機動戦士ガンダム 第41話「光る宇宙」第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」 第43話「脱出」

YouTubeの「ガンダムチャンネル」で「機動戦士ガンダム」が公開されています。

毎週１話ずつ公開されましたが、ついに最終回を迎えました。


ラスト3話の見どころはいろいろあるのですが、
リアルタイムで見て衝撃的だったのが、
ジオンのレーザー兵器ソーラ・レイです。

地球連邦軍宇宙艦隊の３０％を消滅させたトンデモ兵器です。

Ｇジェネ・ジェネシス　ソーラーレイ：ジオン　G GENERATION GENESIS EVENT MOVIE


ソーラ・レイ発射の後でギレン総帥が
攻め寄せる連邦軍を「カス」と表現する気持ちがわかります。

あえて言おう、カスであると！


ララアの死の場面、劇場版で流れるのが「ビギニング」です。
「取り返しのつかないことをしてしまった」感が先に出てきます。

ビギニング


テレビ版では戸田恵子さんの「いまはおやすみ」。
静かに何かが失われていく感覚になります。

「いまはおやすみ」（セリフ無し）


劇場版の音楽で盛り上げる感じもいいのですが、
テレビ版の淡々とした感じもいいですね。

43話最後のナレーションで、
「宇宙世紀0080、この戦いの後、
地球連邦政府とジオン共和国との間に終戦協定が結ばれた」とあります。

ザビ家が壊滅してジオン公国が共和国になったこと、
戦争が終わったことがわかります。

岡田斗司夫さんの言うように、
ガンダムはこれで終わっていてもおかしくありません。

人と人が直感的に分かり合えるニュータイプになる可能性を
小さな子供たちに託すような、希望のあるラストです。

劇場版の最後で、戦艦グワジンにシャアらしき人影が見えましたが、
明らかに続編に含みを持たせた終わり方と言っていいでしょう。

続編を作ってしまったがゆえに、
宇宙世紀は希望のない状態が延々と続くようになるのですが。

その行きつくところが『閃光のハサウェイ』です。

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』特報映像2


それでは、第41話「光る宇宙」、第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」、
第43話「脱出」の動画をご覧ください。

ガンダムとエルメスの激闘は、
アムロとララァに2人の目指すべき未来の物語を垣間見させる。
しかし、戦場はその2人を包み巨大に膨れ上がって行く。
ララァ、散る。
機動戦士ガンダム、次回「光る宇宙」
君は、生き延びることができるか？

第41話｜機動戦士ガンダム【ガンチャン】


ギレンとキシリアの相克だけがジオンを窮地に追い込んだのか？
生き残った地球連邦軍は最後の特攻をかける。
シャアも立つ。アムロもまた、ララァを追うかのように。
機動戦士ガンダム、次回「宇宙要塞ア・バオア・クー」
君は、生き延びることができるか？

第42話｜機動戦士ガンダム【ガンチャン】


シャアとアムロが生身で対決するなど既に戦争ではない。
ニュータイプに課せられた宿命なのだろう。
ホワイトベースをア・バオア・クーの赤い炎が包んで行く……
機動戦士ガンダム、次回「脱出」
君は、生き延びることができるか？

第43話｜機動戦士ガンダム【ガンチャン】