猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

借金完済、裏口からこっそりと群馬県庁へ、それから『十六本堰下流…』の最終回の取材で20㎞、川岸の桜に出会いました

2022-03-10 07:41:19 | あんじゃあない毎日

『十六本堰下流の広瀬川あたり』の最終回の取材に出かけました。桃ノ木川を合流するちょいと手前で、川岸に咲く桜に出会いました。この風景がシリーズのおしまいを飾ってくれました。

 

 久しぶりに群馬県庁へ行きました。7年ほど前にSさんに会いに行って以来の気がします。手前の本庁舎を見ると、バルコニーの上から前庭の人々を見下ろしていた人のことを思い出しちゃうものですから、それが嫌なので近寄らないように、昨日も裏口からそっと入りました。どうしても行かねばならない用事があったんです。

 3階の群馬銀行県庁支店で用事を済ませて下のロビーを見下ろすと、入り口の誘導と見張りが普通でないです。入る人の体温をセンサーで測って、異常があれば「おい、こら!」って追い出すのかなって…。でも私みたいに、チェックされずに裏口から入って、出るときに引っ掛かるとどういうことになるのかななどと考えて、やっぱ、裏口からそっと出てきました。

 目立たぬように気をつけて行ったのですが、元県議会議長の中村紀雄さんにばったり、「ご無沙汰してます」「お元気ですか」。初めてお会いしたのは県議会議員になる前のこと、長いお付き合いですが、最近はトンとご無沙汰でした。中村紀雄さんもブログをしています。私のと違って、真面目一直線です。

 <何しに行ってきたの?>、帰りに出会った顔見知り猫に聞かれました。「25年前の借金が返済できたんで、契約書やなんかを返してもらって来たんだ」。<へぇ~、おヒゲにお金貸してくれる銀行があったんだ、奇跡だね…>、「そんなことないよ、ちゃんと返済したから銀行のKさんに褒められてきたんだぜ」

 <猫の経済学には賃借って概念が存在しないの知ってるか?>、「どういうことだい?」、<必要なものはすべて自分のものだからさ>、「いいなぁ~」。というわけで、深田司法書士さんのところへ寄って、抵当権の抹消手続きを他の頼みました。25年前、融資プランを作ってくれたTさん、お世話になりました。おかげで無事暮らしています。

 

 家に戻って昼食を用意しながら、ついでに黒豆を炒りました。炒った黒豆は十六穀米とともに米に混ぜて炊いています。白米を食べなくなって2年7ヶ月になります。

 昼食休憩を1時間、外を見ると風も凪いで穏やかな日差しです。これなら、「十六本堰下流の広瀬川あたり」最終回の取材ができます。身支度して、COCOに留守番頼んで、クロスバイクで出かけました。

 


下大島の梨畑で、大きな梅の木に出会いました。枝が東西に10m近く拡がっています。満開でした。

 

  十六本世紀下流の広瀬川あたり その13
  第13回は「川岸の桜」です。これでこのシリーズはおしまいです。


下大島町の梨園の中を流れる広瀬川にも水の流れは戻っていました。赤城山は霞に包まれています。広瀬川の水止めが終わると、春がやってきます。

 
前橋古河線をくぐった広瀬川はしばらく道と並んで流れて行きます。そして、ユニクロなんかがあるモールと住宅団地の間に入って行きます。

 
住宅団地を抜けると小屋原町の田園地帯に出ます。田んぼの中を真っすぐに流れて行きます。ここからは、川沿いの道がなくなります。川というよりも水路って言った方が似合ってる感じがします。このあたりの標高は80mを切っています。十六本堰がほぼ100mですから、20mと少し下ってきたことになります。疎水としての広瀬川は、古利根川の自然の勾配をうまく使って作られています。
川の中に堆積した土砂にセイヨウカラシナが黄色い花を咲かせています。これからしばらくの間、何処の川に行ってもこの草が幅を利かせて花を咲かせているのを見せつけられます。いやです。


さらに下って行くと、川岸に桜の花が咲いていました。どうやら、河津桜のようです。川面に枝垂れた姿がとても良いですね。見えている橋は、手前が県道高崎大胡線の橋、その向こうの高架橋は県道前橋古河線の駒形バイパスの高架橋です。この二つの橋を潜り抜けると、広瀬川は桃ノ木川を合流します。このシリーズのゴールです。

 
前橋古河線の高架橋の下を回り込んで下流に出ると桃ノ木川との合流点が見えます。左の写真の橋の先です。そこへ出ると、合流点です。広瀬川はここで桃ノ木川を合わせて、伊勢崎市を流れ利根川に注ぎます。十六本堰からここまで約10㎞余り、標高差約22mです。

 
おしまいに、川岸の河津桜をもう一度ご覧いただいておしまいにします。お退屈さまでした。

 

 
帰りは別なコースを走って、梅園の梅の花と、田んぼの麦を眺めてきました。春ですね、春が来ました。往復約20㎞の運動でした。

 

 家に戻って運動後の休息をとっていたら4時半を過ぎちまいました。夕食の支度は5時近くから、冷蔵庫を覗いたら豚の肩ロースが買ってあったので、紅茶豚を煮ることにしました。30分煮て、1時間寝かせれば何とか食べられそうです。

  
紅茶豚は茹でた春キャベツと白髪ねぎと盛り付けて芽キャベツとミニトマトを添えました。タレはフキノトウを刻み込んだ醤油ベースのタレです。それと、ウドの芽と豆腐とツミナの卵とじです。汁はツミナの蕾と白髪ねぎに作った残りのネギの芯、とろろ昆布です。小屋原まで走って撮ってきた写真の整理をしながら作ったんです。でも、おいしくできました。

やっと、国の厚生労働省の専門家会議や東京の医師会がピークアウトを認めてくれたようです。まっこと遅い気がします。引きずっているとなにか良いことがある皆さんがいるのではないかと邪推してしまいます。

 

3月8日の体温  7:30 36.5℃  14:00 36.6℃  22:00 36.6
 3月9日  7:30  体温 36.5℃  血圧 最高121 最低62

 

 ヒゲおじさんの連れ合いのユキ子こと三代目若柳吉駒でございます。
毎年春に開催しております美登利会舞踊公演は今年で78回目を迎えることができました。美登利会舞踊公演にあわせて、三代目若柳吉駒リサイタルも開催いたします。
 第78回美登利会 期日 4月10日(開演午後1時30分)
         会場 昌賢学園前橋ホール(市民文化会館)大ホール
         入場料 2000円
 三代目若柳吉駒リサイタル
         司会とお話 葛西聖司(伝統芸能解説者)
         長唄 四季折々 三代目若柳吉駒
         長唄 供奴 中村鷹之資(特別出演 歌舞伎俳優
)
         長唄 丁稚
            唄   今藤政貴
            三味線 杵屋栄八郎
            囃子  堅田新十郎

会員一同、これまで以上に精進を重ね、精一杯つとめさせていただきますので、なに程よろしくお願い申し上げます。

第77回美登利会と三代目吉駒リサイタルの舞台はこちらでご覧になれます
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルの舞台はこちらでご覧いただけます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください。