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邦画を彩った女優たち ~ 倍賞千恵子 ~

2011-11-24 22:44:48 | 映画
 今夜のBSプレミアム「邦画を彩った女優たち」シリーズは倍賞千恵子さん。26年間、48本にわたって演じた「男はつらいよ」のさくらさんを始め、「家族(1970)」と「遥かなる山の呼び声 (1980)」の民子さん、「駅 STATION (1981)」の桐子さんという4つの役柄を通じて、人間そして女優としての倍賞千恵子をあらためて見つめ直す内容でとても興味深かった。
 さくら=倍賞千恵子というイメージにご本人も悩んだ時期もあったようだが、僕はテレビドラマの「男はつらいよ」が大好きだったので、映画化が決まり、しかもさくら役を倍賞さんが演じると知った時は正直違和感があった。なぜ長山藍子じゃいけないんだろうと思ったものだ。僕らの高校時代にはすでに「キューポラのある街」の吉永小百合と「下町の太陽」の倍賞千恵子は大スター。その倍賞さんがなぜ「男はつらいよ」みたいな(失礼!)映画に・・・。まさか国民的映画として大ヒットシリーズになるなどとは思いもしなかったからそう思ったのだった。結果的には倍賞さんは「男はつらいよ」には欠かせない存在となり、彼女の最大の当たり役となった。他の出演作も含め、僕にとっては最も忘れられない女優の一人となった。



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