猫のキキとヒゲおじさんのあんじゃあない毎日

『あんじゃあない』って、心配ない、大丈夫っていう群馬の言葉、いい歳こいたキキとおヒゲのどうってことない前橋の暮らしです

右目の状態は良好、洋ナシのコンポートや青柚子の柚子胡椒づくりをして遊んでました…

2019-10-31 07:07:50 | あんじゃあない毎日

前橋ミナミ眼科の駐車場から見た赤城山、朝の9時前です。
前夜は、放射冷熱現象で、前橋のまちも霧の中となったのですが、昨日は朝から気温が上がって、まるで春霞に包まれたみたいになりました。おかしな天気です。

 手術翌朝の検診は、問題なく済みました。良かったです。あとは、明日と一週間後に検診を受けます。
昨日は、ユキ子さんが東京の稽古場に出かける日だったので、付き添いは長男に頼みました。で、朝食接待付き、手術前に常備菜を仕込んでおいたので立派な朝ご飯を食べてもらえました。


   家に戻ってから、こども公園を散歩しました。公園の中を流れる佐久間川です。
流れの際にミゾソバの群落ができていました。淡いピンク色の花がいっぱい咲いてました。

  こどもたちのために造られた観察用の水田に水草がいっぱい茂ってました。青紫の四弁の花が咲いてました。普通の田んぼでは見たことのない花です。なんだろう…

  JAファーマーズに寄ったら、産直コーナーに洋ナシがありました。柏倉の群馬フラワーパークのすぐ西にある「観光農園あかぎおろし」からの出品でした。品種は不明、ル・レクチェかな…
生食しないで、ワインシロップで煮て、コンポートにしました。おいしいですね~

 

  昼食は、呑竜仲店のヤギカフェへ出かけました。猫フェスコラボの弁当の猫絵が変わっていました。よく見ると誰かさんの顔に似ているのですが、誰だか思い出せません。

  「ご飯は少なくして」って頼んだら、十六穀米の俵が3つになって、代わりに鼠が3匹に増えてました。
「ねえ、ネズミさんが増えちゃってるよ」
「ご飯いっぱい食べたんで、増えたんですよ…」、マスターが当然って顔してました。楽しい弁当です。

  セレクトブック・コーナーに野村たかあきさんの絵本を一つ追加しておきました。近作です。
「ねこのさら」(作・絵/野村たかあき 監修/柳家小三治 /らくごえほん /教育画劇・2017刊)です。猫が笑ってます。読んだ人も笑顔になります。

 

いただいた青柚子があったんで、午後の遊び相手は柚子となりました。目の手術すると感染症予防のために、人の集まるところへ出かけないとか、行動規制がかかります。それなんで、おうち遊びになります。
まずは、青柚子の皮をおろします。

 手前のボールの中身がおろしたゆずの皮です。向こう側は、皮をおろされた皮なしゆず、これは果汁を絞って、別に使います。それと、青唐辛子を用意しました。辛いやつです。

  青唐辛子は種を抜いて、ざく切りにします。おろしゆず皮が60g、ざく切り唐辛子120g、塩30g、これをフードプロセッサーにかけます。たっぷり時間をかけて、唐辛子がうんと細かくなって、全体に粘りが出るまで砕き混ぜます。

 柚子胡椒です。九州は福岡では、唐辛子を「コショウ」と呼びます。コショウはそのまま「コショウ」か若しくは「ヨウコショウ」とよびます。別に混乱は起きません。状況で理解する習慣が成立しているんです。
出来立ては少々青臭くてツンツンしてます。冷蔵庫で一月ほど寝かせると落ち着いた辛味調味料となります。この量だと、我が家では1年分だと思います。

 

 柚子胡椒を仕込んでから散歩に出ました。他所さまんちの物干し場に、柿の実がいっぱいつるされてました。まめな人が暮らしているおうちなのですね。

 白い花が生垣で咲いてました。花の形はちょいとサンシュユの花みたいですけど、秋に咲くはずはないので別なものだと思います。なんだかわかりません。

 猫が社にお参りしているのに出会いました。そっとしときました。

 

   
夕食は小エビと野菜たっぷりのオムレツのライス添え、カキとオータムポエムのチーズ焼き、それとカブとレタスのサラダでした。手術の翌日は、ちゃんと料理ができました。右端は、カキのチーズ焼きを取り皿にとったところです。ホワイトソースでなく、生クリームだけにしました。

   ユキ子さんの東京土産は根津の一路庵の季節の和菓子です。
左から、渓流を流れる紅葉です。柿の実、中の餡に干し柿が刻み込まれていました。三つめは、メジロ、サザンカの花の花芯を啄ばみに来た姿のようです。見事にかわいいです、食べられるかな…

感染症予防のために、しばらく行動制限しなくてはなりません。制約下での記事になります、お許しを…

 

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。
来春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください

 


右眼の手術は「順調です」で、院長さんと出会ったヤギカフェの「ひげ猫のセレクトブック・コーナー」をご紹介…

2019-10-30 06:42:15 | あんじゃあない毎日

右側の2個、卵形した細長い小さなリンゴ知ってますか。左側のは紅玉です、形の違いが分かりますよね。このリンゴ、「スリムレッド」という名前です。
スリムレッドは、群馬県農業技術センター中山間地園芸研究センターでフジとアカギとを交配してつくった新しい品種です。1個130g程度と小さいので、おやつに一個丸かじりなんてときにベストなリンゴです。詳しくは、こちらをご覧ください

日曜日に沼田市へリンゴ狩りに出かけたユキ子さんの両親からいただいたんです。
両親がリンゴ狩りでスリムレッドを手に入れたのは佐山町の「峠の小野リンゴ園」です。沼田のリンゴ園の案内はこちらをごご覧ください

 

  昨日は朝から雨でした。前橋ミナミ眼科の予約は午後1時でしたから、その前に少し常備菜を仕込んでおくことにして、JAファーマーズ朝日町店へ買い出しに行きました。小雨が降っていました。
赤城山の鍋割がぼんやり見えていて、こども公園の木立もものすごくしずかでした。

そんな静かな木立の中に、赤い雨傘が見えました。


     サトイモの煮転がし、菊花の甘酢漬け、ひじきの炒め煮、牛吹き肉とマイタケの味噌そぼろ、そして、ゴボウと牛肉の有馬煮を作って片付けし終わったら12時になっていました。でも、これだけ仕込めば、今週の朝食には困らないですし、ユキ子さんの両親とこへもお届けできます。

 

 雨の中をミナミ眼科へ行きました。左眼の時みたいなトラブルがなくて、至極のんびりと行ってきちゃいました。
「順調に手術ができました。心配ないですよ」、手術直後の板倉院長さんの言葉です。大事ないみたいです。
「眼圧をコントロールする目薬は休んで、術後の三種類の目薬だけにしてください」とのことでした。手術後は目薬の管理にとても気を遣うんです。

