花と緑を追いかけて

山を愛し、花を愛し、旅と
映画とパソコンと、好奇心も
いっぱいの主婦の日記です

鎌倉アルプスを目指して(その1)

2014年11月21日 | ハイキング・散策
主人が亡くなった10日後に、山仲間の2人が我が家に来てくれて
「少し落ち着いたら気分転換に是非ハイキングに行きましょう」と
励ましてくれました。

三ヵ月たった今でも、私はまだ全然落ち着いた状態ではありませんが・・・
取りあえず体調不良が改善されたら、無性に歩きたくなり
早速彼女たちに付き合ってもらいました。

最初は紅葉が見頃の箱根の山に登り、温泉を楽しもうという話も出ましたが、
体重が4kg以上も痩せた私はお腹に力が入らず、苦しい登りは自信がなくて

まずは足慣らしとして、我が家近くのハイキングコースを歩くことにしました

「港南台駅~円海山~大丸山」へ(11月16日)

この日は我が家から歩いて20分の、JR根岸線の「港南台駅」に9時に集合です。

KさんYさんと一緒に、我住宅地から続く環状3号線に出て左折し
消防出張所を右に曲がると市民の森の案内板がありました。


鎌倉に近い横浜南部の栄区・港南区・磯子区・金沢区にまたがる広大な森は
緑豊かな市民の森として整備され、たくさんのコースが楽しめます。

私たちは一番ロングの鎌倉アルプスの「天園」を目指すことにしました。


瀬上市民の森公園の緑の中の舗装道路は緩やかな丘陵地帯を眺めながら
円海山へと登っていきます。

この日は日曜日、多くのハイカーの姿が見られました。


まずは「いっしんどう広場」を目指します。

やがて大きなパラボラアンテナが見えてきて、右手には箱根の山々が霞んでいましたが
この日は雲が多くて富士山は確認できませんでした。

NTTの中継塔が建つ円海山山頂は鉄棚に囲われ立ち入ることはできません。
左手にはみなとみらい方面が見えていましたので、金網の合間からコンデジで撮影しました。

畑の向こうに見えるラウンドマークタワーベイブリッジとつばさ橋をズーミング


車止めを入って進むといよいよハイキングコースらしくなります。


いっしんどう広場にはベンチが置かれ、整備されていました。


私たちは横浜で一番高い「大丸山」経由で、鎌倉の天園を目指します。


気持ちの良い緑の中を歩きながら
童心に戻ってドングリを拾ったり、歌を歌ったり・・・


私とKさんは同じ年の生まれなので、子供の頃の思い出の歌は一致しますが
3歳若いYさんは「知らないわ」が多かった・・・

でも何故か、KさんとYさんが
黒潮騒ぐ海越えて 風にはためく三角帆
めざすは遠い夢の国 ルソン 安南 カンボジア

遠く オランダ イスパニア
面舵いっぱーい オー オッオッオッオッ オーッ!

声をそろえて最後まで歌い切りました。

「ラジオで覚えたけど、何と言う題名だったっけ?」


ハイキングコースの近くには住宅地が広がっていますので
気軽に犬の散歩をする人の姿も見られます。

私たちはひたすら「鎌倉天園」を目指します。


歌は「笛吹童子」「「紅クジャク」と続きました。


横浜の最高峰「大丸山」山頂に向かう階段が現れました。
左手の階段は135段、ここまでのコースで最大の登りです。

周囲の木々が色付きだしていました。久しぶりの登りに汗が出ました。




ようやく「大丸山」頂上に到着です。

時計を見ると10時45分・・・
港南台駅から途中地区センターでトイレタイムを入れて
1時間45分でした。


目の前に広がる入江は八景島
遠くかすむ山並みは房総の山々?


頂上には大勢の人々が休んでいました。
日曜日なのでファミリーの姿も目立ちます。

私たちもここで一休み、持ってきたおにぎりやパンを食べました。
お喋りも弾み・・・
久しぶりに味わった気持ちの良いひと時に、心身ともに満足しました





コメント (27)
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