みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

クリスマス・デイト

2010-11-27 19:49:17 | 生き物の話
住宅地のそこかしこに、例の悪趣味な電飾がめだつようになった時節、早くもクロシマホンヤドカリのカップルがお目見えした。
私らが現役の頃は、この時期になると、パーティ会場の確保に奔走し、車を磨きあげ、タキシードを調達して・・・、と、カウントダウンさながらに動き回ったものだが、最近はイマイチ盛り上がりに欠けるようだ。
元気なのは、お子様とママくらいのものか・・。

ヤドカリ愛好家の間では「草食系」で通っているクロシマだって、がんばってるんだから・・。
命短し遊べよ男子
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水槽の夜明け

2010-11-23 19:12:36 | 生き物の話
この所、水槽がどうもすっきりしなかった。
換水しても黄ばんだ感じが拭えないし、なんとなくどんよりとした感じで、イマイチ透視度もよくない気がする。
(因みにダイバー内では、水平に見たヌケを透視度、垂直に見たヌケを透明度と呼ぶ)
苔とり貝たちがサボっているのかと思い、スクレーパでガラス面を擦ってみても、大した変化はなし。
そうこうしているうちに、ハタと思い当たったのが蛍光灯。
前回の交換時、千円以上もするアクアリウム用の高級品に換えたので、もったいながって定期交換をしていなかったのだ。
確か換えたのが3年以上前。
定期交換を怠っているうちに、蛍光灯の交換自体を失念していたらしい(^^;
で、確認してみると、案の定蛍光管が縞模様に黒ずんでいる。
これじゃあ、いくら換水してもすっきりせんわなぁ・・。

折よくついでがあったので、ホームセンターに出かけると、早くも年末の交換時期に向けて、照明コーナーが設置されている。
洗面所の蛍光灯の予備も要るので、特売品の2本組みを購入。
さっそく付け替えてみると・・、おおっ!

「杉作、夜明けじゃ!」

貝さんたち、疑ってごめんね。
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酵母の季節

2010-11-20 20:19:22 | 生き物の話
オカヤドカリの幼生飼育に明け暮れた夏が終わり、秋も深まると今度はさらに小さな微生物飼育の季節がやってくる。
我が家でも冬季の飼育ライフを充実させるために、飼育容器を兼ねた採集用トラップの設置に着手した。

画像は餌の白米。
これに味噌屋で分けてもらった麹をまぶして、麹菌の酵素で米のでんぷんを糖化させる。
これを数日前から乳酸菌を湧かして酸性の環境に整えた仕込み水・・もとい、飼育水に入れて完成。
あとは、家付きの天然酵母ちゃんたちが繁殖するのをじっと待つだけ。
もちろん、乳酸菌も自家採集の天然もの。
愛好家の中には、素姓のよく分からない外国産のヨーグルト菌を使ったり、クエン酸やレモン汁で無理やりpHを下げたりする乱暴な人もいるようだが、あまりほめられたこっちゃないですな。
国産コボちゃんの飼育環境を整えるのに、カスピ海だのブルガリアだの生まれの乳酸菌を使うなど、ベルサイユ宮殿で炬燵に入って粕汁を啜るようなものである!(たとえがヘン?)

それにしても、くされもとから引きあげた白米を炊き上げる湯気の芳しいこと。
全身から唾液やら胃液やらアドレナリンやらアルコール分解酵素やらが吹き出てくる。

今年も元気だ!酒が・・もとい、コボちゃん飼育が楽しい!
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続・草食系矯正計画

2010-11-07 22:16:29 | 生き物の話
こちらは、ハクチョウゲの小枝にたかる2009年組。

齢1歳で、植物性の餌も普通に食べるようになってきた。

そうそう、肉食系は時代遅れなんだよ、少年たち。

でも、彼氏が彼女の半歩後ろを歩いてるカップルや、薄めた甘い酒をちびちび飲んでる若者を間近に見るとねぇ・・。
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草食系矯正計画

2010-11-06 15:31:49 | 生き物の話
あえて詳細は書かないが、2010年組草食化計画を粛々と進めている。

ウィキペディアによると「草食系男子」とは「心が優しく、男らしさに縛られておらず、恋愛にガツガツせず、傷ついたり傷つけたりすることが苦手な男子のこと」だとか・・。
ちなみに私は「心優しく、男らしさに縛られておらず、傷ついたり傷つけたりすることが苦手だが、若い頃は必死でおねーちゃん口説いていたから、世間一般的な「雑食系男子」だと思う(笑)


まあ、そんなことはどうでもいいのだが・・・。
2001年6月に沖縄からやってきた時には、前甲長4㎜にも満たない味噌っ粕だったくせに、先住のムラサキオカヤドカリ「トラ」をはじめ、何頭もの同胞を屠って、わずか数年でオカヤドカリ槽に君臨したナキオカヤドカリ「暴君メイ」の血を引く、繁殖個体たち。
上陸個体全数の畜養は無理としても、少しでも多くの個体を生かすためには性格、嗜好の矯正もやむなし・・という判断で、こそこそといろんなことをやってます。

あくまで間引き殺すべき余剰個体を使った実験的飼育なので、良い子のみんなはまねしないでね。
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太陽の光の中で

2010-11-03 19:28:54 | 生き物の話
島から島へと泳いで渡る途中にぽっかり浮かんでいた流木みたいな休日。
朝っぱらから京都駅の駐車場に車をぶち込み、「えき」でブリューゲルの版画を眺めて、16世紀の欧羅巴人も21世紀の日本人もさして変りのないことを再確認し、伊勢丹の新潟フェアで、一冬分の備蓄米を購入。(だからわざわざ京都駅まで車を持って行った。ちなみに購入したのは、麹菌の酵素で糖化し酵母菌によって発酵液化した加工米。銘柄は「〆張鶴」「麒麟山」「越乃寒梅」・・等」)
昼過ぎに家に戻れば、秋晴れの午後、特にやることはない。
で、磯水槽とオカヤド槽のメンテなどをはじめることになった。

そのついでに、仔ヤド槽も縁台に持ち出して保温も兼ねた日光浴。
上がった数が数だけに、余剰個体を処分するのは仕方なしとして、出来る限り多くの個体を残すためにいろいろと知恵を絞って、小細工を弄しているのだがどうなることやら・・。
大半の仔ヤドたちは、今日がお天道様との今生の別れになるだろう。
残ったガキ共も、昨年、一昨年みたいに甘やかして野放図に成長させるわけにはいかない。
生まれたタイミングが悪かったと諦めてもらうしかない。

太陽の光の中で、歌い踊れよRock'n Roll!
白いTシャツにブルージーンズ、他に何も・・いらんやろ?

今日からお前らを「KIDS」と呼ぶ!


画像は11/3撮影
孵化後、ちょうど100日のナキオカヤドカリ
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