今朝、9時にミナミ眼科へ行って、術後の検診をしてもらいます。

 時間的にはすこぶる短い手術ですけど、顕微鏡下でやる手術、やっぱ安心して任せられることが第一です。実は、板倉院長さんとは、呑竜仲店の「ヤギカフェ」で知り合った仲なんです。たまたまランチしに寄ったときに相席になってお話しさせてもらったのが最初なんです。

 

そのヤギカフェのピアノの上が、目下こんな状態になっています。奇妙なポップと猫本が並べられたんです。日曜日からなんです。
ポップの隣の本は、「猫本原画ニャー! 猫が歩く絵本の世界」(執筆・構成/福永信 デザイン/椎名麻美 /絵本原画集・解説付き /青幻舎・2019刊)、尾道市立美術館(2019年7月6日〜9月1日)で開催された同名展覧会の図録でもあるみたいです。それと、2020年には高松市美術館と豊橋市美術館で、2021年には川越市立美術館で、展覧会が予定されているみたいです。

 美郷さんの善意ある発案か、悪意を込めた企画なのかはわからないのですが、「サトウさんの猫本並べてセレクトブック・コーナーしてみたいのですけど、本をお借りできますか?」って。深く考えないで、「はい」っ答えちゃったんです。そしたら、ものすごい顔と姿の「ひげ猫」のイラストでポップが作られていたんです。

   提供した本は、イラストのヒゲ猫と関係なくすこぶるマジに選定したんです。
「名画の中の猫」(著/アンガス・ハイランド、 キャロライン・ロバーツ  訳/ 喜多 直子 /画集 /エクスカレッジ・2018刊)、「猫まみれ」(著/招き猫亭 /画集・エッセイ /求龍堂・2015刊)、「鈴の音が聞こえる・猫の古典文学誌」(著/田中貴子 /日本古典文学研究 /淡交社・2001刊)、「猫 クラフト・エヴィング商会プレゼンツ」(著/クラフト・エヴィング商会 /猫に魅せられた文学者たちの随筆集 /中央公論新社・2004刊)、ね、まじめでしょう。
なお、「鈴の音が聞こえる」の単行本は絶版、講談社学術文庫版か中古本でどうぞ、「猫 クラフト・エヴィング商会プレゼンツ」も単行本は絶版、中公文庫版か中古本でどうぞおです。

  「ヤーコプうちあけばなし」(作/トマス・ヘルトナー 絵/スヴェン・ハルトマン /絵本 訳/犬養智子 /CBSソニー出版・1979刊)、「俺、つしま」(作・絵/おぷうのきょうだい /漫画 /小学館から目下絶賛刊行中)
「ヤーコプうちあけばなし」は、「猫のヤーコプ」シリーズとして5冊が刊行されましたが、すべて絶版です。中古本をお探しください。図書館にあるかないかは調べていません、ごめんなさい。

 「猫のランデブー」(作/浅生ハルミン /パラパラ /青幻舎)、素敵なパラパラ絵本です。

こんなんが並んでます。期間中展示替えを行うかもしれません。

これは、「ヤーコプうちあけばなし」のおしまいの部分です。とても好きなページです。キキとよく見てたんです。
でもね、こうしてみるとこの国の出版事情が少し垣間見られますよね。初版後、20年も経っていないのに、単行本は刊行されなくなって文庫本になっちまう、絵本や画集は良いものでもちょっと前のだとなくなっていて、中古本探しになるのです。それなんで、画集2冊は新しいものにしました。ヤーコプなんか、今も手に入るといいのですけど…

ま、そんなわけですんで、手に取ってご覧になりたい方は呑竜仲店のヤギカフェへどうぞ。猫本よか素敵な人に出会えるかもしれません。

 

 夕食はすこぶる簡単、冷凍保存しておいたチキンカレーとほうれん草と卵のソテーでした。さすが手術した日ぐらい休ませてもらってもいいやいね。

 

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。
来春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

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前橋産のカボスでポン酢仕込んで、木の実草の実を眺め歩いて、Droitのレッスンに行ってきました。

2019-10-28 20:43:42 | あんじゃあない毎日

前橋産のカボスです。10個ほどあります。
生産者は磯田肇太郎さん、JAファーマーズ朝日町店の産直コーナーで見っけたんです。

   なかなか見事なカボスです。果汁たっぷりです。
絞ってみたら、600mlほど果汁が採れました。50%減塩醤油840ml、アルコールを煮切ったみりん360ml、それと出汁昆布と削り節を一緒に保存容器に入れて、今晩まで冷蔵庫で寝かせてから、濾すと、カボスの七五三ポン酢約1ℓが出来上がります。磯田さん、ありがとうございます。おいしく鍋料理がいただけます。

  朝食後の台所仕事はもう一つ、煮込みおでんの袋づくりでした。牛肉とキノコの袋と、銀杏いっぱいのけんちんの袋の二種類を作りました。そして、前日から下煮をしておいた牛テールと茹でた大根と一緒に煮込みました。あとの材料は夕方加えます。

 

12時からはDroitのトレーニング、少し遠回りしていくことにしました。磯田さんのカボスで遊ばせてもらったせいかもしれません。木の実草の実を見物することにしたんです。フェンスに絡んだヘクソカズラの実が橙色に色付きました。ヘクソカズラの実が艶々と色づくと、茶花として茶席に飾られたり、リースの素材になったり、急に人気者になるんですね。

   色づいたノブドウです。アメリカセンダングサの種、引っ付き虫ですね。それから、クサモミジ風になったエノコログサです。道端がにぎやかです。

  正幸寺の大公孫樹、一本は雌木です。見上げても実は見えないのですが、根方にはたくさんの熟れた実が落ちてきていました。葉っぱはまだしっかり緑色。

 キリの実ですね。この実の中の種、子どもの時におもちゃにして遊びました。種に翼が生えているんです、それを飛ばして遊んだのです。実が焦げ茶色にならないとだめです。忘れなければ、お目にかけますね。

 隆興寺のクヌギの実です。たくさん落ちているのを少し集めて写真に撮りました。コマを作って遊んだんですよね。良く回るんです。キキにお土産に持って帰って、サッカーごっこして遊んだんです。

   夏に青紫の花を咲かせていたハマゴウの実です。家のフェンスで育てられているフウセンカズラ、茶色くなった実、薄緑の実、白い小さな花、どれが主役かわかりません。そして、道端のプランターのセンリョウに赤い実がなってました。

 クサギの実ですね。派手な実です。紅色の苞が開くと青い実が中から顔を出します。

  次の二枚同じ木の実の写真です。なんだか分かりません。2㎜から3㎜ほどの小さな実がいっぱいなんです。花が咲いているときに出会っていれば良かったのですけど、記憶にないんです。分からない実です。

こんな実を眺めながら、Droitのレッスンに行ってきたんです。目の手術やなんかがあって少々運動不足、体脂肪が少しですけど増えていました。でもね、平衡感覚は少しずつですけど改善されているみたい、トレーナーさんも「いいですね!」って。

