みーばい亭ブログ

言いたい放題! 飲み放題!

夏の終わり、秋の初み

2022-08-27 20:59:10 | 新・ほろ酔いキッチン

そもそも初物は出回っていないから購いようもないのだけれど、聞くところによると世間では法外な価格で取引されているとか。
われわれ庶民には関わりのない話なんだけど、なんとなく気分だけは味わいたくて冷凍物を購入。

やっぱり、秋の初みには秋刀魚を食べないとね。

もちろん、骨も無駄にはしませんよ。

カリッと炙ってサクサクと。
そのトマトはなんやねん・・って?
はい、焼いたトマトをぐしゅぐしゅ潰して、秋刀魚の身に絡めて見なはれ。
目から鱗、舌から涎が落ちること間違いなし!
騙されたと思って、是非お試しを。

そして夏の名残の冬瓜の含め煮。


同じく、芋茎の炊いたん。


そして、夏の終わりには欠かせない無花果田楽。


酒はもちろん「越乃寒梅」。
その昔、初めて無花果田楽を食べた店でいつも飲んでいたのが越乃寒梅。
まあ、一時期の狂騒も落ち着いて、令和の庶民にも購えるようになったのはありがたいこと。
秋刀魚や無花果など味の強い肴は、炭使いの端麗(淡麗)辛口と相性が良いしね。
そういえば「端麗辛口」っていう言葉を久しぶりにつかったな。
なんとなく、古き良きバブル時代の残り香が・・(笑)


そんなこんなで、夏の終わりと秋の初みがせめぎ合う、葉月最後の週末の宵。

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心の栄養

2022-08-20 19:36:44 | 新・ほろ酔いキッチン

今年は酷い夏だった。

暑いだけならまだしも、台風でもないのに、雨が降るたびにビクビクしなければならない夏など、ちょっと記憶にない。
おかげで、この8月は未だ海に潜れず。
本来なら冷たい日本海の海水で洗い流すべき、浮世の塵やら埃やら垢やらが、積りに積もって自律神経に変調をきたしている管理人。
とはいっても、このまま自律神経が「疲労を感じるのだ」指令を発し続けるのも鬱陶しいので、本来なら冷たい日本海の海水で洗い流すべき、浮世の塵やら埃やら垢やらを、アルコールで洗い流してやろうと目論む管理人の目の前に現れたのは・・・。

はい、湖国のパワーフード「鮒ずし」でございます。

それも、生涯一二を争うほどの上物!
もちろん、頂き物の高島産。
この、みっしりと詰まった腹子を堪能するべく、思い切って厚切りに。

娶せる酒は、高島は安曇川のほとり、上原酒造の「不老泉 純米吟醸」。
同蔵の「杣の天狗」は、鮎とセットでお馴染みの夏酒なんだけど、不老泉はお久しぶり。
独特の渋み(?)をクセに感じて、ちょっと敬遠してきたんだけど、このクセが鮒ずしとは絶妙にマッチする。

やっぱり高島の鮒ずしには高島の酒。
それも、ギンギンの辛口でウオッシュする酒じゃなくて、しっかりマリージュする力のある酒が庶民にも購えるのがうれしい。
ギリギリ、良い時代に生きてることをしみじみと実感する晩夏の宵。

さて、生きた乳酸菌や酵母が浮世の塵やら埃やら垢やらを分解して自律神経を癒やし、湖魚の栄養を酒精が溶かして夏疲れの果てた身体に効率よく吸収されたかな?


栄養栄養。
いつも心に栄養を!

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どっち?

2022-08-13 19:15:01 | 生き物の話

すっかり水槽ボケしちゃって、ケアシホンヤドカリなのかホシゾラホンヤドカリなのか判別できない2年物個体。
初心者の頃は2年以上ヤドカリ生かすのもままならなっかたけど、それなりにスキル・アップしたのかな?
オカヤドカリは放置してても10年以上生きるけどね(笑)

で、このヤドカリはケアシなのかホシゾラなのか?
飼い主の記憶ではケアシっぽいけど・・。
と、上陸したばかりのアマガエルに問いかけてみる。

どっちもどっちだし、どっちでもいいし・・ケロッ

ご高説、賜りし候。

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日曜日の珍客

2022-08-07 11:50:27 | 生き物の話

日曜日の朝、
ゴーヤーの葉陰から、ひょっこり顔を出したアオダイショウの幼蛇。
くりっとした目。
いたずらっ子みたいにペロッと出した舌先。
もう可愛らしいことおびただしい。

いつから棲みついていたのかな?
そういえば、最近カナヘビやアマガエルの姿を見かけなくなったけど・・・。

可愛いから許す!

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14歳のナキオカヤドカリ

2022-08-06 09:37:39 | 生き物の話

2008年8月11日月曜日の早朝。
飼い主が孵化予定日を失念していたせいで、かねてより抱卵中だったナキオカヤドカリが、砂上に発眼卵を放棄してしまった。
あわてて砂ごとすくい取って海水に投入、なんとかゾエア幼生を確保!
8月27日に3個体がグラウコトエに変態。
9月14日、2個体が上陸。

時は流れて・・2022年8月6日
メス個体1匹、無事に生存中。
名前は琴。
母親譲りの赤い美脚の別嬪さんでございます。

現在、我が家にいるナキオカヤドカリはすべて琴の異母兄弟。
同種のオス個体と同居させると、兄弟相手でも繁殖行動に及んでしまうので、弟たちとは隔離してムラサキオカヤドカリ槽に居候中。
数度しか産卵を経験していないのが、長生きの秘訣かな?

一緒に写っているのは、父親の宿敵だったムラサキオカヤドカリの息子。
どちらも穏やかな性格なので、ここ6~7年平和に同居している。
仲良きことは美しき哉。
飼い主のストレスもないしね。

まもなく迎える14歳の誕生日。
ナキオカヤドカリとしてはそろそろ老境だけど、せいぜい長生きしてくださいな。

 

 

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