら成体と同じ飼育環境での飼育スタートである。
やれやれ、これでちょっとは楽になるかな?

ちなみに下の画像、左側が脱ぎ捨てた産着、つまり上陸時に背負っていた貝殻。
そして右側が現在背負っているのと同サイズの貝殻。
毎度の事ながら、この時期の成長スピードには瞠目させられる。

とはいっても、まだまだご飯粒サイズだし、ちょこちょこと素早く動き回るから、カメラで追いかけてもなかなかピントが合わない。
実物はもっと可愛いんですけどね(笑)


一方こちらは、孵化後1年と10ヶ月を迎えた(たぶん)お姉さん。
最近、影が薄いんで久しぶりに上げときますか。


こうしてみると、この子たちもまだまだ可愛いなぁ・・って、ゾエアからここまで育ててきた飼い主の欲目かな(笑)

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上方日本酒ワールド 2017

2017-05-04 20:01:32 | 新・ほろ酔いキッチン

爽やかに薫る五月の風に吹かれて・・・、暑苦しい人混みに身を投じる連休ど真ん中。
今年こそ何も言うまいと思ったけど、やっぱり愚痴ではじまるなぁ、このイベント。
やれやれ(^^;


興味のある方はブログでもSNSでも、お好きにご検索くださいませ。

今年は久しぶりに、埼玉の「神亀」が来ていたので、「ひこ孫」でスタート。
金の亀も悪くはないけど、やっぱり神ってる亀は迫力が違う!

続けて五月にぴったり、爽やかな香りの「山形正宗 純米吟醸 雄町」
水戸部酒造はお初だったけど、今後要チェック。
山形の吟醸は好きやな。
あては「庄内アスパラ昆布巻&穴子煮」
美味かったんやけど、もうちょっと穴子を奮発してほしかった(^^;

あとなに飲んだっけ?
印象に残ったのは・・「裏仙介(兵庫)」、「奥能登の白菊(石川)」、「蒼空(京都)」、「二世古(北海道)」・・
こうやって並べていくと、なんやかんやと文句言いながらもよう飲んだなぁ・・。

あれ、もしかして楽しかったんか?俺(笑)

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稚ヤドカリ

2017-05-03 20:34:08 | 2017年ムラサキオカヤドカリ繁殖記録

陸上への移行に成功した後の幼体の成長過程に関する研究は、まったく行われてこなかった。野外で発見される幼体は種や性の判別が難しく、研究対象として扱い難いと考えられる(下田,2001)

と、いうわけで、研究者泣かせの琴絵さんなのだけど、性の判別はともかく、うっとこの個体は両親ともにムラサキオカヤドカリだから、紛うことなきムラサキオカヤドカリの幼体である(笑)


5月3日現在で孵化から55日目。
上陸して約2週間。

グラウコトエは加齢とともにますます乾燥に耐え、乾燥抵抗に対する行動的・形態的機能強化がオカヤドカリ類の陸への移行を促進した(Brodie,2000)

ここまで、しっかりしてきたら、もう「稚ヤドカリ」と呼んでいいかな?
身体も宿貝も、一回り大きくなってるし。


本日、陸上で6匹の生存を確認。

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芽紫蘇烏賊

2017-04-30 21:11:13 | 新・ほろ酔いキッチン

米軍の空母が通るかな?と、水平線に目を凝らしてみたけれども残念ながら目撃ならず。
と、いうわけで物騒な日本海でございます。

オゾンと紫外線に塗れてのんびりと半日過ごす以外に大した用事はないんやけど、三十何里の道のりをわざわざ走ってきた理由をあえてつければ「庭に勝手生えしている芽紫蘇が大きくなってきたから」かな?


お目当てはもちろんこちら。

シャキ~ンとピンピンのヤリイカ!

はい、シャキシャキシコシコ!
アオリより好きかも、俺。
芽紫蘇とイカ刺し、この季節、絶対に外せないコラボレーションである。
と、大仰に持ち上げたけど、残念ながらこちらは脇役。
本日最大の収穫は、意外や意外、ちょっと季節外れの鮟肝かな。

でかい!うまい!やすい!

冬の鮟肝よりあっさりしているけど、濃厚な旨みはまったく遜色なし。
まったりとした旨みを堪能した舌が返す刀で口を衝くのは、あの台詞。
「酒や、酒や、酒もってこんかい!」
で、買い置きの「緑川 純米」完飲。

連休序盤からこんなに飛ばしてええんか? 俺。

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陸と海のグラウコトエ

2017-04-29 14:19:55 | 2017年ムラサキオカヤドカリ繁殖記録

コシオリエビみたいな形状の原始的な異尾類が、防御のために貝殻を利用することを覚えてヤドカリとなり、やがてヤドカリの中から陸上へ進出するグループが現れ、オカヤドカリへと進化した。
ここまで何万年何億年かかったのだろう?
進化のビッグ・バン、カンブリア紀まで遡れば、実に5億年か・・。
そんな地質学的な年月をかけた進化の過程を、わずか数十日間でダイナミックに具現するムラサキオカヤドカリのグラウコトエたち。
これが見たいがために、面倒な繁殖を手掛けているんやなぁ・・と、つくづく思うお留守番の連休初日。
育ったら育ったで持て余すんだけどね(^^;

さて、春まだ浅き3月9日に孵化。
約一か月をかけてゆっくりと変態し、37日目の4月15日からだらだらと上陸をはじめた琴絵さんたち。
4月29日現在で26匹が上陸を果たした。

こちら陸上槽で炊きたてのご飯を食べる琴絵さん。
そうそう、正しいニッポンのヤドカリに育つのだよ。

で、子供の好きなご飯のおかずといえば、もちろん卵焼き。

なんでも食べるなぁ、こいつら(笑)
早くに変態した個体は、日数的に稚ヤドカリになっていてもおかしくないのだけど、この子は眼柄の形状を見る限り、まだグラウコトエだと思われる。
いっぱしのオカヤドカリ気取りで陸上を闊歩してるけどね(笑)

一方で、上陸槽の水中には未だ裸のグラウコトエが2匹。

上陸したそげに浅瀬に寄ってきていたので、気に入りそうな貝殻を周りに撒いてやったのだが、興味は示すもののなかなか定着してくれず。
そろそろ、この急ごしらえの不細工な上陸槽を片付けたいんだけど、どうしたもんかな。

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陸上槽

2017-04-22 22:08:51 | 2017年ムラサキオカヤドカリ繁殖記録

2017年4月22日現在、22匹が上陸。
おざなり、やっつけ、手抜き仕事にしては上出来というべきかな(^^;
孵化からすでに44日、未だに裸で泳ぎまわっている琴絵さんが数匹残っているけど、とりあえずは上がった順に陸上槽へ移動。

陸上槽のレイアウトは、みーばい亭において10数年間ぶれる事のない飼育コンセプト、すなわち「沖縄の離島の海辺の民宿の庭の片隅」の再現である。

なんで「沖縄の離島の海辺の民宿の庭の片隅」にイワガキの殻が落ちてんねん?と、疑問に思われる読者諸賢が居られるかもしれないが、「内地の常連客が、時々クール便で日本海のイワガキやサザエを送ってくれる」という説明で、納得いただけることと思う。
沖縄では見かけないヤギの骨格はどうやねん?・・・と、そこまで穿った見方をされる読者はおられないと思うけど、万が一おられましたら、個人的に話がはずみそうなので、ぜひコメント欄にご意見を(笑)

で、まだまだ保温が必要なこの季節、陸上槽をどこに置いているかというと・・・。

2015年組の仮宅へ仮置き(^^;
窮屈だろうけど、可愛い弟妹のために、しばらく我慢してくださいね。

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ヨモギホンヤドカリの恋

2017-04-22 21:14:04 | 生き物の話

水温み貝太る春・・・と、いうわけでアサリが旬なんだけど、地元の某スーパーのパックは例によって最悪!
弱っていて砂は吐かないし、身は痩せてるし、貝殻が割れてるのもあるし。
ええかげんにせえよ、平〇堂。
で、割れたアサリは磯水槽に投入。
憤る飼い主をよそに、ご満悦のヤドカリたち。
一番乗りは、繁殖期たけなわのヨモギホンヤドカリ。
ガッツリ食ってパワーをつけて、いざナンパ!

ちょっと、強引な気もするけど・・・。
さて、恋の行方はどうなりますやら。

そんな恋するヤドカリたちを、うらやましそうな顔で眺めているのは、ナベカちゃん。

お相手が欲しそうだけど、もう1匹入れたら入れたで殺しあうだろうし。
魚類は「1種類につき1匹」が小型海水槽の鉄則。
忘れている人や知らない人もいるみたいなので、一応書いておく。

さて、野山の桜はすっかり散ったけど、砂底では桜色の素肌が艶めかしいゴカイちゃんが蠢いている。
のび方が・・・ちょっとカワイイかも(^^)

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グラウコトエの上陸

2017-04-16 10:11:02 | 2017年ムラサキオカヤドカリ繁殖記録

9日齢以後のグラウコトエは、いつ砂(陸)に移されたに関わらず、グラウコトエ期の約22日~24日後にすべてが変態した。(Brodie,2002)

どうも成長にばらつきがあって、グラウコトエへ早めに変態した個体は、タッパーの縁まで這い上って上陸したそうなそぶりを見せるのだけど、裸のまま泳ぎまわっている気楽な個体も10匹以上残っている。
4/15日時点で、最後のゾエアが変態して8日目。
本来なら、貝殻に定着した個体から、順次上陸槽に移動させるのがベストなのだろうけど、保温の必要上、手持ちの器材では、保育槽と上陸槽を同時に運用するのは困難。
仕方がないので、裸のグラウコトエもまとめて強引に上陸槽へ移動。
冒頭に引用した強制定着実験の論文だけが管理人の心の支えである(笑)


で、待ちわびた個体がさっそく上陸するかと思いきや、世の中そんなに甘くない(^^:
この中途半端な季節に上陸時期を迎えたおかげで、気中温度の調節が難しく、寒がりの琴絵さんたちは水際で逡巡。
ピタリ適温一枚ではどうにもならならないので、大昔に使っていた古風なパネルヒーターまで動員し、なりふりかまわず温度条件を整えて一晩。
おかげさまで、なんとか7~8匹が上陸を果たしてくれた。
それはそれで喜ばしいことなんだけど、2015年組の兄姉たちも未だ仮宅暮らしだし、さて今回の上陸個体たちの新居はどうしたものか・・。
やれやれ、毎度頭の痛いことで(^^;

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