夕方、ユキ子さんの両親のところへ煮込みおでんを届けに行ったときに見た夕焼けです。
今日の午後、前橋ミナミ眼科で、右眼の白内障の手術を受けます。体調も良いので、あんじゃあないです。

 

   

東京の稽古場からユキ子さんが戻るのを待って煮込みおでんを食べました。二種類の袋の一つ、銀杏いっぱいのけんちん(炒り豆腐)の袋です。採れたての銀杏、おいしいですね。最後のが牛テール、ユキ子さんと半分こです。今夜のおでんは、牛テールのスープと昆布と鰹節の出汁を合わせたものになりました。おいしい出汁になりました。

 

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。
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2年前の10月26日にキキは旅立って行きました。で、昨日は静かに過ごしました…

2019-10-28 06:40:22 | あんじゃあない毎日

昨日の朝、5時45分ごろのことです。目を覚まして、ストレッチを始めようとしていたら、東の空の雲が真っ赤に染まりました。
僅かな時間で、普通の曇り空に戻りました。なんかの合図みたい…

忘れていたわけではないのです。2年前の10月26日にキキが旅立って行ったんです。
それで、昨日は静かに過ごそうと思っていたのです。

 

 「キキが旅立ちました。お迎えが来たんです」 2017-10-27

キキが旅立ちました。私とユキ子さんとの一緒の暮らし、17年9ヶ月と17日をおしまいにしました。そうなんです。おしまいにしたんです。寝てるんじゃないんです。お気に入りの椅子で、私の隣の椅子で寝てるんじゃないんです、おしまいなんです。今日は、吉駒伯母さんの命日なんです。その前の日に、キキは旅だったんです。

 

 いつもと違わないんです。隣にいるんです。私が酒飲んでいる隣りにいるんです。
でもさ、声かけてもお返事してくんないんです。お別れしたんです。

      (2017年10月27日の記事を再掲させていただきます) 

 2日前の夜から体調が崩れたんです。それで、一昨日はずっとそばにいたんです。お話ししながら、どうしようかなって、一生懸命考えたんです。
キキは、2000年の1月9日の夜、私の家に転がり込んできて保護を求めた猫なんです。大渡町の狩野動物病院の院長さんに診てもらって、一緒に暮らすことになったんです。転がり込んで来たときの推定年齢が2歳前後ということだったんです。だから、もう20歳、人間年齢換算だと95歳前後の婆猫なんです。
それに、一昨年の12月9日、『腎不全』の宣告を受けたんです。でも、コバルジンを飲んで尿毒症を防ぎながらずっと頑張ってきたんです。

 昨日の朝、相談したんです。「おヒゲの耳元でね、誰かが『もう頑張らなくていいんだよ』って話しかけてくれてるの、どうする、キキ、どうしよう…」
<……………………>、キキはお返事してくれません。そうだいね、返事できねえよね。

 でも、私は思ったんです。もう頑張らせちゃいけないって、動物としてのキキに、猫としてのキキに、自分の命を、自分の命のおしまいを、ちゃんとやってほしいと思ったんです。辛いけど、猫の命は人のおもちゃじゃないんです。猫の命は猫そのものの一番大事なものなんですよね。
<みゃあ〜>って、応えてくれたんです。
それで、私も決心したんです。狩野先生のところに連れて行かない、キキの力に任せようって…

 これはね、10年以上前の写真です。広瀬川にお花見に行ったときの写真なんです。肩乗り猫でお花見できたんです、キキは。
今暮している城東町の家も、建築家の小見山健次さんに「日本舞踊のお師匠さんと猫の暮らす家」をテーマに設計してもらったんです。キキの家なんです。

   

いつも一緒だったんです。るなぱあくの時はよく仕事を手伝ってもらいました。それより前、県庁の新採職員研修の特別講師もしたんです。子どもたちのキャンプで『キャットウォーク』の先生もしました。男女共同参画の仕事の時は講演会の演卓の上で私の話の手伝いをしてくれていました。
朝日新聞に連載した「ヒゲ園長とキキ」「ヒゲおじさん厨房に入る」という二つの新聞コラムでも、ちゃんとパートナーをやってくれたんです。
たくさん、たくさん、一緒にしてきたんです。

 17年9ヶ月と17日、いろんな所へ一緒に行きました。上野村の黒沢家住宅で追いかけっこしたり、板倉の雷電神社にお参りしたり、群馬県のほとんどの市町村を廻って歩いたんです。
飲み屋もスナックにも一緒したんです。ペルル、ひろ子、モモヤ、焙煎館、ヤギカフェ、青井食堂…、みんな一緒したんです。紅茶屋のリバティーなんか大のお気に入りだったんです。

これはね、去年の『猫フェス』のキャンネコした時に花こうのおかみさんにつくってもらった花冠をかぶったんです。かわいいでしょ、腎不全患ってる婆猫と思えないでしょ…

 こっちはさ、その『腎不全』の宣告受けた日に、これが最後になるかなって、一緒にまちを散歩した時の写真なんです。そのときから始めた日めくりは665日でおしまいになりましたけど、腎不全と仲良くしながら、ちゃんと猫してきたんです。
だから、もう頑張らなくていいよって、こんなにこんなにたくさん一緒してくれたんだから、もういいんだよって…

 

 昨日のキキは、私の膝の上でなでなでされたり…

 ベットで静かに横になってたり…。もう、食餌を摂る力を失ってました。水だけは、ときどき少しずつ飲んでくれてたけど…

 そいで、夕方の18時15分、お迎えが来たんです。静かに、ほんとうに静かに眠っちゃいました。お別れしたんです。

 キキの葬儀はユキ子さんと二人でします。
11月5日に吉駒伯母さんの法要もしなくちゃいけないので何かと立て混んでいます。お悔みやの儀は固くご辞退申し上げますので、一切お構いなくお願い申し上げます。

大事な相方を失いました。ものすごく悲しいです。ずっと泣いてます。
吉駒伯母さんが、生前、「キキがいなくなったら恭一さんどうなっちゃうのかね…」って心配してたんです。
自分自身心配です。ずっとずっと覚悟して来たことではあるのですが…

こういうことなので、しばらくブログを休みます。
伯母さんの法要がすんで、忌明けしたころ、また考えます。それまで、わがままをお許しください。

キキを愛してくれた皆さんに心から御礼申し上げます。

    (2017年10月27日の記事はここまでです)

 

 <まあな、キキがおヒゲを選んだんは、2000年の1月9日、初市まつりの夜だったんだいね。日付が変わるころに、酒に酔ったおヒゲは二男に頼まれて買い込んだ招き猫を抱えて歩いていたんだいね>

 <当時暮らしていた友人から借りてた家に続く狭い路地、そうなんさね、このあたりからキキはおヒゲの後について行ったんだいね。ガリガリに痩せて、もう歩くのもやっとぐらいになってたんさ、それに寒い夜だったんだいね…>

