買いである。
思えば20年・・いや30年近く前になるか・・。
バブル前の赤貧アパート暮らしの頃は、このサイズのアジとキャベツで食いつないだと言っても過言ではない。
いわば命の恩人・・じゃなくて恩魚なのだ(笑)
最初は南蛮漬けにするつもりだったのだが、帰り道に気が変わってアジフライにすることに。
ただ、特売品だけに鮮度と流通過程の取り扱いに難があるので、とりあえず大名おろしにして、自家製の塩酒粕に漬け込んで一晩置き、締まり具合を見てから最終判断をすることにして、チルド室に寝かせてある。
鮮度のいいアジなら残った中骨からスプーンで身をこそぎ取ってナメロウにでもするのだが、今回は鮮度に難ありということで、キッチンバサミで、中骨ごと、ジョキジョキ切り刻んで水槽の甲殻軍団に下賜する事に。
とはいえ、連中、青魚より白身魚を好む上に、大潮には数日足りず、残念ながら水槽あげての大騒ぎにはならなかった。
とはいえ(2回目)、ご馳走はご馳走。
片腕を無くして、ここ数日不貞腐れていたケアシなどは、よほど空腹だったと見えて、ご覧のとおりの興奮ぶり。
とはいえ(3回目)、この大きさの肉塊を1匹で食べきれるはずもなく、当然食べ残される。
その食べ残しに集まってきたのが、ボサツガイとアラムシロのスカベン・シェル軍団。
そして、早くもその食べ残しを求めて、地底王国からセンチュウたちがしゅるしゅると・・。
動物性の有機物はセンチュウ軍団が・・・。
植物性の有機物はゴカイ軍団が・・・・・。
速やかに地底に引き込んで・・・ないないぽっぽ。
おー、怖っ。
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さて、話はかわって・・・。
前回の記事の決闘現場に、産みたてと思しき卵塊を発見!
陽はまた昇るのだ!