あるきはじめた みいちゃんも おんもに出られない2020年の春。
いかに人類が歩みを停めようとも、ひと雨来れば筍が生え 木の芽が萌える。
これ自然の摂理なり。
というわけで、今週もおうち飲み。
まあ我が家の場合は経済的な理由で、普段からおうち飲みが多いので、ほとんど変わりのない日常でございます（＾＾；
肴はもちろん雨後の・・じゃなくて、旬の筍。
木の芽醤油を塗りながらカンテキで炙る。
鮮烈な木の芽の香りと、香ばしく焦げる醤油の薫りが重なり合い絡み合い混じり合って、焼き上がるまえから酒欲全開。
ほんの少しだけ温めた、まごころ純米がすすむすすむ！
ひと心地ついたところで、今度は磯から春がやってくる。
メバルの金魚干しをさっと炙って、サクッ！
脂じゅわじゅわ、磯の滋味いっぱいの口中にさらっと流し込むのはすっきり端麗八海山。
山あり海あり、温冷とりそろえ、春もたけなわ ほろ酔いほろ酔い。
人の行き来が止まろうと、経済が麻痺しようと、為政者が無能をさらけ出そうと、
季節はめぐり、陽はまた昇るのだ！
気がつけば、ひとケタ台に押さえ込んでいた体脂肪率がふたケタに。
花に誘われ、鳥に誘われ、気を緩めたあげくがこの為体。
飼い主の怠慢に連動するのかな？
水温んで食欲アップしたヘビギンポちゃんも、ポットベリーに。
ちょっとは節制しないと、ヘビギンポならぬツチノコギンポになっちゃいますよ。
飼い主も頑張りますから、一緒に鍛え直しましょうね！
と、舌の根も乾かないうちに、春肴生節で一杯・・二杯・・もう一杯
心弱き飼い主でごめんね（今宵も酔死）
庭のゆすらは散りはじめたけれど、リビングの盆桜は今が盛り。
桜の季節に絶対欠かせないのが「初桜」。
でも・・、なんか違う。
はい､ニューハツサクラでございます。
なんでも、後継ぎの太郎君との初めての共同仕込みだとか。
昭和レトロ風の新ラベルは平成生まれの太郎君のセンスなのかな？
というわけで、今年は若々しい生原酒をチョイス。
吟吹雪で仕込んだ純米吟醸中汲み生原酒で花の宴。
実は、週中にちょっとフライングして、えび豆を肴に味見してみたんだけど、舌の真ん中にまったりと広がる旨みはともかく、喉元キレッキレッのすっきり感は、海の魚に合わせてみたい・・・と、思い立ったら行動あるのみ！
気もそぞろに週末を待ちかねて、日本海までひとっ走り。
旬の春メバルを強火でさっと煮付けて、パクッ！
薄にごりのニューハツザクラをお気に入りの唐橋焼きの湯飲み茶碗にたっぷりと汲みこんでグビッ！
サクラ サクラ
チルチルミチル
タダイマココロココニナク
宿題やったか
歯、みがけよ
また来週！
