猛暑日の週末。
溶けだす前にクールダウン。
というわけで、イルカ警報発令中の越前海岸へエントリー。
幸い、暴れイルカには出会わなかったけど、浅場の海水温は28℃越え。
25メートルまで潜ってやっと27℃。
やれやれ、どうなる日本海?
それはともかく、カマイルカやハンドウイルカならともかく、なんでミナミハンドウイルカが越前海岸にいるのか?
ほんまににどうなる日本海?
高水温で息も絶え絶えのヤドカリたちを、さらに高水温のプアインバテに連れてくるのもしのびないので、今回は海底で拾ってきたミネフジツボの殻だけを投入。
もちろん、キュアリングなしで放り込んだから、なにが湧いてくるやら愉しみ楽しみ。
限定品の「サッポロ クラシック 生」
これは美味い!
管理人の貧弱な語彙力で精一杯表現すれば・・・
「ふわっと切れる!」・・ってとこか。
というわけで、週末の遅い午後。
裏山から裏庭へと少しずつ下りてくるヒグラシの声を聴きながらの夕涼み。
キンと冷えたビールに娶せるのは、もちろん枝豆。
カテカルのオトーの面影を偲びつつ、半ば無意識に口ずさむのは南洋小唄。
サッポロビールを飲みながら南洋小唄ってのもどうかと思うけど・・・
地球はひとつだ良い酔いの宵!!
例年なら、20㎏の装備で泳ぎ回り、疲れ果ててぐったりとしている海の日連休なんだけど、今年は海況と天気があまり良くなかったので、海には出かけずにのんびりの午後。
シシトウを焼いて、ビールで身体を冷やし、
遠火でじっくり時間をかけて鮎を焼き、
キリッと冷やした浅茅生の純米吟醸を、ほろほろときこしめる。
のんびりのびのび・・
骨休め、骨休め
今夏、最初のゴーヤーを収穫したら、それを肴にして飲もうと決めていた。
はい、八重泉の古酒でございます。
酒なら「コシュ」ですが、泡盛なので「クースー」と読みます。
このクースー、なんかの祝いかなんかの記念に凪さんが買ってくれたらしいのだが、なんの祝いだったかなんの記念だったか、昔すぎてすっかり忘れてしまいましたわ(^^;
ラベルには「詰口年月日 2004.8.25」とある。
甕詰めは2004年だけど、その前に3年くらい寝かせてるはずだから、20年物といってもいいのかな?
とりあえず管理人の部屋の本棚の空きスペースに飾っておいたんだけど、なんとなく飲みそびれたまま、長年ブックスタンド状態でほこりをかぶっていた。
そうはいっても、飲んでなんぼの泡盛だからいつまで飾っておいても仕方がない。
で、今年最初のゴーヤーを肴にして飲もうと決めていた次第。
というわけで、ゴーヤーを、ちゃちゃっと炒めて、いざ開栓!
一応、きき猪口に注いでみたんだけど・・・。
え、澄んでるやん。
(日本)酒の古酒(コシュ)みたいな、とろりとした琥珀色の液体を想像していたから、少々拍子抜け。
それでも、一拍おくれて立ちのぼってくる薫りが・・・甘い!
そっと舌上に流してみると、泡盛とは思えないまろやかな甘みがまったりと口中に広がる。
おおっ!この味わいにマリアージュさせるには、泡盛のウムヤーが必須!
というわけで、急遽スクカラスを召喚。
そうそう、この海そのものの塩気が、次の一杯を惹きよせる。
ゴーヤーも食べたし、クースーも飲んだし、いよいよ夏本番!
東シナ海の熱風が、五臓六腑にしみわたる良い酔いの宵。
というわけで、蛸でございます。
もちろん、マダコ。
もちろん、メス。
ミズダコ? はなしになりまへんな。
ヤナギダコ? なんでっか、それは?
半夏生にはマダコ!
それもメスのマダコ!
ぶつ切りにしたメスのマダコを、庭からもいできたキュウリと合わせて酢の物に。
江戸は俎橋あたりの料理屋では、「ありえねぇ」なんて名前で出してたみたいやけど・・それは余談。
大鉢いっぱいの酢の物で、キリッと冷やした月の桂の純米をグビッ!
ついでに買ってきた鱧を湯通しして一杯一杯復一杯!
青蓮居士の時代にはなかったであろう「冷蔵庫」という文明の利器のおかげで、銀河へ広がる酒仙の愉悦。
21世紀。
地球温暖化が進もうと、夏には夏の酒肴あり。