 <そう、この家だいね、おヒゲがドアを開けるとキキは足元をすり抜けて先に家に入ったんだよ。おヒゲはさ、一度は外に出して、「入っちゃダメ!」って言ったんだけど、足元から見上げてるキキを見て、「ユキ子さん、ネコ、ネコがついてきちゃった、シャワーして今夜は泊めるから…」って大きな声で言ったんだいね。
それから、ずっと一緒に暮らすことになって…>

 <キキは、おヒゲとお約束したのよ。
一つは、ちゃんと獣医さんのところへ行くこと。
二つは、家の中で暮らして勝手に外に出ないって。
三つは、外に出るのはおヒゲと一緒のお散歩だけ。
そして四つは、ちゃんと勉強してお話しすること。
約束はこの四つだったの、キキはちゃんと守って、おヒゲのパートナーとして暮らす道を選んだんです…>

 <ここは、キキがおヒゲと散歩のお稽古をした道、今は無くなってしまったけど石垣の上にカラタチの生垣があったんですよ。赤いハーネスとリードをつけて、勝手しないで一緒に歩く練習なのね。疲れたり、怖くなったりしたらおヒゲの肩に乗ってさ…、皆から「お散歩猫のキキ」って呼ばれるようになったのね…>


 昨日、カラタチの実を見っけました。
キキのことになると、2年前から時計は停ったままです。まだ何も変わってません。床にはキキのおもちゃが転がっています。キキが二階へ登るのに使っていた猫柱も、壁のキャットウォークもそのままです。そのままでいいと思っています。いつもそばにいる気がしています。
このブログでも、キキがいるみたいに書いてます。お許しください、お願いします。

 呑竜仲店のヤギカフェでお茶してたらにわか雨が降りました。家の近くまで戻ると、雲間から西日が差してきました。

踏切から、上電城東駅の方を眺めると、赤城山の荒山も夕陽に染まってました。キキがいなくなった三年目の始まりなんです。

 

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前橋めぶくフェスティバルは今日まで、昨日ちょいとのぞいてきました、若い人たちがいっぱい…

2019-10-27 07:06:39 | あんじゃあない毎日

昨日の朝、前橋こども公園から見た赤城山です。
土曜日でしたから、まだ9時過ぎなのですが、家族連れの姿がありました。
風もなく、良い天気と思っていたら、昼過ぎには雲が出てきちゃって…

  前日の雨でぬれた傘を広げて、JAファーマーズへ買い物に行ったついでに寄ったんです。子どもたちの観察用に造られた小さな田んぼにはまだ水がはられてました。赤とんぼが水面近くを飛んでました。

 

 お昼ごろに、前橋めぶくフェスが開かれている中央通り商店街に出かけてみました。広場には、お昼をする家族連れがいっぱい集まっていました。

  城東町2丁目の「インドカレーイシイ」もお店を出してました。すぐ隣は、ソーセージのコンドウポークですね。JAファーマーズ朝日町店の店長も特製弁当を販売してました。

  これ、オオタカです。間近で見るとすごいですね。
食べ物やアクセサリーなんかのショップのはずれに、NPO法人「日本鷹匠協会」がタカを展示してくれていました。いいですね。

 

    
こども用の服や帽子や靴下なんかを売るショップもあって、子どもたちはサッカーをしたり、お菓子作りをしたり、ペインティングしたり、いろんな事して遊んでいました。いいな…、まちに若者がいっぱいです。

 これはね、「焼きまんじゅうマフィン」、創業カフェを始めたムーちゃんの自信作です。
焼きまんじゅう一筋のサイトとして有名な「焼きまんじゅうを食らう!」でも取り上げられた人気作です。食べてほしい一品です。

  Bagel Cafe のベーグルです。昨日の夕食も、今朝の食事も、こちらのベーグルになりました。なかなかおいしいです。
それと、アレルギー対応の菓子も作っている元総社町のルイドール、前橋産の食材を使った焼き菓子を並べてました。

中央広場のステージでは、車いす体験の発表会をしてました。
医師から人が大勢集まるところへ行かないようにって言われている身なものですから、長居をせずに戻ってきました。

 オリオン通りでは、トロンボーンとドラムスの演奏にあわせてパフォーマンスをやってました。
「前橋めぶくフェス」は今日までです。

 

  

夕食はビーフストロガノフ、マッシュルームのサラダ、ジャガイモとほうれん草、そしてベーグルでした。

今日は、三代目吉駒は東京の稽古場に出張です。

 私は、家で静かに過ごします。二年前の今日、キキが旅立って行ったんです。

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。
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今日と明日、前橋のまちは「前橋めぶくフェスティバル」です。素敵な「若い芽」に出会えるチャンスです。

2019-10-25 20:01:36 | あんじゃあない毎日

今日と明日、前橋のまちで「フェスティバル」が開かれます。
「前橋めぶくフェス」は、「前橋の大地における『芽吹きの祭典』 未来の大樹を隠し持つ、今はまだ幼い芽を発掘、紹介し、みんなで応援するためのお祭りです」と、実行委員会。FOOD、CRAFT、ARTSの三つの分野の若い芽が中央通りにたくさん出店します。そして、その自信作を展示・即売してくれるお祭りなんです。素敵な「若い芽」に出会えるチャンスなのです。

「前橋めぶくフェス」は「前橋ビジョン 芽吹く」、このビジョンを形にして市民に楽しんでもらうイベントとして企画されたものです。前橋ビジョン「芽吹く」って何だったけなとお思いの方は、次の記事をご覧ください。

 田中仁さん特別講義『前橋ビジョン』(前工大公開講座)のあらまし

 「芽吹く」これが新しい前橋のビジョンです


 昨日は目を覚ました時から雨でした。薄暗い朝、でもいつも通り脚と腰と肩のストレッチを十分にしてから一日をスタートさせました。

  瓦屋根を打つ雨は結構強くて、午前のJAファーマーズへの買い物もユキ子さんに車を出してもらいました。ついでなんで、DROITのトレーニングも、往きは弁天通の入り口まで送ってもらっちゃいました。
トレーナーのSさんが、「良かったですね!」って迎えてくれました。手術後6ヶ月検診の結果が良かったので、安心して身体づくりを進められます。

 トレーニングを終えて、帰りは歩きです。雨の降りが強くなってきていました。人通りも少ないです。
でも、この雨は夜には上がっていました。「めぶくフェス」は心配ないです。よかったです。

  家に戻ってから、またユキ子さんに車を出してもらって前橋ミナミ眼科へ出かけたんです。15日にやった左眼の白内障の手術結果のチェックと、来週の29日に予定している右目の白内障の手術に向けてのチェックと指導を受けました。左眼の経過は良好、右眼も予定通りにやることになりました。

 柏葉アジサイの葉が色づいていました。
右目の手術が予定通りってことになると、今日から右眼の感染症予防のための抗生剤の投与を始めて、人が大勢集まるようなところへ出かけるのを避けなくてはいけないのです。これは困ったことなんです。
「めぶくフェス」に遊びに行ってはいけないことになってしまします。

  でも、全く行かないってのは良くありません。ですから、明日の午後に、完全装備をして出かけます。長時間滞在しなければ許されると思いますので。
チラシの裏に、いろんな企画が掲載されています。ポップアップして読んでください。
前橋めぶくフェスのFBのホームはこちらです、ご覧ください。

