みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

花見酒 「柳」

2018-03-31 20:15:53 | 新・ほろ酔いキッチン

つっかえずに谷渡りを鳴けるようになったウグイスが、ちょっと誇らしげに藪の手前に姿を見せた弥生三月最後の週末。
このところの陽気で、ソメイヨシノなにするものぞと庭のゆすらが満開になった。
というわけで、いそいそと花見酒の準備。
酒は先週の日本酒祭りで仕入れてきた、季節限定「月の桂 純米吟醸 柳」の生原酒!
この銘酒に合わせる肴は・・・。

まずは旬のアサリと豆腐を鍋仕立てに。
薬味は庭の隅っこに勝手生えしているミツバ。
ほぼ雑草だけど、雑草だけに野趣あふれる薫りが鮮烈!

そして、そろそろ旬を外れるけど、それゆえにお買い得なブリのカマ。
カンテキでじっくり塩焼きにしてそのまま・・でもウエルカムなのだが、今宵は身をほぐし土佐酢で和えて酢の物に。
米の甘みがたつ生酒は酢の物との相性が抜群なので、ひと手間掛ける価値あり。
ぜひお試しを。
などと、偉そうに講釈垂れてる管理人だけど、実はパリパリに炙った皮をサクサク齧りながら酒を飲むのが大好きだったりするから何を言わんや・・である(^^;



さて、いよいよ春本番。
若布、筍、蕗、生節、豌豆、菜花、蛍烏賊、桜鯛、鰆。
春には春の肴があり
春には春の酒がある

楽しみ楽しみ。

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春のうららの歩き飲み

2018-03-24 17:41:38 | 新・ほろ酔いキッチン

というわけで、春の恒例「伏見の日本酒まつり」でございます。
酒良し、気候良し、天気良し。
ほろほろと満足満足。
今年も大盛況・・なんやけど、伏見の酒がどんどん男っぽくなっていくような気がするのは私だけかな?

覚え書き代わりにりストをUP。

 

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ケアシホンヤドカリとナベカのめざめ

2018-03-17 20:28:21 | 生き物の話

三寒四温とはよく言ったもので、暖かくなったり寒くなったりしながらも、着実に季節の歩みを感じる太陽暦3月の中日。
裏山のウグイスが囀りはじめたのはいいんだけど「ポーポピェピョ」とか「ピピョプピョ」とか何とも不細工。
それに引き換え一段高い所から聞こえるイカルの安定感には毎度感心させられる。
そんな小鳥たちの囀りと共に春を感じさせてくれるのが寒がりのケアシホンヤドカリ。
こいつが水槽の隅からのこのこ這い出してくると、あ~春やな~としみじみ感じる管理人。
そしてケアシに続いて、冬の間ほとんど姿を見せなかったナベカちゃんも、大潮サービスのアサリに釣られて活動開始!

ちょっと痩せたみたいだけど、元気そうで一安心。

そして、とぼけた顔のツー・ショット。
磯水槽にも春が来た!

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ちびムラサキ生誕一周年!

2018-03-10 21:17:28 | 2017年ムラサキオカヤドカリ繁殖記録

一説によると、節分の頃はおこーこ(香々)が漬かる時期で、その漬かったばかりの香々、つまりおしんこ(新香)を巻いて食べたのが恵方巻の初まりとか。
というわけで、ほどよく漬かったお新香を手にご近所を一回りしてきた「わらしべおばさん」の活躍で、一年物の若牡蠣がどっさりと届いたみーばい亭。

まずは焼牡蠣。
どちらさんも異存おまへんな?
お次は酒蒸し。
異存アリ!と手をあげなすったそこの兄さん。
話は最後まで聞きなはれ。
たしかに牡蠣の身からは味は抜けますがね、旨みのしみ出た汁が残りまっしゃろ汁が。
この汁にバターと醤油でコクと味を入れ、飯にぶっかけてグラタン皿に盛り、チーズをトッピングしてオーブンに。
なんか文句おますか?
残りは・・・さすがに食べきれまへんさかいに、剥き身にして生姜をきかした時雨煮に。
こいつを炊きたての飯に汁ごと混ぜて錦糸卵を乗っけてわしわしと掻きこんだ日にゃ兄さん、寿命が10年延びまっせ。
毎年これ食ってりゃ、次の「reversal of geomagnetic field」まで生きられるかな?
ま、それまでに人類が滅ぶか(^^;

もちろん、慈愛に満ちた管理人は、水槽の甲殻軍団にもおすそ分け。

浅蜊もええけど、やっぱり貝は磯物にかぎるのぉ。
ってか?
そら、美味いやろ。
値段がちゃうもん(^^;

閑話休題(それはそうとして)

3月9日は改造衣装ケースケージでわらわら蠢いている、ちびムラサキ生誕1周年のバースデーである。
で、メンテのついでに身体測定など。
こちらはお兄ちゃんの2015年組。
2015年7月21日孵化だから、まもなく生誕1000日を迎える。
現在の前甲長(sl)約7㎜。
前甲長って鋏の幅やんけ!と、ツッコまれたそこのアナタ。
おっしゃる通り大鉗脚掌部幅でございます。
以下、仲宗根幸男先生の「沖縄島南部及び久高島におけるオカヤドカリ類の生態的調査」よりの引用。

前甲長と大鉗脚掌部幅の相対成長式では、ナキオカヤドカリの雌雄、ムラサキオカヤドカリの雌雄とオカヤドカリの雌は相対成長係数が0.9862~1.0453の範囲にあり、ほぼ1に等しく当成長であった。すなわち、3種類とも前甲長と大鉗脚掌部幅の相対成長速度はほぼ等しいことを示した。


ということで、ご納得いただけましたでしょうか?
で、2017年春生まれの1年組は、
上の大きい方でsl3㎜、小さい方でsl2㎜。
まだまだ可愛い盛りでございます。

さて、sl20㎜のお父ちゃんに追いつくまで、あと何年かかるかな?

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夜の錦市場2018

2018-03-04 10:59:26 | 新・ほろ酔いキッチン

桃の節句の宵、すっかり恒例となった「夜の錦市場」に出撃!
例によって、華やかな香りがうれしい「神藏 無濾過生原酒(瑠璃)」からスタート。
「富翁」「豊祝」は、度数高めでしっかりとしたボディの生原酒をチョイス。
この時期ならではの味わいに満足満足。

「神聖」のたれ口は、今季何度も頂いたので、今宵は「鐵齋」の燗酒で田中鶏卵の焼きたて京だし巻をはふはふと。

王道ですな。
そして松本酒造のブースに移動。
桃の節句には「桃の滴」!
実は甘くもったりとした味わいがあまり好みではなかったんだけど、今季から酒米を五百万石から山田錦に変えたとかで、すっきり辛口の男酒にイメージチェンジ。
これなら料理にも合わせやすいし、飲みやすい。
好みの銘柄がまた一つ増えた喜ばしい宵。
お次は絶対外せない「月の桂」へ。
名物の「純米大吟醸にごり酒」と「柳」をよばれて大満足。
そして今回のトピックは、20時以降限定の「生 柳」と「神蔵 ブラック」。
これはもう涙ぐむほど美味かった。
一期一会の味わいに心満たされた春の宵。

さて飼い主ばかりが「うまいもん」で満たされるのも気がひけるので、甲殻軍団には大潮サービスのアサリを投入。
干潟の貝も太ってくる季節。
今年の春はどんなうまいもんに出遭えるか。
楽しみ楽しみ


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