「立冬」の後は急に寒さがやってきて、こちら関東南部はハッキリしないお天気が続いています。
私はボランティアのような「地区センター」の仕事をしながら、息子のマンションに通ったりと、相変わらずバタバタと過ごしていますが・・・
「赤倉温泉フリーツァー」の最後に訪ねた「長野・善光寺」の紹介がまだ残っていましたのでUPしたいと思います。
1400年もの歴史に刻まれた信州一の名刹「善光寺」は長野駅から歩いて30分、バスで10分足らずの所にあります。
バスを降りて参道を歩いて行くと、最初に現れるのがこの「仁王門」
”仁王門は宝暦二年(1752年)に建立されましたが、二度焼失し、現在のものは大正七年(1918年)に再建されました。この門には善光寺の山号である「定額山」の額が掲げられています。
仁王像並びに仁王像背後の三宝荒神・三面大黒天は共に高村光雲・米原雲海の作であり、その原型は善光寺史料館に展示されています”(パンフレットより)
母や伯母、そして主人とも何回かお参りしている「善光寺」ですが、いつも車で訪れて、本堂近くの駐車場を使っていたので、この仁王門をくぐったのは初めての経験でした。
こちらは「山門」(三門)重要文化財です。
平成の大修理を去年終えたばかりだそうで、中が見学できるようでした。
大勢の人々が並んでいたので諦めましたが、「善光寺」と書かれた額の下に見学者の姿が見えますね。
”寛延三年(1750年)に建立された二層入母屋造りの門です。屋根は大正年間の葺き替え時に檜皮葺きとなりましたが、平成十四年から十九年にかけて行われた平成大修理において、建立当時と同じサワラの板を用いた栩葺き(とちぶき)に復原されました”(パンフレットより)
私たち夫婦が見上げていると、初老のご婦人が声をかけてきました。
「あの善と言う字を良く見ると牛の顔のようですよ」
「なるほど!牛に引かれて善光寺参りと言いますものね~」
「そして字の中に鳩もたくさん居るようです」
「1,2,3,4・・・、いるいる!本当だ!」
あちこちの小グループに、はたを持ったガイドさんが付いて説明しています。
この境内には聞いたことはすぐに教えたくなる「善男善女」が揃っているようですね。
この日はまだ十月上旬でしたが、微笑ましい「七五三祝い」の子供達の姿もチラホラと見えました。
我が家の孫のハー君も来年の秋にはお祝いです。
元気に育って欲しいものですね。
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山門をくぐるといよいよ「本堂」が見えてきました。
お線香の煙の周りには子供達が・・・
この日は木曜日でしたが、クラスの仲間とお参りにきたのでしょうか?
マウスオンでご覧下さい
"現在の本堂は宝永四年(1707年)の再建で、江戸時代中期を代表する仏教建築として国宝に指定されています。間口24メートル、奥行き54メートル、高さ30メートルという国内有数の木造建築で、T字型の棟の形が鐘を叩く撞木(しゅもく)に似ていることから「撞木造り」と呼ばれています。屋根は総檜皮(ひわだ)葺きです。
そして最奥の瑠璃壇には、御本尊・一光三尊阿弥陀如来様をお祀りしています”(パンフレットより)
ご本堂で「家族みんなが健康で明るい毎日が過ごせますように」と祈りましたが・・・
100円のお賽銭では効力が無かったのでしょうか?
この旅から戻っても私の風邪は中々治らず、父の発熱も続き、挙句に孫の菜々ちゃんが肺炎で入院でした。
ブログ仲間の「マリーあんころネットの部屋」のmarriさんによると、別所温泉の北向き観音「常楽寺」もお参りしないといけないそうです。
長野の「善光寺様」は来世のご利益を、「常楽寺」は現世のご利益をかなえてくれるそうで・・・
”善光寺さんだけを参らず両方参らなきゃいけません。そのことを「片参り」と言います”とのご指摘。
是非別所温泉まで行かなくてはなりませんね
菜々ちゃんは明日、退院後初めての診察で病院に行きます。
せめて写真の中でもと、再び「善光寺」様と、marriさんの撮った「北向き観音」様にも”無事の快復”のお願いをしました。