まちって、揺り籠みたいなものだと思うのです。ニワトリの卵をふ化させる孵卵器みたいなものだと思うのです。企業で言えば、ヤマダ電機も、招き猫も、JINS…なんかも、このまちで生まれ、このまちで育ち、巣立っていったんです。人だってそうです。私もこのまちに育てられたんです。ただ巣立ちのあとに戻ってきちゃっただけです。
だから、これから何が育ち、巣立ってゆくのかが楽しみなんです。前橋のまちが、いつまでも新しい芽を育てる揺り籠であってほしいと思います。


  雨の中を歩いていると、雨どいから道へ排水しているのに出会います。最初のうちはこの程度でしたが、だんだん降りが強くなってきて…

   我が家に近づくにつれて、見事な雨水を眺めることができました。ちゃんとゴム長靴を履いて、ゴアテックスのコートを着ていたから大事なかったのですが、傘を持たない左手の袖は雨でびしょぬれになっていました。


そうそう、めぶくフェスとタイミングを合わせて、表町のギャラリーアートスープでは「めぶく。アートコンテスト」って企画をやるそうです。これは11月10日までですから、手術後に行きます。FBはこちらです

 午後1時半ぐらいなのですが、まるで夕方みたい、我が家にたどり着いた時が一番強い降りになっていたのではないかと思います。20mほど先が良く見えない状態でした。

 

   

夕食は、洋風の鍋にしました。それと、レタス、ホウレンソウ、トマト、生ハムのサラダです。
洋風鍋には、「鮭の中骨水煮缶詰」を煮汁ごと使いました。他の出汁は使いません。ジャガイモ、ハクサイ、ダイコン、タマネギ、ブロッコリー、ブナシメジ、豆腐、ニンジンを8㎜角ほどに同じようにカットしています。味付けは塩・コショウ、仕上げにバターです。簡単で、おいしい鍋です。使う缶詰は、なんだっていいのですが、鮭の中骨の水煮がとにかく最高です。温かくて栄養価の高い鍋です。

 我が家の角のヤマボウシの葉が色づき始めました。寒かったです。それで、急遽予定変更して鍋にしたんです。

 

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。
来春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

第76回美登利会と三代目若柳吉駒襲名リサイタルの舞台は、こちらでご覧になれます

お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧ください


赤い木の実や柿の木を眺めながら、少しのんびりさせてもらった木曜日、シシャモの南蛮がおいしかった…

2019-10-24 19:58:08 | あんじゃあない毎日

柿の木です。実も熟れています。葉も紅葉しています。
昨日出会った柿の木の中で、一等賞をあげたくなった柿の木です。

 朝食後にユキ子さんの両親が暮らす朝日町の家を訪ねました。庭にツワブキの花が咲いていました。

  それから、加藤外科内科医院へ行って、前橋市の健康診査の受診予約をしました。前日に主治医に相談したら、「胃の検査は不要ですが、それ以外の検査はみんな受けたほうがよろしいですよ」ということだったのです。それで、胃カメラによる検査を除く検査をお願いしました。検診の予約日は11月25日になりました。
目下治療中の食道がんも、こちらの診療所で受けた昨年度の検診で見っけてもらったんです。検診は大事です。
近くの家の庭先に、黄色く色づいた柑橘の実がなってました。その下では、小菊の花が咲き始めていました。

 

  いったん家に戻って「こびる」をしてから、曇り空の下を出かけました。
広瀬川の対岸に赤い花のようなものが見えました。写真に撮って拡大してみたら、クサギの実です。赤紫の苞が開いて、中から青い実が飛び出しています。

  真っ赤な実がいっぱい、ピラカンサの実です。たくさんの実をつけるんですね。

 用事を済ませても、まだ赤い実に出会いました。ナンテンの実です。まだ真っ赤になってませんけど、ずいぶんと色づいてきました。
ついでなんで、岩神町の養田鮮魚店まで足を延ばしました。

 

  連続して台風が来ているので海が荒れて魚の種類が乏しい感じ、若旦那も元気ないみたいです。でも、アラやキントキ、コチや広島のカキ、北海道の生シシャモなんかも届いていました。

   

   

養田鮮魚店からの帰り道、柿の木にやたらと目が止まりました。柿の木といってもいろいろなんですね。実も色もいろいろ、実の付き方もいろいろ、枝が枝垂れてるのや枝垂れてないのやら、そして紅葉もいろいろなんですね。面白いですね。

いちばん最後の柿の木は、広瀬川の柳原制水門の貯水槽の対岸に見つけました。この写真の左上の隅のです。柳原制水門は閉じたまま、広瀬川の下流には水を流していません。柳原発電所の水門も降りたまま、それなんで行き場を失った水は余水吐きの堰堤を乗り越えて、余水路に音を立てて流れ込んでいました。年に何度かしか見られない風景です。

で、いろんな柿の木見た中で、一番気に入った柿の木に、記事のトップを飾ってもらったんです。


  るなぱあくを覗いて、遅い昼食を青井食堂でしました。
カキフライ定食のご飯を半分にしてもらいました。おいしいですね、カキフライは。大好きです。でも、ご飯は三分の一ほどを残しちゃいました。付け合わせの千切りキャベツも食べきれませんでした。ごめんなさい。でも、「定食」に挑戦したのは退院後初めてなんです、お許しを。

 

 銀座通りの空き店舗だった店が一軒開いてました。前に「不二家前橋店」があったところです。
「紅伊屋」です。精肉や鮮魚の粕漬けや味噌漬けなどの加工品を製造販売するお店です。荒牧町にショップがあったと思うのですが、こちらにも出店したんですね。紅伊屋のHPはこちらです。
このあたり、トンカツの「前野屋」、ラーメンの「二郎」、そしてこの「赤伊屋」、出店が続いていますね。

 新しいお店を眺めて銀座通りを来たら、顔見知り猫に会いました。
<もうすぐ降り出しそうだよ、急いでお帰り、病み上がりさん…>だってさ。
「大丈夫なんだい、検査結果は良好だったんだから…」

でも、ほんと、今にも降り出しそうだったんです。急いでお家へ帰りましょう…

 

 家に戻って、夕食のおかずづくりです。写真は、ユキ子さんの両親へ届けた分です。これを届けたときは、小雨が降り始めていました。
刺身はマグロとキントキ、菊花とキュウリの甘酢漬け、ブロッコリーの辛し和え、シシャモの南蛮にトマト添え、それとタラコと昆布の佃煮を詰めました。向こう側の保存容器の中にはけんちん汁が入っています。

 こちらは我が家の食卓です。ちょっと違うのは、タラコと昆布の佃煮がなくて、代わりに湯葉のトマト添えがあります。

  これが加工前の生シシャモです。きらきら光ってきれいな魚です。右が南蛮にしたものです。箸で持ち上げると崩れるほど柔らかです。骨はほとんど気になりません、頭から尾まで食べられます。塩焼きでも、から揚げでもおいしいですよ。

