いつまでも食べ続けていたい、村田豆腐の厚揚げ。
ん? なんか既視感。
最近、酔っぱらって他所のSNSかなんかにあげたような・・。
ま、いいや。
本日の主役は厚揚げ焼きじゃなくて、
生麩の田楽・・、でもなくて、
はい、日本海の至宝「笹鰈」でございます。
物心つくかつかぬかという頃から食べ慣れたお馴染み中のお馴染みの食材でありまして、幼稚園児の頃、お弁当の笹鰈の骨を喉に引っかけて「のどがいたい」と泣いていたら、無理矢理病院に連れて行かれそうになったことなどは懐かしい思い出でございます(^^;
ただ、お馴染みの食材とはいえ、身をふっくらエンガワをパリッと焼き上げるのは至難の業で、身に火を通せばエンガワが焦げる。エンガワをほどよく焼けば身は半なま・・。
こちらを立てればあちらが立たず・・・、日本国中の笹鰈愛好家の皆様が同じようなジレンマを抱えておられることと愚考いたします。
管理人も、笹鰈に挑み続けること数十年!
ついに会得した極意を、今宵惜しみなくWebで全世界にご開帳!
笹鰈を焼く極意とは・・・、「焦らないこと」
カンカンに熾した熾火から八寸以上離した遠火でじっくりゆっくり焼き上げる。
ほろ酔いキッチンならでは贅沢である。
本店のコンテンツを閉じてブログに移行してから、趣旨が曖昧になってきたけど、元々ほろ酔いキッチンは料理の課程を愉しみながら酒を飲むのがテーマなのだ。
というわけで、若狭の笹鰈には福井の九頭竜を熱燗でほろほろ。
厚揚げ焼きには、濁醪。
生麩の田楽には、越乃寒梅を冷やで。
適材適所
適肴適酒!
今週もほろ酔い、微笑酔い、みーばい亭。
もちろん、頭や中骨もカリッと焼いて酒の肴に。
鰈の骨に泣かされた幼稚園時代のリベンジ・・かな(笑)