検診結果が良かったんで、一息ついた木曜日でした。
今日は、午後遅くに、前橋ミナミ眼科へ行って、来週の右目の手術について説明を受けてきます。

 

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。
来春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

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手術後六ヵ月検診の結果は、すこぶる良好でした、ほっとして、「猫の写真と詩まちなか展覧会」をご案内します…

2019-10-23 20:42:47 | あんじゃあない毎日

昨日の午前11時ころ、前橋赤十字病院から見た赤城山です。秋らしい赤城山になってきました。
食道がんの手術をしたのが4月22日、退院したのが7月18日、手術後6か月の診察を受けにやってきたんです。

 病院の東の庭のカツラの木の葉がほとんど散ってしまっていました。
「造影剤を使ったCT検査で、再発は見られませんし、ほかの臓器にも発生していません。大丈夫です。血液検査の結果も良好です、心配ありません」、主治医は検査結果を静かに伝えてくれました。
「こないだ詰まった後はどうですか、だいじょうぶですか、お肉は避けたほうが良いかも…」って、こないだの「食道」に豚肉が詰まったトラブルを案じてくれていました。
「はい、その後はだいじょうぶです。しっかり気を付けて、翌日はカツ丼に挑戦しました」。
「チャレンジャーですね…」、しょうもない患者って顔で笑ってました。

 前橋赤十字病院の周りの田んぼは、あらかた稲刈りがすんでいました。
パーソナルジム・DROITに作成してもらった10月11日までの2ヶ月のトレーニングの成果の資料を主治医に提出しました。退院後、体重は1㎏ちょっと減少してから60.5㎏ほどで横ばい、体脂肪は4.5㎏の減少、筋肉量は2.5㎏の増加、平衡感覚は片足立ち5秒→20秒、スクアットの負荷は10㎏→30㎏、というような状況なのです。主治医も安心してくれたみたいです。

私は、心配してました、がんの再発を。それが大事なかったですからありがたいことです。
次回の検診は1月になります。引き続き気をつけながら、身体づくりをしていきます。

 

 昼食はソバ、汁はくるみダレ、アテは、牛肉のしぐれ煮、春菊のごま油炒め、茹でた菊花、キュウリの薄切り、椎茸のごま油炒めの五品です。麺好きの私の麺食にできるだけ野菜や肉をつけるのはDROITからのアドバイスです。

それから、JAファーマーズへ買い出しに行って、その後に来客、ここまではすこぶる順調だったのですが…

 一転にわかにかき曇り…、買い物に持って行った津軽刺子のバックが見当たらないのです。探してもありません。仕方なくJAファーマーズ朝日町店へ電話で問い合わせたら、「サービスカウンターでお預かりしております」だって。
ありがとうございます。お手数かけます。ごめんなさいです。

皆さんの親切に支えれれて暮らしてるしょうもない爺さんです。
気分転換に、「まえばし猫町フェス」のうち、中央通り商店街で開催中の「猫の写真と詩まちなか展覧会」をレポートします。ご覧ください。

 

  「猫の写真と詩まちなか展覧会」は、中央通りの商店の壁やウインドーを借りて、作品展示をしています。芽部がいろいろな皆さんから公募した「猫の写真」と「詩・俳句・短歌…」を芽部のスタッフが組み合わせて写真と詩を楽しめるようにしてくれています。国道50号、本町通の方から、展示のある店を見てゆきましょう。

 最初は角の不動産(賃貸)あっせんサービスをしている「エイブル前橋中央店」、ここには作品のほかにこの展覧会の趣旨が掲示されています。ここからゑびす坂を下ってゆきます。

  坂の途中の「セレクトフーズベニフク」の窓、手作りの弁当やサンドイッチが人気、店の中で食べることもできます。次は、坂下の「串揚げ処 集い屋」の壁、夜だけの営業です。

   

馬場川通りとの交差点を超えて、「香り処 日野屋」のウインドーです。今年も新盆参りの香と絵ろうそくを買いました。かわいい小物もあります。
次はパーラーモモヤ、ご主人は幼馴染、こないだあんみつを食べました。「猫町フェス」期間中は「食のコラボ」に参加、期間限定特別メニューが用意されてますが、トンカツうどんも魅力的。

そして、黒田人形店、キキのお雛様は小黒三郎の組木人形、連れ戻り人形のSilkeはドイツ生まれ、キキも私も大好きな店です。
果物の「八百駒」が抜けてます。写真撮り行った日に臨時休業でした。それから、「鈴木ストア」です。ご主人は中央通商店街の顔役、化粧品・衣料品のほかに、猫グッズも取り揃えています。

    明治8年創業の呉服と和装品の「小川屋」、向かいの「白牡丹」は、宝石、貴金属、化粧品の専門店、私とユキ子さんの結婚指輪もこちらで作ってもらいました。そして、「山田屋陶器店」は、陶芸作家の作品も並んでいます。
あれ、漆器、小型家具、インテリアの店「足利屋」、こちらは店の脇に展示されてますが、写真がみあたりません、ごめんなさい。そして、銀座通との角の「すずはん」、バック、カバンの専門店、私の印伝の財布や革鞄はこちらのです。

     そして立川通りに近づくと、市役所の「まちなか分室」、気がねなく入っていろいろ教えてもらいましょう。向かいの宝飾品と時計の専門店「角田時計店」はショーケースの下の方です。それから、女性のインナーや靴下の専門店「八幡屋」はたくさんの作品が展示されてます。
そして、立川通りにとの角、コーヒーの「焙煎館」、ロイヤルブレンドとスラウェシが気に入っています。スラウェシは、インドネシアのアルファベットのKの字みたいな形をした島の名前、この島から産出するコーヒーなんです。そして「柄沢陶器店」、最近2合徳利を一つ買いました。醤油差し、飯茶わん、小皿…、結構いろいろ使わせてもらっています。

こんなお店に、たくさんの作品が展示されています。作品鑑賞のついでに、ぜひお店も覗いてください、新しい発見があるかもしれません。前橋中央通り商店街の公式案内はこちらです。

 

これはね、2016年の「まえばし猫フェス」の公認キャンペーン猫をやったときのキキです。三河町の「花こう」のママが、特別に作ってくれた花冠を被ってキャン猫したんです。キキと私にとって、「まえばし猫フェス」は素敵な思い出をつくってくれたイベントです。

 

  昨日の夕食は、野菜の豚肉巻きを土鍋蒸しにしました。使った野菜は、オータムポエム、菊花、ブロッコリー、ニンジン、インゲン豆、シイタケ、銀杏です。食卓で蒸して、ポン酢と柚子胡椒でいただきました。食いしん坊はポエムつくらないで食べちゃいました。

 それと、鶏の手羽先と野菜のスープ、ゼンフーズの「かかあの餃子」が入っています。

術後6か月検診の結果がすこぶる良好だったんで、気持よく食べられました。
前橋赤十字病院の消化器外科のМ先生はじめスタッフの皆さん、DROITのみなさん、本当にありがとうございます。わがまま者ですが、これからもよろしくお願い申し上げます。
 

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。
来春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

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ヤギカフェの猫絵題材「繭玉弁当」を食べちゃったんで、芽部の「まえばし猫町フェスティバル」のご案内です

2019-10-22 18:56:05 | あんじゃあない毎日

昨日の昼食です。呑竜仲店のヤギカフェに寄ったら、このお弁当が出てきたんです。
ヤギカフェで、弁当食べるの初めてです。食べる前に、ジ―っと観察、よくよく観察です。

    

まずは外装、はし袋に見慣れない文字列が並んでます。その横には、どう見たって「お札」、少々難しい文字が使われてますが「養蚕鼠除」と読めます。その下には、奇妙な顔の変な動物の絵です。
蓋を取ると、十六穀米が俵型みたいなおむすびになっていて、その上に黒灰色の塊、左のおかずのところに橙色の猫、枝豆の上には白い猫、おむすびの上の黒灰色の塊をよく見ると、耳がついてて細い尻尾、どうやら鼠っぽいのです。

  分からないでいたら、美郷さんが説明書きを見せてくれました。
現在開催中の「まえばし猫町フェス2019」、「食のコラボ 期間限定特別メニュー」の「『猫絵(猫札)』を題材にした選べるおかず繭玉弁当!」だってんです。モデルにした猫札は、新田猫絵といって江戸時代の上毛の国は新田郡で作られた有名な猫絵なんです。右の写真が新田猫絵の猫の一つです。迫力満点の猫なんです。さすがだいね、ヤギカフェさんは…
ちなみに、新田猫絵の実物をご覧になりたい方は、太田市立新田荘資料館へお出かけください。

 で、食べた感想、おいしかったです。ただね、私にはご飯が少し多すぎて、繭玉のおむすびを1個半残しちゃいました。ごめんなさいマスター。
呑竜にたどり着くまでに、あちこちで、散り落ちたキンモクセイの花で地面がオレンジ色になっているのを見ました。前夜からの雨に打たれて、一斉に散り始めたんですね。

 

 <千代田町5丁目のロン毛のミケです、お見知りおきを。キキがいなくなっちゃったんで、私たちが「まえばし猫町フェス」のご案内をします。
まえばし猫フェスはさ、5年ほど前から始まったみたい、やってるのは「芽部」って名前のサークルの皆さんなんです。暇な皆さんではないみたいなのですけど、「まえばしポエムフェスティバル」とか、「言葉の学校」とか、いろんなことをやっているんです。ヤギカフェのご常連さんが多いみたいです>

   <今年の猫町フェスはさ、10月20日(土)から11月4日(月)まで、前橋の中心市街地のあちこちを使っていろんな催し物をやっています。
「猫の写真と詩まちなか展覧会」は中央通り商店街のお店の壁やウインドーを借りて、10月20日から11月4日まで、「北原白秋『猫』作品展」と「お散歩写真・お散歩言葉作品展」と「芽部メンバーによるセレクトブックフェア―」は煥乎堂3階古本書店の中で10月20日から11月4日までです。
それから、「こども図書館展覧会 猫町ファッションショー」は前橋こども図書館(元気21内)お話し広場で10月20日から11月4日までです。この企画はこちらに詳しく載ってます

 <三河町の二階の窓猫です、よろしく。
ロン毛のミケさんに続いて、まえばし猫町フェスの企画の続きをご案内します。「Tuguko(川崎継子)作品展『Vie extraordinaire-日常に非ず』」は、萩原朔太郎記念館・蔵で10月20日から11月4日までですよ。

普通に働いて、普通に家族している市民の皆さんが、自分たちの力でイベントを開き、それも何年も続けて、おヒゲはそういうところに強く魅かれているみたいです。

 <「猫でもわかるポエトリー講座&朗読会」は萩原朔太郎記念館・蔵で10月26日(土)13:15からですよ。あたしは分かっているから行きませんけど、分かっていないでわかろうとしている方はぜひ参加してくださいな。
「詩のオープンマイクin月に開く」は「オープンバー月に開く」で10月26日17:15からだそうです。有料だけどお酒も飲めるらしいですよ。それと「MUSIC & POETRY NEEDS YOU 音楽も詩も君を必要としている」はCOOLFOOLで10月27日16:00からだそうです。

これらのイベントについての詳しいことは、芽部のFBホ―ムをチェックしてくださいな…>

  <二階の窓猫さんの下のガレージで暮らしてるサバトラです。残りのイベントを紹介しますね。
タケウチヒトミさんやkukuさんなんかが出演する「猫町演奏会」は萩原朔太郎記念館・蔵で11月2日14時からです。猫町劇団の「猫町おはにゃ~し会」は11月4日(祝)11:00から前橋こども図書館おはなし広場です。
そいでね、おヒゲが食べたヤギカフェのお弁当みたいな「食のコラボ」は、ヤギカフェとパーラーモモヤで期間中ずっとやってます。それから「kuku作品展 白黒図画」は「紅茶のティーストアで10月20日から10月3日まで、椎名真義さんが主宰する「シイナイト」は弁天通の「ブックバー月に開く」で10月29日20:00からです。
いろんなイベントがいっぱいあるんです。芽部のFBホームのほかに、新井隆人さんのFBでも最新情報が見られますよ>

 

   ということで、顔見知り猫の皆さんに案内役をしてもらいました。私は、中央通商店街の「猫の写真と詩まちなか展覧会」を見て歩いてました。ヤギカフェの弁当で満腹の腹を抱えながらう。展覧会の様子はァまた後で…
それからさ、昨日で前橋文学館前で出会った猫にも会えたんだけど、ガラス窓の中でぐっすり寝ていて手伝ってくれませんでした。
前橋市長の山本龍さんは「リーダーひとりではまちは変えられません…」って前から言ってました。これは市長のボヤキじゃないんです。芽部の皆さんみたいに、自ら「まち」に働きかける市民と一緒にまちを変えて行くんだってことなんですね、ほんと、そう思います。

 

  昨日は雨の予報だったんで、前日にJAファーマーズ朝日町店で富岡の黒川園芸組合の新ショウガを2㎏買い込んでおきました。これで2㎏です。

 1.5㎏は梅酢と甘酢を合わせた漬け液に漬け込みました。普通、甘酢漬けや梅酢漬けにするときは、ショウガを塩で下漬けしたり、加熱処理するのですが、私はそのまま漬けます。そのほうが呑兵衛の人たちが喜ぶからです。

   

残り500gはおろし金でおろして、砂糖のシロップで20分ほど煮ます。ショウガ500gに水500ml、砂糖500gにしました。火加減は中火です。煮てから濾します。で、ショウガシロップの出来上がり、冷蔵庫で1年はもちます。寝かせておくとまろやかになります。炭酸で割ればジンジャーエール、紅茶に入れればジンジャーティー、いろいろできます。私はお湯割りが好きです。

  城東町の路地には水たまりが一日残っていました。広瀬川沿いの遊歩道には雨に打たれた落ち葉が散り敷いていました。

千代田町の広場の水たまりでは、長靴をはいた元気な女の子が水しぶきを上げてました。楽しい雨あがり…

今日は、前橋赤十字病院の消化器外科で、食道がんの手術後6ヶ月目の診察を受けます。

 

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。
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猫のおかげで、前橋文学館と「ドラマチックな重鋼!! 髙荷義之原画展」、萩原恭次郎生誕120年記念展「何物も無し!進むのみ!」が紹介できます…

2019-10-21 20:05:00 | あんじゃあない毎日

昨日遊ばせてもらった猫です。DROITのトレーニングの帰り道、広瀬川の遊歩道で出会いました。
前にどっかで会ったことがある気がするのですが、すぐには思い出せませんでした。

 

  昨日の午前中、早い時間に建築会社の「野口組」の社長さんと社員が尋ねてくれました。写真は、国領町にある野口組の事務所で「社長」みたいな顔をしている猫と、「秘書」みたいにつきまとっている猫です。この二匹が来たのではなくて、二足歩行のできる本物の社長さんが来てくれたんです。

  私の病気治療の影響で1年遅れになってしまったのですが、納戸の増築をすることにして、小見山健次さんに図面を起こしてもらったんです。施工は、「野口組」にお願いすることにして、その打ち合わせだったんです。図面を見てもらって、現場を確認して、順調にすみました。

 DROITへトレーニングへ行く時であった中央駅近くで暮らしている猫が声をかけてくれました。
<どうして、野口組に頼むの? なんか訳があるの?>だって。
「オレが子どもの時に暮らしてた清王子町(現日吉町)の家のさ、一軒おいた隣に野口組の資材置き場があったんだよ。遊び盛りのオレはさ、その資材置き場に「秘密基地」をつくって遊んでたんだ…」
<ずいぶん昔の話だね…>
「70年近く前のことだけど、古い恩ほど大事にしなくちゃいけないのさ…」

 

 太陽の鐘の前を通ってDROITへ。レッスン前の計測で、先週の金曜日には59.5㎏まで減っていた体重が60㎏に回復していました。一生懸命食べている効果が出始めています。
トレーナーのSさんが、トレーニングの内容を大きく変えることを提案してくれました。下半身の筋力がずいぶん良くなってきたので、体幹のバランスの回復を強く意識した運動に変えて行こうという話なんです。もちろん賛成、今までと違う運動が始まりました。

 

    

DROITの帰り道、前橋文学館前の遊歩道で、前を猫が歩いているのに気づきました。猫を後をつけても「ストーカー規制法」に抵触することはないと思って、しばらくつけてみたんです。
猫は川岸のフェンスから離れて文学館寄りの植え込みの方に進路を変えました。文学館によっていくのかな、館長の萩原朔美さんと顔見知りなのかもしれない…、なんて思ってたら、文学館の方へは行かないで広瀬川にかかる橋の方に向かってゆきました。

  猫が立ち寄らなかった前橋文学館と、萩原朔美館長さんです。写真は前橋文学館のHPからお借りしました。

  心を揺らす 言葉との出会い、
  心を揺らす 人と出会う。
  前橋文学館は、出来事です。
       ― 萩原朔美(文学館長) ―

ホームページのトップにある館長の言葉です。山本龍市長が萩原朔美さんを館長に招いてから、前橋文学館はずいぶん変わりました。楽しくなっています。ぜひ遊びに行ってみてください。
館長さんがどんな方か知りたい方は、こちら(萩原朔美さんのブログのプロフィール)をご覧ください。

 ついでなんで、現在開かれている企画展「ドラマチックな重鋼!! 髙荷義之原画展」も紹介します。高荷義之さんは1935年に前橋で生まれた前橋出身の画家ですが、ちょいと特殊な分野ですごく有名な絵描きさんなんです。月刊誌「少年」の表紙絵をはじめ「週刊少年サンデー」や「週刊少年キング」なんかに迫力満点のメカニックイラストをたくさん発表してきた方です。そして、プラモデルのボックスの絵「ボックス・アート」どもたくさんの仕事をしています。さらに、「風の谷のナウシカ」のポスター画をはじめ、アニメの世界でも活躍してきたアーティストです。
その、高荷義之さんの原画展が1月13日まで開かれています。期間中に「原画」の展示替えも予定されているようです。詳しくはこちらをご覧ください

   

猫は前橋文学館前の橋を渡って、川の向こう側にある「萩原朔太郎記念館」へ入って行きました。
「おまえ、ここで暮らしてんのか?」
<違わい、こんなとこで暮らせるかい、Tって奴がうるさいんだから…>

 前橋文学館のHPからお借りした記念館の全景です。
前橋市北曲輪町69番地にあった萩原朔太郎の生家のうち、土蔵、書斎、離れ座敷の三つの建物が移築保存され、公開されています。三つの建物は、1900年前後に造られた明治の建築物です。詳しくはこちらをご覧ください

    

猫は、離れ座敷の裏手に入ってゆきました。どっかに行っちゃうのかなと思っていたら、裏を抜けて土蔵に続く道へ出てきました。そして、ゆっくりと土蔵の前を通り過ぎて行ったんです。

 更に、次の企画展の紹介です。今年は、萩原恭二郎の生誕120年に当たります。前橋文学館ではこれを記念して、萩原恭次郎生誕120年記念展「何物も無し!進むのみ!」(11月02日(土) ~ 2020年01月26日(日) )を開催するとのことです。私が大好きな恭次郎の企画展、観に行きます。詳しくは、こちらをご覧ください

   

銅像の脇を抜けた猫は、記念館の生け垣を潜って、隣の広場へ出てきました。そいで、広場のはずれのベンチに飛び乗ったんです。思い出しました、この猫ね、前に会ったことあります。赤城県道に面した家の飼い猫なんです、ガラス窓の中で日向ぼっこしているときに出会っています。写真もあるはずです。

 というわけで、DROIT帰りに出会った猫のおかげで、前橋文学館の紹介ができちゃいました。

岡本太郎作の「太陽の鐘」も周りの木々の葉が色づき始めて、表情が、一層穏やかに見えるようになりました。秋です。

 

 猫をつけてるときにみたあせびです。つぼみが付き始めてました。

   

 昨日も一生懸命食べました。サトイモ、ダイコン、ニンジンをはじめ野菜いっぱいの豚汁です。次は牛筋ダイコンう。ブロッコリーとミニトマトのサラダは胡麻ドレッシングと菊の花びらでいただきました。それと、秋サケのみそ漬け、そして、菊の花とネギの青い葉の部分の天ぷらです。大衆が少しでも戻るように多めの食事を頑張っています。

 

 

 直派若柳流の若柳吉駒でございます。
来春の美登利会は第77回を迎えますが、4月12日開催予定で準備を進めております。
これからも、初代と二代目の遺志と教えをしっかりと守り、精進に努めてまいりますので、末永くご贔屓いただきたくお願い申し上げます。

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